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EO -解放せし機械、その心は人のままに-  作者: 臣樹 卯問
第七幕 真実の中に浮かぶ活路
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7-6 絶界の衣

 -西暦2079年7月24日08時45分-


 触れれば切れる。

 今の片山は文字通りにそんな身体ではあるのだが、それよりも鋭利なものがこの空間には存在した。


 片山と一号は互いの戦意が互いに向き合った事を確認すると、ジリジリと爪先で距離をこそぐ様に動き始めた。

 この二人の睨み合う空気。

 それこそ触れれば切れそうな、他人の介入を一切許さない圧迫感を放っている。

 そして……。


 びゅうと屋上に一迅の風が吹いた刹那、とうとう二人は激突したのである。


 地を蹴ったタイミングも、腕を繰り出した瞬間もほぼ同等。

 地力が高い分、僅かに片山の方が速かっただろうか。


 体幹の乗った砲弾の様な拳が一号に先に届く。


 経験豊富な武術経験者ならば、そう見取って彼女が先に損害を受けると読むだろう。


 だが一号には襲撃者……アンノウンとして試作強襲型と呼ばれるに値する事象を起こせるだけの、極東の現状の科学技術からは考えられない装備を内包している。

 それを身を以って知っているのは、一度殺されかけた片山のみ。


 片山の繰り出した右拳は、彼女の僅か数センチ手前で慣性を奪われ完全に失速。

 棒の様に伸び切ったその腕は隙だらけとしか言えない状態であった。


 一号はその腕を無造作に掴む。

 全身ハリネズミ、高周波振動ブレードで構成されている片山の装甲を平然と掴んだのだ。

 彼女以外の機体が同じ事をすれば、その指数本が瞬時に地面に落ちていただろう。

 つまり彼女にはこの高周波ブレードすら、現時点(・・・)では満足な攻撃効果を与えられないのである。


「何回味わってもその感覚には慣れねぇな……どんなトリック使ってやがるんだか……この身体でも通用しねぇとか、たまったもんじゃねぇぞ」


 ギシリと片山の右下腕の装甲が小さく悲鳴を上げる。

 以前の装甲ならば既に握り潰されていただろう。


 そんな状況ではあるのだが、覚醒からここに至るまでの少ない時間で用意したのだろう。

 片山も考え得る限りの対抗策を試すつもりの様だ。


 片山はこの違和感の伴う現象は、攻め手側の物理運動そのものに影響を与えるものだと結論付けている。

 高周波振動ブレードの高速振動が停止している事がその最たる例だろう。

 そう確信を持った片山は一先ず打撃を封印する。

 直撃する手前で確実に失速する以上、どれだけの馬力をこちらが誇っていようが無意味なのだから。


 そうであるならば、一号との接触面を足掛かりに攻め手とするのはどうだろうかと考えたのだ。

 片山は腕を握らせたまま、自身の腕を力任せに返す。

 膂力では圧倒的に上回っている為、いとも簡単に腕は裏返った。


 片山の対策はどうやら的を射ていた様だ。

 どうやら一号の身を守っているであろう防壁は、彼女自身の物理運動には干渉しないらしい。


 無理矢理関節を返された事で、彼女の肘関節に小さくダメージが入ったのだろう。

 慎重な性格の一号は片山の腕を即座に離し、飛び退ってその手を引いた。


「…………」


 まさかの自身へのダメージに……本当に僅かなものではあったが一号は困惑している。

 EOとして覚醒した際に聞かされた話の全てを、彼女は理解出来た訳では無かった。

 だが少なくともこの身体になってから、彼女が極小さいとはいえ痛みを覚えた事は無い。

 自身の装備の使い方が至らないのだろうかと、今一度彼女は当時の早村の言葉を思い返す。


 彼女の持つ規格外の防御機構の正体。

 これは極東の最先端の科学を以ってしても解明出来無かった技術であった。

 便宜上、アンチ・キネティック・テリトリー(A・K・T)と呼ばれている。

 直訳するならば『力学を伴う運動に抗する領域』、となるのだろう。


 つまりこのギミックが作動している間は……一号の周囲に張られた数センチのフィールドによって、あらゆる物理運動が吸収・停止させられてしまうのだ。


 銃弾や拳は勿論の事、分子の熱運動やレーザーの周波すら歪め霧散させてしまう。

 彼女に本営ビルの防衛レーザーが一切通用しなかったのは、この機能のお陰と言える。


 この装備を搭載しているEOは極東において彼女ただ一人。

 これの意味する事がどういう事なのか?


 まずは量産出来る様な代物では無いという事だ。

 極東の科学技術という面で見て、地表帰還開発機構は最先端の領域にある組織である事は間違い無いだろう。

 情報処理センターに埋蔵されていたデータからも考えられる通り、表に出されず封印されていた技術を偏に握ってきたのだ。


 その機構の技術陣が最善を尽くした上でも動作させるのが精一杯。

 装置そのものの分解・解析など一切出来無かったという、曰く付きの技術なのである。


 ならばこれはどこからもたらされたのか?

 彼女へのこのギミックの搭載を命じたのは早村であった。

 この技術の出処を知るのは早村……そして郁朗との邂逅を待つ甲斐だけであろう。


 弱点と呼べる弱点を見出だせない、実践形式のテストの結果でもそんな答えが出たはずであった。

 ただ実働テストの際に片山と同じ発想に至り、実際にやってのけられるだけの人材が居なかったという事なのだろう。


 つまり片山の実力は……機体性能さえ追いつけば、二号や六号を遥かに凌駕する実力を秘めているという事に他ならない。

 当の片山と言えば……。


(触られてる間は例の感覚も無かった……装甲の動作は止められちまってるが、力や衝撃を送り込む事は出来そうだ……上手くやれば関節ぐらいなら潰せるって事か。とは言っても……)


 即席の対処法が殊の外上手くいったせいだろうか。

 片山はツキはあるのかも知れないと小さくほくそ笑む。

 だがその程度では決め手にならない事も理解していた。

 一号にもそれを理解されている事が、先程の一合で感覚として受け取れたからだろう。


 ダメージを受けたと認識した瞬間に、簡単に引く事が出来る。

 そんな彼女の慎重さはこの戦闘において、恐ろしく厄介な……ネガティブな要素であると再認識するしかなかった。


 一号は一号で片山のカウンターへの対処方法を模索し、片山は片山で現時点では決定的な攻勢手段を持たない為に仕掛けられない。

 睨み合う状況が続き、じりじりと互いの神経を焼く。


 双方共に、このままでは埒が明かないと感じたのだろう。

 先に動いたのは片山だった。


 自身の打撃を呼び水として、先程と似た状況を作ろうというのだ。

 それは決して苛立ちからの暴挙というものでは無い。

 モチベーションに機嫌が左右される事はあっても、下手な感情によって動向を決めるという愚は持ち合わせていないのだから。


「だりゃッ!」


 ローダーを纏ったままの右足、風威を伴った打ち上げの蹴打が一号へと跳ね上がる。

 斬撃の様な円の軌道を描いたそれは、当然ながらA・K・Tに絡め取られた。


 力学的なものが吸われるというその事象のみならず、その時に味わう感覚は片山の戦闘の勘を狂わせる。

 格闘する人間にとって起こした一つの挙動の力学は、次の動きへの布石として使われる事が多々あるのだ。

 例えば繰り出した蹴り足を振りぬき地面につける事で得た遠心力を使い、つけた足を軸足とした逆足の蹴打を生み出す連続の回し蹴りなどが馴染み深い。


 だがこの領域に絡め取られた打撃はその慣性の一切を失う。

 つまり次の動きに繋がる力を失うばかりか、タイミングすらも大きくずらされてしまい、剥き出しの隙を相手に晒す事となる。


 一号の顔のすぐ真横で振り抜けず、そして引き戻せもせずに片山の足が滞空する。


(掴まれるか?)


 片山としてはそうしてくれれば有り難かったのだが、彼女の判断はどうやら違った様だ。


 ゴシッ!


 一号の拳打が彼の踝を弾いた。

 片山は舌打ちすると慌てて足を引く。


 彼女の選んだ選択肢は打撃。

 握撃でダメージを与える事に成功しても、先程の一手から得た情報により、精々装甲を歪める事が出来れば良い所と感じたのだろう。

 関節部をサブミッションで狙った所で、結局は技量が上の片山にいい様にあしらわれてしまうのが想像出来てしまったのだ。

 その結果行き着いた答えがこれである。

 自身の掴んだ所から力任せに反撃のダメージを貰う位ならば、一撃毎の威力は小さかろうと接触面積の小さい打撃に限定する、というものだった。


 片山が舌打ちをしたという事は、彼女の判断は概ね正解だったのだろう。

 実際、ローダーに覆われていない可動部である片山の右足首のモーターは、こうして極小さなものではあるがダメージを受けているのだから。

 これが積み重なれば……いずれは動作に支障が出る程の損傷になるのは間違い無い。


(流石に医大生ってやつか……人体構造に関しちゃあ、流石に俺より解かってやがるな)


 EOの身体構造は、当然ながら人体に準拠している。

 人体構造と外れる箇所と言えば、内蔵機能や動作に関わる神経中枢が複数に分けられている事。

 そして特定の関節部のロックを外す事で、人ではあり得ない方向へと関節を曲げる事が可能な程度なのだ。

 生体アクチュエーターの固着位置や関節モーターの設置位置、内骨格の構造等は人体そのものと言っていい。


 軍にて体術を仕事として学んだ片山も、どこを攻めれば人体へ効率良くダメージを与えられるかという事は頭に入っている。

 だが薬学部とはいえ医大で専門的に勉強をした人間が相手となると、人体構造を知っているという意味では当然ながら一歩も二歩も劣る。

 一号が非力ながらも大量殺人を成し遂げられた根幹には、薬物に精通し運用出来たというアドバンテージもあるのだろうが、人体の構造を熟知していた事も大きいのだろう。


「せっかく勉強した事をこんな荒事に使ってんじゃねぇよッ! 何の為の知識だってんだッ!」


 ブウンッ!


「お前を殺せる知識だと思えばッ! 勉強してきた甲斐もあったんだろうッ!」


 ゴッ!


 解決の糸口を求める片山の攻撃は不発となり、再び(くう)に止まった。

 その止まった彼の攻撃の隙間へと、一号の打撃は確かな精度で片山へと見舞われていく。

 続けられる数合いの攻防の最中、二人は言葉もぶつけ合う。


「だったら俺を殺してそれで終われるのかッ!? それで終わって嬢ちゃんはどうするってんだッ!?」


 ゴゴウッ!


「気安く呼ぶなッ! お前を殺して山道を殺してッ! その後わたしも殺してやるッ!」


 ゴガガッ!


「ツッ……わたしも殺す……だぁ? 何言ってんのか判って言ってんのか!?」


「お前こそわたしの何を解かってそんな言葉を吐いてるッ! どんな想いでわたしがここまで来たのかッ! 碌に知りもしない癖にッ!」


 ゴシッ!


 感情のままに一号の放った拳打が隙を狙った関節にでは無く、片山の頬を強打した。


「んなもん……解かってたまるかよ……知っててたまるかよ……あの兄ちゃんと仲良くやってるんだと思ってたんだッ……そんな普通を普通でいさせたくて戦ってんだッ!」


 顔面を強打されて尚、片山のその身体は激昂から動じる事は無かった。


「だったらッ! だったらなんで母さんを助けてくれなかったッ! あの人を助けてくれなかったッ! 何も守れなかった癖に……お前の背中の後ろになんて居たくもないッ!」


 この言葉の刺にはさすがの片山も感情を爆発させるしか無い。


「畜生がッ! 俺の預かり知らねぇ所で起こった事に俺の手が届くかよッ! 何もかも守れるなんて思える程、俺は思い上がっちゃいねぇッ!」


「それならわたし達が後ろにいるみたいな事を軽々しく言うなッ! お前はいいだろうさ! そうなる前からだって、強い身体も戦う牙も持ってたんだッ! もっと強い身体を手に入れたから極東を救うだ!? いい身分なもんだなッ!」


「救うなんざ考えてねぇって言ってんだろうがッ! 俺は何でもかんでも出来る人間なんかじゃねぇんだッ! 神様だって取りこぼすもんを……俺がたった一人ですくい上げられる訳がねぇだろうがッ!」


「取りこぼさないでよッ! 見逃さないでよッ! 目の前にわたしがいるのになんで助けてくれないのッ! 助けてよッ! 救ってよッ! ……返してよッ!!」


 一号の殴打は続く。

 片山は身体の至る所を打擲されても、未だ回避の為に動こうともしない。


「ああッ! 助けてやりてぇよッ! 救ってやりてぇよッ! 返してやりてぇよッ! 嬢ちゃんの普通を何もかんも元通りにしてやりてぇよッ……でもそんな事はもう出来ねぇって……嬢ちゃんが一番よく解かってんだろうがッ!」


 傍から見ていればただの噛み合わない、ただの敵同士のぶつかり合いにしか見えないだろう。

 だがこの感情の発露は彼女の行き先(・・・)を見定める意味でも、必要な事だと片山は感じているのだ。


「嬢ちゃんの境遇は確かにヒデェよな……んな事ァ、十人聞いて十人がそう答えるぜ」


「じゃあ何で誰もた――」


「何でも糞もねぇんだよッ! 巡り合わせの不幸があったとしか言えねェッ、そんなもんはよッ! 人はいつか死んじまうんだッ! どうやったってなッ! 嬢ちゃんがやってる事はな……自分に手の届かなかった事で駄々を捏ねてる……ただのガキの八つ当たりでしかねぇッ!」


「あんな殺され方をする事が巡り合わせ? 運が悪かった? この復讐が八つ当たり? 人事みたいに言うなッ! お前があの時にわたし達を山道に売ったんだッ!」


「売っただぁ? 言いがかりも大概にしとけッ! 俺は俺の仕事をやっただけだッ! それが先にどう繋がるかなんざ、判ってたまるもんかッ! 後になって後悔した事なんざ、これまでの人生で山ほど抱えてらァ! それでも俺は何もしてねぇ誰かを殺す程、人様に当たったりはしてねぇッ!」


「あいつらは殺されて然るべき人間だったッ! 山道もッ! お前もッ!」


「じゃあ聞くぞッ! 事務所の事務の姉さん達は何で死ななきゃならんかった? あの人達が嬢ちゃんに何をした? 殺される程の事をしたのかッ!?」


「山道のした事を黙って見てたんだッ! そんなもの同罪に決まってるッ!」


「そうかそうか……それだけなんだな? 事務の山村さんな……もうすぐ結婚だったんだ。彼氏が今年資格を取ったらようやく貰ってもらえるってずっと言ってた……河内さんのとこには娘さんが居るんだ……嬢ちゃんとこと同じ母子家庭でよ……娘が成人するまで自分の事は後回しだなんてな、ずっと言ってたよ……」


「それがわたしに何のかんけ――」


「関係無いとは言わせねぇぞ? 復讐しなけりゃどうにもならなかったってのは仕方なかったにしてもよ……関係無い人間山程巻き込んで……テメェと同じ境遇の人間量産してりゃ世話ねぇぜ? 嬢ちゃんのやった事はな……ただの復讐の再生産でしかねぇんだよッ!」


「……だったら何もするなって言うのかッ!? 誰もあいつらを裁いてくれないのなら……自分でやるしか無いじゃないかッ!」


「またそれかよ……自分だけが何もかも無くした被害者みてぇな事ぬかしやがって……そこまでやっちまったら、もうあんたは被害者なんかじゃねぇ……あんたの母ちゃんを殺した連中と同類だッ! こんだけの事を仕出かした始末をどうつけるつもりだッ!」


「…………お前らを殺したらわたしは母さんとあの人の所に行くんだ……残った事なんか知った事じゃ無い……知った事かッ!」


 ブチリ


 片山は自身の中で何かが切れる音を聞いた。


 戦闘を行う際は常にクレバーたれ。


 軍大学時代にも、配属された後にも、そして犬塚にも……口酸っぱく言われ続け、そして守り続けた陸軍の人間としての心構え。

 それすら吹き飛ばす感情が今、片山の中で獣の様に首をもたげ始めた。


「……そんなザマで、よくも母ちゃんやあの兄ちゃんに会いに行くだなんだ言えたもんだな……オイ……テメェの尻も拭けねぇ癖に大事やらかして……それを何もかんも人様のせいにしてくれやがって。そんで死んでケジメもつけずに責任からトンズラか? ふざけてんじゃねェ……ふざけてんじゃねェぞッ!」


「ッ!」


 片山の怒号と急変した空気に押されたのか、一号は息を飲む。


「俺も原因に噛んでるかも知んねぇって思ったからよ……犬塚のオッサンが珍しく俺に頼み事なんてするからよ……どうにかなんねぇか……助けらんねぇかって俺なりに頑張ってみたけどな……もう限界だ……」


 カシュン 


 そう言った片山の体色が、小さな音と供に変化を始める。


「……俺ァ……イクロー程、人の心の機微ってやつを感じ取れる人間じゃねぇ。テメェの事だけしか考えられねぇクソアマに、かける情けなんて持ち合わせてねぇんだ……その首引っこ抜いてでも止めてやるッ!」



 装甲の黒色が濃くなったせいだろうか。

 以前の身体より黒みを増している濃緑の循環液の色が……少しづつ赤に染まっていく。

 それはこれまでの薄紅色では無く……今の片山の怒りを飲み込んだような……血の色とも言える真紅だった。


「手札を全部切ってでも……この身体がぶっ壊れてもッ! テメェの尻をぶっ叩くッ! それが俺の嬢ちゃんへのケジメだッ! 覚悟しやがれっ! ブラッドドラフトッ!」


 特殊駆動燃料を吸入、発動のキーワードを受け入れたその身体は……真紅の光と供にその肉体の力を上限まで引き上げ始めた。

 ゆらり。

 片山の全力の一歩目はとても緩やかなものであった。




 互いの感情をぶつけるだけの児戯にも等しい言葉の応酬。

 だがそれは、互いの立ち位置を確かめる為には十分なやり取りだったのだろう。

 自身の行き道を譲るつもりの無い一号と、それを是としない片山。

 豪腕を振り上げる片山淳也の怒気を纏った一撃が、今まさに振るわれようとしていた。

お読み頂きありがとうございました。

引き続きご愛顧頂けると嬉しく思います。

それではまた次回お会いしましょう。


2016.09.06 改稿版に差し替え

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