表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
EO -解放せし機械、その心は人のままに-  作者: 臣樹 卯問
第三幕 狗吠《くはい》の末路
50/164

3-17 鼠軍の祭典

 -西暦2079年5月28日15時45分-


 男は柳原に伸し掛かったまま唖然と郁朗を見ている。

 何が起こっているのかよく判っていないのだろう。

 即時応戦という形にならなかったのは、突入した側にとってありがたい事であった。


 郁朗は無言のまま瞬時に男に近寄り、虫でも追い払う様にそっと男を払いのける。

 軽くなぞられただけで男は入り口のドアにぶつかり放り出され、そのまま部屋から退場する形となった。

 いきなりドアを突き破ってきた仲間に何かあったのを感じたのだろう。

 残っていた二人の男が郁朗達の居る部屋へと、サブマシンガンを構えながら駆け込んで来た。


(これはマズイ!)


 郁朗は男達を無視。

 柳原の安全確保の為に、彼女に覆いかぶさるしか無かった。


 タタタタタタタタタタタタタタタタタタ!!


 室内に軽い発砲音が響き渡る。

 9mmパラベラム弾が郁朗に襲いかかった。

 だが彼に着弾しても装甲に弾かれるだけであり、振りかかる弾丸の雨は柳原にも届かず無駄に撒かれただけで終わる。

 挿していたマガジン内の弾を撃ち尽くしたのか、慌てて交換作業をする二人。

 だが男達の意識が続いたのはここまでだった。


 タタタンッ! タタタンッ!


 三点バーストの発砲音が二回。

 男達は頭部を破壊され、べしゃりと音を立てて地面に倒れ伏した。


「すまねぇ、藤代。こいつらも通れない様な堅いバリケードで入り口が塞がれててな。乗り越えるのに時間がかかっちまった。で、肝心の柳原は大丈夫か?」


 ドカドカと分隊長達が遺体を乗り越え部屋に入ってくる。

 事態は収拾したが、何を置いても柳原の安否という事なのだろう。

 遅れてきた分隊長に軽く皮肉の一つも返す郁朗であった。


「どうにか。僕の心配も少しはしてくれてもいいんじゃないですか?」


 郁朗は柳原が寝かされていたベッドのシーツで彼女の身体を包む。

 意識はまだ回復していない。

 無理に起こした所で何を喋ったかは憶えていないだろう。


「この程度の相手にお前がどうにかなる様だったら、俺達なんざ今頃この部屋にだって入れてないだろうさ。どうにかってのはどういう事だ?」


「隣の部屋に吹き飛ばした男に襲われそうになってました。未遂で済んでると思うんですけどね」


「そりゃあ……」


 分隊長がシーツに包まれた柳原を痛々しく見つめる。


「撫でるつもりで弾き飛ばしたんで死んではいないはずですけど、どうです?」


 分隊員が隣の部屋でぐったりしていた男を引っ張りながら連れて来た。


「生きてるみたいだな。外で寝てる連中はどうせ見張りで何も知らんだろうが……後ろにいる組織の事も聞きたいからな。表で尋問するか」


 分隊員に男は肩で担がれ運搬されていく。。




「尋問は俺と藤代が居れば十分だな。お前らは柳原を運んで先に車両に戻っててくれ。それと彼女が無事な事を本部に連絡だ」


「了解」


 建物の外に出た所で指示を受けた分隊員三名は、柳原を丁寧に背に負うと車両のある方角へ歩いて行った。


「さて、始めるか。藤代、お前はまだ手を出すなよ?」


「任せます。ただ……情報を聞けるだけ聞いたら、あの男を痛めつけるくらいはやりますよ?」


 郁朗はまだ気を失っている刺青の男を親指で指すとそう言った。


「おっかねぇ……ほどほどにな。オラッ! 起きろッ!」


 分隊長は拘束されている男達を殴りつけ、意識を覚醒させる。

 目を覚ました男達は口々に罵声を飛ばし始めるが、郁朗の姿を一目見ただけですっかり萎縮してしまった。


「で……誰に頼まれてこんな仕事を請け負った? お前ら、どっかの組のチンピラだろ?」


 分隊長がそこいらに落ちていた細い鉄の棒をプラプラさせて男達に問うた。

 当然誰も返答はしないのだが、その静寂の場に


 ゴリッ!


 何かを折る様な音が響く。


「イギィィィィィィィィあああああああああああああ!!」


 同時に男の一人がもう悲鳴とは呼べない、獣の様な叫び声を上げて……いや、上げさせられていた。

 指の一本が手の甲まで裏返っているのが郁朗にも見える。

 分隊長が鉄の棒を指にかけ、へし折ったのだろう。


「黙るとこうだからな? 一人づつだ。一本づついくぞ? 次はお前だ、もう一度聞――」


「喋るッ! 何だって喋るから勘弁してくれッ!」


 分隊長に睨みつけられた見張りに立っていた一人が、実にあっさりと口を割った。

 目の前で仲間の指が反り返る所を見せられたのだ。

 大した信念も持たない半グレと言っていいチンピラに抗える訳も無い。


「……なんでぇもう終わりかよ、根性ねぇなぁ」


「……俺達は兄貴に小遣いになるからって連れて来られただけだ……細かい依頼の内容なんて知らない……上手くやれば人も撃てるっていうし……」


「組の名前は?」


「あ、朝見組だ……兄貴は若頭の小竹さんにやれって言われたって。そうなんでしょ? 兄貴ィ!」


 柳原に伸し掛かっていた男がこの集団のリーダーで間違い無い様だ。

 チンピラは刺青の男に必死にそう乞うていた。


「って事はこいつがこの件については何もかんも知ってるって事だな?」


 口を割った男がこれでもかと頷いたので分隊長は獲物を変更し、刺青の男に的を絞って責めにかかる。


「で、お前はその小竹とかいう糞ヤクザに何を頼まれた? こうなったら喋っちまった方がいいぞ? 人数足りないのに気づいてるか? もうこの世に居ねぇからなんだけどよ」


 腰のホルスターに下げていた拳銃を抜き、セーフティを切り替え男に向ける。


「痛めつけた所で喋らんのだろう? 情報を持ってるのは自分だけだから、どうしたって殺されねぇなんて思ってるだろうからな」


 図星だったのか、男はビクリと身体を震わせた。


「別にお前に聞かなくたって、小竹さんとやらからキツ目に聞き出してやりゃあいいんだ。まぁ、どのみちお前らの組は遅かれ早かれ無くなっちまうぞ? 俺達が一人残らずブッ殺すからな」


 分隊長は物騒な言葉に合わせた目つきで睨みながら、拳銃を男の頬にペチペチと当てる。


「潰れちまう組に義理果たして、一丁ここで死んどくか? それとも盃交わした兄弟売って生き残るか? どっちにしたって破滅だろうけどよ、お前さんはどっちにすんだ? あんまし時間もねぇからな。十秒以内にはっきりと応えてくれや」


 ゆっくりと十秒をカウントし始める分隊長。

 みるみる顔色の変わる刺青の男。

 二人を見ている郁朗は、分隊長のその追い込みの手管の見事さに舌を巻いていた。


「……判った……喋れば本当に殺さないんだな?」


「ああ、殺さないぜ。俺は約束だけは守る男だからよ」


「……俺が小竹の頭に言われたのは……女の写真を渡されて……こいつがターミナルホテルのビュッフェに来る。テロリストだから攫って薬を使って情報を聞き出せって。お上に頼まれたとも言ってた」


「聞けと言われた情報の内容は?」


「セキュリティに関する項目全てだ。アクセス権限だけじゃなく、動力施設を管理する為に必要なパスワードなんかも聞き出せって言われた」


「で、その情報をお前はどうした?」


「あんたらが来る十分前ぐらいに頭に連絡して伝えたよ。その女はテロリストだから、後は好きにして構わねぇって言われたからな……」


「そんだけ聞けりゃ十分だな。さて、サヨナラ前にお注射一本射っときましょかね」


 分隊長は男達の腕に次々と注射していく。


「それな、お前らの位置を特定するナノマシンが入ってんだ。信じる信じないは自由だが、今後俺達に関わる、もしくは俺達の情報を売る様な事があれば即座に殺しに行ってやる。死にたくなきゃ忘れんな」


 分隊長はそう言うと一歩下がる。


「こっちは終わりだ。もういいぞ」


 分隊長の言葉に促され、郁朗はズイと刺青の男の前に出た。


「な、なんだ……このバケモノ……」


「失礼な人だなぁ。あなたみたいな物事の良し悪しの分別もつかないケダモノにだけは言われたくないんだけど。さて、一つ聞きたい。彼女には手を出した?」


「自白剤を射っただけだ……フラついてる内にヤってから殺そうと思ったら……あんたらが来たんだ……そんな時間なんて無かった……」


「本当かな?」


「本当だ! 信じてくれ! あの女の体を調べれば判る事だろう!」


 郁朗は刺青の男の目をしばらくカメラアイで見つめると、男の肩に手をやった。


「ヒッ!」


「ナノマシンも射ってあるし信じてあげるよ。嘘だったら殺しに行けばいいんだし。でもお仕置きはしないとね。また別の場所で馬鹿な事を考えるだろうから」


「こ、こ、殺さないって言ったじゃ――」


「ああ、安心していいよ。あの人が殺さないってだけの話だから」


 確かに分隊長は言った。

 俺は約束を守ると。

 その約束に郁朗が含まれるかと言えば、文脈を見る限り含まれないと考えるのが妥当だろう。

 郁朗の言葉に泣き出しそうになっている男の股間の上に、その硬い足をそっと乗せる。


「僕も殺そうとは思わない……っていうか殺す価値も無いっていうかね。ただ、さすがにやっちゃいけない事をやる所だったからさ。即死って事にはならないと思うけど、結果的に死んじゃったらごめんねって事で」


「ッ! や、や、やめッ!」


 グチャリ


「――――――ッ!!!!」


 男の股間を郁朗がそっと踏み潰すと、男の股間にあった物の一部が音を立てて潰れた。

 彼は悲鳴も出せず、白目を剥いて泡を吹いて倒れている。

 ショック死する可能性もあったが、男はしぶとく生にしがみついている様だ。


「そんじゃあな、頑張ってここから逃げ出してくれや。早く病院に連れてかねぇと、そいつ死んじまうぞ?」


 郁朗と分隊長は拘束された男達から車のキーを奪うと、彼等を放置してあっさりとその場を後にした。




「お上ってのはブラフだな。官憲が動くならこんなもんじゃ済まねぇ」


「ですね。木村が動いたと考えていいんでしょう。欲しがった情報から考えると」


「ああ、間違いないと思うぜ。本部に急いで連絡しないとな」


「じゃあちょっとショートカットしましょうか。担ぎますよ?」


「おおう……格好は良くねぇが、確かにこの方が早いか。藤代、頼む」


「行きます」


 郁朗は分隊長を担ぐと全力で駆け出した。

 車両の待機している場所まで樹木を駆け上り、廃ビルの上を飛んで直線で進む。

 時間にしてほんの一分程で待機地点へと到着する。

 その場に居た大葉を含めた面々が、何やら難しい顔をしていたのが郁朗には気になった。


「お待たせしました。どうしたんです?」


「藤代さん、お疲れ様です。それが……本部との連絡が取れないんですよ」


 年若い分隊員が現状を教えてくれた。


「これは……既に何かが起こってると考えていいんでしょうね」


「だな、間違い無い。あれだけの情報が持っていかれてるんだ。アジトの動力部も含めてちょっかい出されてると見ていい」


「……この車両でアジトまでモーターを保たせる前提で全力走行して……どのくらいの時間で走れます?」


「どうしたって一時間半はかかるな。直線距離なら百kmも無いんだが……」


 郁朗はどうするのが最善か思考する。


("フルドライブ"を使ったとして……ビルの上を直線で進めば四十分もあれば……)


 一時間半後に全員で到着するよりも、疲弊はしてもEOである自分が短時間で到着した方が切れる札は多くなるはず。

 そう考えた郁朗は分隊長に先行する事を申し出る。


「僕が先行します。強制駆動燃料があれば車両よりも早く到着出来ますから」


「お前一人で行って何が……いや、出来るな」


 分隊長は郁朗が一人で行こうとした事を咎めようとしたが、郁朗の能力を顧みて賛同の意を示した。


「……木村を止める事を前提とするならEOの力が必要になります。でもタマキとアキラだけじゃ、手札としては少し弱いと思うんです。木村の力は現時点で未知数ですから」


「だが……そんな無茶をした後に木村とヤレるのか?」


「伊達に"二人目"じゃないんですよ? アクチュエーターの慣熟に関しちゃ、団長よりも上なんですから。百km近く走った程度でどうにかなる様なヤワな身体じゃないです」


 これは嘘だ。

 いくらEOの強靭な筋力があるとはいえ、それを稼働させるモーターに負荷をかけ続けて負担が無い訳がなかった。


「……済まん。おい! 強制駆動燃料をあるだけ全部藤代に渡せ! 先行して貰う!」


 それを察したのかは判らないが、分隊長は一言だけ謝罪すると部下達にそう命じた。


「イクロー君、こいつも。まだ半分も使ってないだろうから」


 大葉が腰のマウントから強制駆動燃料を外し、郁朗に投げて寄越した。


「大葉さん、分隊のみんなと柳原さんの事……頼みます」


「真っ直ぐアジトに戻るだけになると思うけど……いざとなったら盾にだってなんだってなるよ。それより……木村さんてそういう人だったんだね……私も得体の知れなさみたいなものは感じていたんだ……」


「黙っててすいませんでした。でも……」


「いいんだ。私に知らされても、逆にオドオドするだけで何の役にも立てなかったはずだよ。君の判断は正しかったと思う」


「…………」


「藤代、これで全部だ。あるだけ積んでいけ」


 郁朗と大葉が互いへの申し訳無さで黙っていると、分隊長が強制駆動燃料を抱えてこちらへやって来た。

 郁朗は各部のマウントに燃料を積むと、早速身体への流入を開始する。

 濃緑だった循環液が徐々に色を失っていき、エメラルドグリーンに変わっていった。


「……大葉さん、色々と片付いたら……またガッツリ訓練しましょうね」


「! ハハハハハ。そうだね、私ももっと強くなりたいと思ってるから…………気をつけて」


「じゃあ、行ってきます」


 郁朗は一声発すると、地面を蹴る音だけを残してその場から消えた。





 郁朗が南部廃棄地区から駆け出した頃、既にアジトは混乱の兆しを見せ始めていた。

 まず通信システムがダウンした事により外部から隔離され、他の施設との連絡が取れなくなる。

 しかもこれに気づくまでに時間を必要としたのも後手に回った原因の一つだ。

 基本的に定時の連絡以外は通信をしないのがこのアジトの慣例になっている。

 外部からどの様な形で内容が漏れるか判らないという事で、重要な内容であればある程人の手を使って伝達されていた。


 通信システムの異常に気づき、他にも何か異常が無いか確認を取るスタッフ達。

 だがその時点でアジト内のセキュリティの半数以上が無効化、パスコードの変更が為されていたのだ。

 オペレート班のほとんどが不在という中でのその奪還作業の困難さは、考えるだけで彼等を絶望の淵に落とすには十分な内容であった。

 奪われた設備は兵装用の倉庫とアジト内隔壁の制御システムの半分、そして地下発電施設のセキュリティも含まれている。


 元[明けの遠吠え」の面々は兵装倉庫に忍び込み、武器を確保。

 然る後に地下発電施設を奪取、隔壁をコントロールして籠城を始めたのだ。

 同時に放送で発電施設の占拠を告げ、アジトの明け渡しと木村をリーダーとした組織人事の刷新要求がなされている。


「想定してた以上に事態の動きが早い……鹿嶋、システム奪還の見通しは?」


 千豊や新見、片山までも不在の今、戦闘指揮を採っているのは間崎である。


 あの男の事を環とアキラに任せっきりなのは心苦しいが、その場に自分が居てもどうにもならない。

 いや、むしろヘタに人質にでもされようものなら環達の邪魔にもなりかねないだろう。


 そんな考えもあって、施設奪還に注力するしか選択肢が無かったのだ。

 

「真っ当な手段では今の所厳しいです……出ているうちの子達が帰ってくればもう少しなんとか……千豊さんがここに居てくれれば奥の手が使えるんだけど……」


「奥の手?」


「千豊さんと倉橋班長、そして私の三人だけが知ってる、システムの強制ダウンの方法ですよ。一度システムを落としちゃうと、再構築するまで無防備になっちゃうんで出来れば使いたくないんですけど……それに三人の内、二人分のキーが無いと使えないんです」


「……最悪その手が使えるって事は憶えとく。今は出来るだけの事をしてくれ」


 鹿嶋は会話しながらも、恐ろしいスピードで自らが構築した防壁をすり抜けてシステムの基幹部へと手を伸ばしている。

 この辺りがオペレート班班長の面目躍如たる所なのだろう。


 そうしている間に間崎も自分の小隊へ指示を出し、地下発電施設の正面を固めている。

 籠城している木村派の人員が他部署への被害を出さない様に、その外部への浸透を押さえているのだ。

 幸いな事に人的損害は互いにまだ出ていない。


(戦争ごっこがしたいのは構わねぇが他所でやれ、他所で。それより雪村達は大丈夫なんか……)


 間崎の心配は悪い方で当たっていた。




 騒ぎが大きくなり始めた時点で、環を含めた残留EO達は整備場に居た。

 メンテナンスを終えたばかりのその瞬間を狙ったかの様に、施設占拠のアナウンスがアジト内に響く。

 即座に木村は臨戦態勢になり、環達に襲いかかって来たのである。


 だがこうなる事は事前に予見していたので、環もアキラも慌てずに彼と相対する事が出来た。

 打投極、様々な攻防を繰り広げつつ彼等は移動して行く。


 最終的に広さもあり邪魔も入らない、生身の他者への被害を最小限に抑える事が出来る演習場へと、木村を誘導する事に成功する。

 これは木村側もそれに乗ったからこそ、上手くいったという事でもあった。

 彼からは郁朗と片山が不在の内に、少しでも組織側のEOの数を削いでおきたいという考えがありありと感じられた。

 自陣営が負ける事など微塵も考えていないのだろう。


 その証拠に演習場では、木村のその余裕を体現するかの様に……環が両腕を砕かれ崩れ落ちていたのである。

お読み頂きありがとうございました。

引き続きご愛顧頂けると嬉しく思います。

それではまた次回お会いしましょう。


2016.05.13 改稿版に差し替え

第四幕以降は改稿が済み次第、幕単位で投稿します。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ