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ぼっちな俺だがラブコメな日常  作者: こめっこぱん
毎日が大変で騒がしい
23/58

体育祭の予行練習

 体育祭の二日前、予行練習をする日だった。といっても、流れを通すだけで、実際には競技をしないんだがな。なぜか行進だけはきちんと練習の時間があたえられてるんだよな。絶対おかしいだろ。行進の練習があるなら、競技の練習を、やってもいいだろ。などと思っていた。


 「それではこれから予行練習を始めたいと思います。頑張っていきましょう!」


 「うぇい!」


 随分とやる気がありますね、委員長は。生徒たちもやる気があるのか、皆盛り上がっていた。

 まだ体育祭でもないのに、よくこんなにはしゃげるな、こいつら。予行練習するくらいなら、俺なら速攻で家に帰りたいまである。練習したってなにがかわるっていうんだよ、まったく。早くおわんねーかな。こちとら最近妹に会ってなくて苛立ってんだよ。

 いかんいかん、落ち着かなければ。これが終われば寮に戻ることが出来る。それまでの辛抱だ。


 「まずは100メートル走です。選手は準備してください」


 ルール説明が始まり、最初の種目になった。ていうか、100メートルの説明って必要なのかよ。説明なんてなんもないだろ。しかも全員で走るとか、去年も思ったがなめてんだろ。

 その後も説明は滞りなく進んだ。トラブルもなくスムーズに進んだた。一時間くらいで終わりそうだな。これで早く帰れる。やったね。

 棒倒しの説明に入った。説明はすんなりいっていたのだが、とある生徒が質問していた。


 「すみません、選手決めのときも思ってたんですが、棒倒しって危なくないですか?怪我するかもしれないんですよ?」


 「それは承知のうえで決めました。先生に聞いて、オッケーがでたので競技に入れました」


 「そうですか。それでも、怪我したら誰が責任とるんですか?そこのところ、もう少し考えて決めてほしかったですね」


 「そうだそうだ」


 生徒の皆から野次がとぶ。確かに、その通りだ。怪我したらどうするきなんだろうな。三年生の運動部の人は、今怪我すると最後の大会に間に合わないだろうな。委員長はなんて答えるのかなと見ていたら


 「それは、なるようになります」


 などと意味不明なことを言い出した。馬鹿じゃないのかこの委員長は。ここまで無能だったとは知らなかった。


 「はぁ、わかりました」


 って、納得しちゃうのかよ。質問していた生徒も馬鹿だったんだな。この学校、進学校なのに大丈夫なのか?ちょっと心配になってきたぞ。


 ーー少しして、競技の練習時間がもうけられた。芸術科の生徒たちも体育祭には参加するみたいだった。正直俺は、帰りたかったのだが咲久野に呼び止められたため、帰ることができなかった。


 「光太、一緒に練習しよ?」


 「芸術科の人たちと練習しろよ。俺は、帰りたいんだよ。ていうか、芸術科の人たちってなに組なんだよ」


 「私は青組だよ。芸術科は全員青組なんだってさ」


 「俺たちは敵同士だろ。一緒に練習してちゃだめ

だろ」


 「別にいいじゃん。それとも、なにか嫌なことあるの?」


 「別にないが、俺は帰りたいんだよ。頼むから帰らせてくれ」


 「......わかった。また寮でね」


 落ち込んだかと思ったら、そのまま友達のところに行った。これでやっと帰れる。

 喉が渇いたため、俺は自販機に向かった。いつものアイスココアを買い、その場で飲み干す。

 甘いな。このくらい甘くないとやっぱだめだよな、などと思っていた。それにしても、明後日は体育祭か。まあ、適当に頑張りますか。そんなことを考えていると寮についてしまった。扉を開けると、誰かがそこに立っていた。


 「ただいま、お兄ちゃん!」


 なぜかそこには俺の妹がいた。

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