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EO -解放せし機械、その心は人のままに-  作者: 臣樹 卯問
第四幕 露顕と秘匿の攻防
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4-1 アキラの来た道

 -西暦2079年6月18日13時50分-


「アーッ!!!! 止まれッ!! 止ま――――わぶっ!!」


 木村の反乱の際に壊れた天井も修復された演習場。

 その中央部で倒れてしまった郁朗は微動だにしなかった。


『おーい、イクローよぉ。いつまでも寝転がってねぇでさっさとどけ。次が走れねぇだろうが』


 片山の声が演習場に響くが郁朗は微動だにしなかった。


『……もう放っとくか。タマキィ、次行け』


「うぃーす」


 ゴウッ!


 環が一挙動する度に風が切られる。

 いくつか置かれている樹脂製のカラーコーンの隙間を環が器用にすり抜けて行った。


「やっぱいいわ、これ。直線機動、曲線機動なんでもござれだな」


 環は郁朗すら障害物の一つとしてカウントし、彼の周りをぐるりと挑発する様に周回していく。

 日頃の仕返しとばかりに小馬鹿にされているにも関わらず……やはり郁朗は微動だにしなかった。


『よーし、タマキ、上がれ。次、大葉さん、行ってくれ』


 大葉はさすがに郁朗をカラーコーン扱いはしないものの、規定のルートをきっちりとなぞりメニューをこなす。

 環程のスピードこそ出ていないが、実戦で運用可能なレベルで安定していた。


「もう少しスピードが上がればいいんだけど……私自身の馬力が足りてないせいかな?」


『その辺は山中とハンチョーに相談しよう。モーターの換装と駆動燃料の追加で対応出来るって話だ。よし、大葉さん。上がってくれ』


 大葉は片山の指示に頷くと、スタート地点に戻る。


『次、アキラ……今度は上手くやれよ?』


 アキラは無言でスタートする。

 しかし5メートルも進まない内に、右足のバランスを崩し派手に背中から地面に転げてしまった。


「…………」


 アキラは声を上げる事はせず、立ち上がると再び動き出す。

 だが、どうしてもバランスを維持出来ずに転んでしまう。


『……アキラァ、居残りだ。イクローと二人で、どうやったら上手く走れるか考えながらやれよ? 環と大葉さんはメンテに行ってくれていいぞ』


「あいよー。行こうぜ大葉さん」


「判った。イクロー君、アキラ君……私にはアドバイスなんかは出来そうにないから……頑張ってね」


「……ウッス」


 その言葉にようやく反応した郁朗は、無言でその腕をパタパタと振った。

 アキラは少しだけ肩を落とすと、新式の移動システムを装備したまま彼の元へ歩いて行く。


「イクローさん、居残りッス……対策練りましょう」


 郁朗はゴロリと仰向けになり、首だけをアキラに向けた。


「対策も何もなぁ……原因は解かってるんだよ……僕の場合は例によって出力調整に失敗してるだけだと思う。全員が扱える様にって事で高効率な分、こいつ(・・・)のモーターへの送電キャパシティは小さくされてる。振れ幅が小さいから僕みたいな出力の大きい人間だと扱いが難しくなるんだよ」


「じゃあ、俺の場合はどうなんスかね?」


「アキラは間違い無く機体特性だよ。こいつ(・・・)のモーターは僕達の神経回路と接続されて駆動命令を受け取ってるだろ? そのせいで反応自体が鋭敏化されちゃってるんだと思うよ」


「なるほど……」


 アキラの機体特性。

 それはモーターコントロールの鋭敏化である。

 木村と同じ神経系の機体特性ではあるが、木村が神経全体に発現したのに対し、アキラはモーター駆動を命令する神経のみに特化して発現したのだ。

 木村の劣化版なのかと言うと、そうでも無いのがこの機体特性の面白い所である。


 郁朗達が関節モーターを駆動させる際、関節の遊び等を含めるとその動作にはムラが存在する。

 動作の大雑把な片山ならば、同じ動作を延々と繰り返すとその駆動誤差は5cm近くに及ぶ事もあるのだ。

 これがアキラの場合、機体特性をフルに意識した場合ならmm単位以下に収まる。


 例えば爆発物を投擲するという行為一つ取ってみても、投擲の際のリリースポイントの誤差が極僅かしか発生しない。

 周辺の風量、投擲物の形状等の変化が無ければ、ひたすら同じポイントを狙い続ける"精密爆撃"が出来るのである。


 専用兵装もこの特性を最大限に利用した物が用意され、演習のステージによっては片山と郁朗ですら完封される事すらあるというのだ。

 ただし神経系の特性という事もあり、持続時間は期待出来ない。

 環が一定以上の距離を見ようとすると脳に負荷がかかる現象と同じく、アキラも長時間の特性使用を行うと脳疲労によりダウンしてしまうのだ。


「って事はどうすればいいんスかね?」


「まぁ……慣れろって事……?」


「……結局はそうなるんスね……」


 二人は溜め息をつくと、諦めた様に訓練を再開した。

 数時間の残業(・・)の結果……ほんの少しだけではあるが、彼等の移動出来る距離は伸びた。

 だが正常に運用出来るレベルにはほど遠く、同じ内容の訓練がしばらく続く事になるのだろう。




 訓練を切り上げた二人は演習場の片付けを始める。

 これも居残りさせられた者の仕事の一つであるからだ。

 きっちりとやらなければ片山の折檻から始まり、千豊の説教で終わるお仕置きフルコースが待っている。

 並べられた障害物を片付けながら郁朗はアキラに話しかけた。

 訓練が上手くいかなかった事もあり、放っておくといつまでも沈黙が続くのが辛かったからだ。


「アキラは……最近どう? 身体が完治してからのこの一週間位、ずっと団長にシゴかれてたみたいだけど」


「……チャンピオンってのはほんとだったんスね……素手だと手も足も出なかったッス。タマキが格闘ならアテに出来るって言ってたのも納得ッスよ」


「へぇ、タマキがそんな事をね」


「イクローさんって……団長に勝ち越しした事あるんスよね?」


「ある事はあるよ。次の日にはボッコボコにされちゃったけどね……トータルではちょっと負け越してる位かなぁ」


「なんか秘訣みたいなモン無いっスか? 俺も……あの人に勝ちたいッス」


 アキラは格闘の絡んだ事となると、いつもより少しだけ饒舌になる。

 身に付けられるものであれば何でも、という風にその意識も高い。

 以前はそんな事も無かったのだが、あの事件を越えて何か思う所もあるのだろうと郁朗は考える。


「アキラは……どうして強くなりたいんだい?」


「役に……立ちたいんスよ……ここに拾って貰った恩も返したいし……こないだだって……結局は最後まで戦え無かったッスから……」


(あー……結構気にしちゃってたんだなぁ)


 郁朗は片付けの手を止め、アキラを近くの大きなベンチに誘った。


「アキラ、ちょっと話でもしようか。こっち座んなよ」


「え……でも片付け……」


「まぁまぁ、いいからいいから」


 郁朗はアキラの背を押して、無理矢理ベンチに座らせる。


「アキラ……さ。二人でゆっくり話す機会ってのも無かったからしょうがないんだけど、こないだ擱坐した事……やっぱり気にしてるのかな?」


「…………そりゃあそうッス。イクローさんが来てくれなかったら……俺だけじゃなくて、タマキも……ここのみんなも死んでたかもしんないッス……そんなんじゃ恩を返すどころじゃ無い……足を引っ張ってるだけじゃないッスか」


 アキラの口から出てくる"恩"という言葉。

 郁朗はその響きに危うさの様なものを感じた。


「アキラさ……さっきから出てくる恩って言葉なんだけどね。そんなに気にする事なのかな?」


「……命を拾って貰ったのに気にしないなんて……出来ないッスよ」


「命って……その話は聞かせて貰ってもいい話?」


「……むしろ聞いて欲しいッス。イクローさん達には……まだ礼の一つも言えて無いッスから……」


「礼……?」


 アキラは頷くと、ゆっくりと自身がEOになるまでの経緯を話し始めた。




 郁朗達が政治犯収容施設を襲撃した日の晩。

 夜遅くにかかってきた父親からの電話を、自宅にいたアキラが取った事から始まった。


 アキラの父親は極東陸軍に所属していた(・・)

 一般曹候補生として陸軍入りし三尉候補者課程を経た、所謂叩き上げの士官である。

 その経験の深さと人の良さが買われ、隊内の緩衝材としておよそ二年単位での転属を余儀なくされていた。

 それに付き合って転校が多かったとアキラは子供の頃を少し懐かしそうに語る。

 アキラの少し内向きな性格や言葉少な気に話す話し方も、この時期に形成されたものなのだろうと郁朗は推察した。

 

 父親は事件の起こる二週間程前から新規実験部隊設立の一員として呼び出され、陸軍本営に詰めていた。

 転属の打診を一度は断ったものの、高圧的な第一師団からの脅迫紛いの要請に抗う事が出来無かったそうだ。

 事件前日の父親からの電話の内容は他愛も無いものであった。


 明日はメディカルチェックだから腰痛の心配をしなくていい。

 お前の仕事の方はどうだ? 慣れたか?

 隊舎を抜け出す様な隊規破りをするのは、遥か昔の新兵の時以来だ。


 大きな違和感を感じ無い、そんな程度の内容でしか無かった。


 翌日。

 アキラが生業としている画業の打ち合わせから帰宅してしばらくすると、再び一本の電話がかかってくる。

 内容は父親が訓練時の事故で弾薬庫の爆発に巻き込まれ、部隊ごと殉職しという連絡であった。


 そこから遺体の無い葬儀を終えるまで、一瞬だったとアキラは語る。

 泣き崩れる母親を支え葬儀や手続きを進め、階級の特進を告げに来た軍の人間や少なくない保険金に群がる親族を追い払いもした。

 だが彼が一息つけた頃には、遺族達の間でも事件について言及する者は居なくなっていた。


 だがアキラだけは……どうしても事故の内容が信じられないでいたのだ。

 事故直前にあった父親の電話の内容が彼に疑念を持つ事を促したのである。


 隊規を破ってまで何故電話をかけてきたのか。

 電話の内容と現実の差異はどういう事なのか。


 父親が嘘をつく様な人間で無かった事もそれを後押ししたのだろう。

 父が何を伝えたかったのか。

 それを思うと居ても立っても居られなくなったアキラは、危険を承知で動き出す。


 まだ事故から一週間も経っていない。

 本当に事故があったのならば、焼け焦げた弾薬庫だってまだ残っているだろう。


 そう思った彼は、事故があったというNブロックにある陸軍本営内へと足を運んだ。

 事故に関する手続きという名目で営門へ申請すると、驚く程すんなりと中へ入れたのである。

 軍属とは思えないスーツ姿の男が案内につき、目的の事務関連の部署までアキラに同行を申し出た。


 監視のつもりなのだろうと判断したアキラは、途中でトイレに立ち寄り男の自由と意識を奪う。

 ビル内の道中に男から聞いていた、事故現場だという大きな青いシートの掛けられている場所。

 そこへ物陰に身を隠しながらだが、どうにか向かって行った。

 今考えればらしくない(・・・・・)感情に踊らされた無謀な行動であった、そうアキラは反省している。


 到着したシートの下にあったのは、とても爆発事故があった現場とは思えない綺麗な建造物であった。

 そこが本当に弾薬庫なのかも怪しく、それを見たアキラは事故など無かったのだと確信を持つ。

 静かな怒りに震えていたアキラの耳へと、周囲に数台の車両が停車する音がした。

 にわかに騒がしくなり始めた近辺に、不味いと感じた彼は本営からの脱出を試みる。

 幸いにも植え込みの多かった本営の敷地は身を隠せる場所が多かった。


 正門から出て行く運搬車両に潜り込み、どうにか外に出た彼は身の振り方を考える。

 

『俺に何かあったらまずは田辺さんの所へ行け』


 生前に父親から言われていた事を思い出し、第二連隊の本部へと向かった。

 父親は田辺が初めて率いた小隊の一兵卒という事もあり、その人柄も合わせて彼の覚えも良かった。

 アキラも小さい頃からたまに来宅する田辺には可愛がって貰い、その人となりを知っていた事も大きかったのだろう。

 そして田辺から門倉、門倉を経由し千豊の元へその情報が届けられ、彼は千豊の組織へと身を寄せる事となった。


「田辺さんを通して……千豊さんに拾って貰ってなかったら……たぶん俺は機構に殺されてたッス。そんでこっち側に来て俺は……事のあらましを知ったんスよ。多分オヤジがもう……まともな身体じゃ無いって事も……合わせて全部ッス」


「そうか…………それでアキラはEOになったのかい?」


「元々適合者候補として……名前はあったらしいッス……千豊さんにその話をされて……俺は直ぐに飛びついたッス」


「…………怖くは無かった?」


「そりゃあ……怖かったッスよ? 二度と目覚めないかも知れない……なんて言われたら。でも……オヤジがまともで無くなって……そのまま誰かを殺す位だったら……俺が自分で……やろうと思ったんスよ」


 郁朗はその言葉で先程のアキラの言葉の意味を察した。

 情報処理センターの作戦で大量に破壊されたEO。

 あの作戦迄に転化された機構側のEOの全機が投入された訳では無いだろう。

 だが最初期に転化されたであろう彼の父が、あの戦場に居ない訳が無かった。 


「そうか……それでか……僕達に礼を言いたいって言ったのは……」


「…………あの情報処理センターの……戦闘の映像は見たッス。多分ぶっ壊れた中にオヤジは居たんでしょうけど……俺はああなって……良かったと思ってるッス」


 郁朗はアキラのこの開き直りにも聞こえてしまうこの言葉を恐ろしく感じた。

 彼が父親を手に掛ける機会が無いだろうという事は喜ばしい事だ。

 だが身内同士が殺し合う戦場が近づきつつあるという事の怖さに、郁朗の心は震えた。

 

「良かった、って思える事は……アキラがお父さんと戦場で直接戦わなくて済んだんだって事くらいかな……親子で殺し合うくらいなら…………」


 郁朗はそこで一度言葉を切ると、身体ごとアキラに向き直る。

 そして改めて自分達に対する彼の想いを問うた。


「ねぇ、アキラ。君は僕達が……いや、僕が憎くは無いのかな? 確かに君の望んだ結果にはなったんだろうけど……それでも直接手に掛けただろう相手を前にして……どうして君はそんなに静かでいられるんだい?」


「あんな酷い戦場で……どうオヤジを見つけて、どう手加減しろって言うんスか? 自分に出来無い事を人様にやれなんて言える訳が無いッス。それに俺は眠ってただけで、結局何も出来無かったから……イクローさん達にはどんだけ感謝してもし足りないッスよ」


 いつもより饒舌な口調から、彼が感情のままに言葉を口にした事が判る。

 そしてその乗せられた感情が柔らかいものである事もだ。

 彼に許しを乞うた訳では無いが、郁朗の心を軽くさせるだけのものがその言葉にはあった。

 だからと言って『じゃあ良かったんだ』と素直に思える程、郁朗の持つ罪の意識も軽くは無い。


「それでアキラの気が済むならいいんだけど……僕としては正直複雑だな」


「イクローさん達だって好きで戦ったんじゃないって事は、俺もちゃんと知ってるんで……ただの俺の自己満足ッスから……オフクロの為にもこれで良かったんスよ」


「お母さんは今は?」


「俺の身元が割れてるんで……田辺さんの指示で……Sブロックの祖母ちゃんのとこに行かせたッス。何かに巻き込まれる前に……第二師団の膝元にいた方がいいだろうって」


「問題は無いの?」


「警護もつけて貰ってるみたいなんで……今ンとこは安心していいみたいッス。千豊さんが作ってる……Sブロックの施設が完成したら……事情を全部話して……そっちに移って貰おうかなと思ってはいるッス」


「…………その姿のままで会う事に抵抗は無いのかい?」


「親不孝の極みッスよね……でもこうしないと……やるべき事が出来無かった、って考えると……後悔は無いッス。オフクロも解かって……くれればいいなぐらいに……考えてるだけッスよ」


「…………」


(まいった……何歩も先に行かれちゃってるなぁ……)


「イクローさん?」


「アキラは強いね……僕なんかとてもじゃないけど敵いそうにないや」


「? ……何言ってんスか……俺、格闘訓練で一回もイクローさんに勝ってないんスけど?」


「アハハ……そういう強さじゃないよ。僕も……この身体になった事や戦場に立つ事への後悔はもう無いんだ」


 機械となった自身の掌を見つめながら郁朗はそう言う。


「今の極東の状況を考えたら、むしろ良かったと今は思っているよ。でもこの姿で母さんや恭子……妹なんだけどね、その前に姿を晒す自信はちょっと無いかな」


「それが……普通なんじゃないんスか? 俺がニブいだけッスよ」


「そうかな……? でも今の戦況を考えたら……そんな事も言ってられなくなるんだろうね……」


「……そんなにマズいんスか?」


「マズいっていうよりも、単に立地も問題だね。僕の家があるのはEブロックの北西の方だから……」


「Nブロックが近いんスね……そりゃあ心配すんなってのが……無理ッスよ」


 政府寄りの第一師団と千豊への協力を確約している第二師団。

 その二つの戦力がぶつかると予測されているのは、Nブロックとの境界があるEブロック北西部、それとWブロック北東部と言われている。


 内戦へのカウントダウンは始まっているものの、一般市民の危機感は郁朗達よりも遥かに低い。

 思いもしない形で彼等に火の粉が降りかかる可能性すらあるのだ。 


「そのうち千豊さんに父さん達の事を頼む事になるんだろうね……まぁそんな先の心配よりも……これ(・・)をどうにかしないとなぁ……」


「うっ……」


 郁朗の目線が足元へ移った事を悟ったアキラは、小さく呻き声を上げた。


「使える様になるまでは、しばらく団長が煩いだろうね……覚悟しときなよ?」


「…………ウッス」


 そうしてベンチから腰を上げ、片付けを再開する二人。

 アキラと話す時間を作って良かったと郁朗は思う。

 ここまで不透明だった……自身に向けられている、彼の敬意にも似た何かの正体を知る事も出来た。


(義理堅いのは美徳とも言えるけど、あんまりそれに縛られるのもどうかとは思うなぁ)


 郁朗はアキラの事を心配しながらも、終わらない片付けへと意識を向ける。

 そして明日も続くであろう、片山の小煩い説教の事を考えると辟易としてしまうのだった。

お読み頂きありがとうございました。

引き続きご愛顧頂けると嬉しく思います。

それではまた次回お会いしましょう。


2016.06.14 改稿版に差し替え

第五幕以降は改稿が済み次第、幕単位で投稿します。

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