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第二章

「おはよー!」

「ん?ああ、おはよ。」

 一時限目から授業を取っている日は大概憂鬱だ。前日にバイトがあれば尚更。何せ講義中の睡魔が尋常ではない。ただでさえ講義中起きているのが苦手なのに、そこへバイトの疲労と睡眠不足が重なっては、起きて講義を受けるなど奇跡に等しい。何はさておき、大きめの講義室の一番後ろ、階段のようになっている座席で一番高い、なお且つ一番端の教授の目が届き難いくらい席は私の特等席だ。その席を取る為だけにどんな講義でも早めに教室へ向かっているようなものである。そんな特等席で参考書やらノートやらを広げていると、入口付近から声を掛けられた。お早う、と大きく手を振りながら小柄なシルエットが階段を駆け上ってくる。

「おはよ、友香子!」

「ん。」

 にこり、と笑った親友に薄い笑みを返し、今度はペンケースを鞄から取り出す。講義を受けるのに必要な物を、自分にとって一番使いやすい位置に広げて準備は完了。後は教授が入ってくるまでの数分間を親友と話すか、軽く睡魔に意識を明け渡すかして過ごすだけだ。

「昨日バイトだったの?」

「そうそう。相変わらずよく気付くね。」

「だって隈酷いもん。」

「…一応隠してるつもりなんだけど。」

 ガサガサと鞄の中身を漁りだす親友は容赦がない。つい、と今朝がた化粧で必死に誤魔化した筈の隈を指さされて、少しばかり気分が落ち込んだ。元々血色が宜しくないと言われるからか、少しでも睡眠が不足すれば、すぐに隈が出てきてしまう。別段そこまで具合が悪い訳ではないのに、周りから酷く心配される事や、自分自身血色の悪い状態のままでいるのは好ましくないと思っているが故に毎日の化粧は必至だ。だって少しでも化粧が薄ければ顔色が悪いだの何だのと周りに騒がれる。ただ、ファンデーションをしっかり塗ったか、薄く塗ったかの違いで。そんな此方の必死の努力を知っている筈なのにさらりと努力は無駄だとでも言いたげな台詞を親友に吐かれてはどうしようもないというものだ。

「仕方ないじゃん。友香子、色白いんだから。」

「今年はこれでも焼けたほうなんだけど。」

「大丈夫安心して、気のせいだからそれ。」

 私も割合に毒舌だなんだと言われるけれど、この親友も私と同等に口が悪い。否、口が悪いというのには語弊がある、か。親友の場合はただ思ったままを言葉にするだけだ。私のように言葉の一つ一つが皮肉交じりの捻くれた人間とは違う。尤も親友のこの、ともすれば他者の逆鱗に触れかねない言葉をぽんぽんと吐き出す、その辛辣なまでの取り繕わない空気が心地好くて私は親友と常に行動を共にしているのだけれど。恐らくは私達二人だけの時の会話を他の友人達が聞いたら、何て酷い連中だと顔を顰めただろう。一応は私達だって、受け入れてくれる人間と受け入れてくれない人間との線引きくらい出来る。

「講義始まったら寝るー。」

「それ以前にいつも寝てるでしょ。」

「前回のこの講義は起きてたよ。」

「…そうだっけ?」

 基本的に講義中、私はうたた寝をしている。それでもある程度の成績は取っているのだから性質が悪いと周りからは言われるけれど仕方がない。真面目に講義を聞いている私なんて私ですら想像がつかないのだから。いい加減真面目さだとかそういったものを身につけなければいけない時期に差し掛かっているというのに、何事に対しても本気を出すという事から逃げすぎた私は、とうに本気だとか全力だとかを忘却してしまっていた。だから、もう、どうしようもない。眠ったとしても起きていた人間の大半と同等の結果は残しているのだから勘弁してほしい、なんて、ただの見苦しい言い訳だ。自覚はしている。

「切原達、おはよ。」

「あ、高橋じゃん。おはよー。」

「……はあ、」

 机に肘をついて、さあ眠ろうとした所へ不穏な影の到来。視線を前にやれば悪友とも呼ぶべき男がこちらに嫌に爽やかな笑顔で手を振っていた。それに対し、隣に座る親友は手を振りかえしているけれど私はどうにもそんな気分にはなれずに俯いて、そっと溜息を吐いた。

「お前、人がおはようって言ってやってるのに溜息かよ。」

「上から目線なら言わんで良いっつーの。」

 大体においてこの悪友はいちいち私の気に障る。この間は私のバイト先がアルバイト募集をかけていないにもかかわらず、面接を店長に直談判したり。その時に私の名前を勝手に出したり。その所為で店長に私が苦笑いを浮かべられたり。私がバイトを始めてからの一年ほど、この悪友の原因不明な暴走によって私が被害を受けている訳だ。そんな状況で素直に言葉を交わせるほど私はできた人間ではない。寧ろ今しばらくはこの悪友と距離を置きたいと全力で願うばかりだ。

「つれねーよな、切原って。」

「つれないのはお前にだけで、ついでに自業自得って言葉をいい加減お前は覚えろ。」

 思わず零れた低い声音と、乱暴な言葉。それにいい加減危機感を覚えたらしい親友が慌てて悪友の背中を押す。そろそろ教授が来る、その台詞は割合に効果のあるものだったらしく、すぐに悪友は別の男友達が取っておいた自分の席へと歩いて行った。離れていく背中を薄く睨み、また一つ、溜息が零れた。

「…本当に高橋に対してキレてるんだね。」

「………キレるなっていう方が無理。」

 呆れたような、困ったような声音の親友には申し訳ないが、どんな人間にだって限界というものはあるのだ。確かに私は割合にキレる事の少ない人間だけれど、それはただ単に私が淡白な人間だからであって、別に沸点がないとか柔和だとかそういう意味ではないのだ。寧ろ私は短気な人間に部類される。淡白で、面倒くさがりで、基本的に他者に心乱されるのが嫌いだから、全てに無関心なふりをして、無表情だとかを気取っているだけの事。それに調子に乗られては困る。

「…はあ、」

「…どうしたの?」

「んー…うん、」

「昨日何かあった?」

「……ご名答過ぎて返す言葉もない…。」

 いつの間にか講義室に教授がやってきていて、出席確認と同時、すぐに講義が始まる。教授の単調かつ、将来あまり役に立たなそうな選択必修科目の講義を聞き流しながら、無意識に溜息を吐いた。すると隣に座る察しの良い親友が小首を傾げるものだから、思わず胸の内に燻ぶる疑問符だとか悶々とした感情を吐露したくなってしまう。

「あの…さ、二回りも下の女なんて、普通本気で口説かないよね?」

「えー…口説くんじゃない?」

「え、」

 昨日の社員の行動は単なる気まぐれの悪ふざけだと、個人的にはここで否定してほしかったのだけれど、とはただの本音だ。少しばかり予想外、と思ってからすぐに思い直す。そういえばこの親友は無類の年上好きだった。

「二回り上で昨日…って事は、前に会った社員さん!?」

「そこ、静かにー。」

「すみませーん!」

 昨日はバイトの日、という事は、とすぐに思考を繋げる事の出来る親友がある意味素晴らしいと思ってしまう。思い至った結論に目をキラキラと輝かせた親友は、講義中にもかかわらず興奮したように大きな声を出す。そして瞬時に飛んできた教授の注意に声を張って謝っては、謝った意味など皆無に、私に向き直ってみせた。何かを期待するようなキラキラとした目で私を見つめながら、親友はぎゅ、と私の手を握る。

「なになになに?社員さんに口説かれたのっ?」

「…。」

 口説かれた、と言って良いのだろうか、果たして。そこは限りなく疑問なのだけれど、とりあえず無言のまま頷いてみる。すると私の回答に満足したのだろう。きゃー!と訳の分からない歓声を上げながら親友は私に抱き付いてきた。否、飛び付いてきた。

「友香子と社員さんとか!何それ美味しい!」

「おいこら。」

 他人事の時に限り、色恋沙汰の話は面白い。だけれどいざ自分が渦中ともなれば面白いどころか悩むだけで何一つ楽しくもない、面倒なだけだ。ついでに付け加えてしまうなら、昨夜の社員の行動だとか言動が本気だったかどうかすら分からないのだ。それなのに美味しいだの何だのと言われても困惑するだけの事。という以前に美味しいって何だ、美味しいって。

「だってさ、絶対社員さんと友香子ってお似合いだもん!あ、社員さんって何ていうんだっけ?」

「…大野さん、ね。」

「そうそう、大野さん。友香子はああいうチャラい年上と付き合うんだろうなあって前から思ってたんだよね。」

「…。」

 思わず無言になってしまった私は、相当難しい顔をしていたらしく親友は私の眉間の皺をぐりぐりと指で押しては解してくる。それが若干痛いのだけれど、まあそれは今はどうでも良いとして、だ。お似合いだとか、チャラい年上と付き合うと思ってだとか。私のイメージって一体何なんだろう。前から思っていた、という事は社員と親友が遭遇する前から、と考えて良いのだろうか。訳が分からない。どうでもいいがどうして私はこんなにも訳の分からない思考に昨日から埋もれていなければいけないのだろう。

「何ていうかね、友香子ってしっかりしてるじゃない。偶に抜けてるけど。」

「しっかりしてるの、かな?まあ抜けてるけど。」

「してるの!で、真面目でしょ?だけどどこかしら危なっかしさじゃないけど…何かね、隙があるの。」

「はあ、」

「脆いって言ったら良いのかなあ。そういう部分をね、年上がこう…受け止めてあげるっていうか。でも絶対チャラい人ね、ここ重要。」

「…はあ。」

 もう訳が分からない。親友の話している言葉は間違いなく日本語の筈なのに、最早知らない言語のように聞こえ出している辺り末期だ。親友も興奮気味らしく若干話が支離滅裂気味。とりあえず親友の中では私とお似合い、イコール、チャラい年上男と相場が決まっているらしい事だけは理解できた、理由は意味が分からないけれど。

「もう!友香子全然聞いてないじゃん!」

「いや、聞いてる。聞いてるけど理解不能なだけ。」

「んー…あれだよ、あれ。最初は真面目ちゃんとチャラいので相容れないんだけど最終的に絆されそう、って事かな。で、相手も友香子に絆されて本気になっちゃう、みたいな!」

「…それただの少女漫画的展開じゃないの…。」

 人の色恋沙汰は年中少女漫画展開希望の親友のお花畑な思考回路を誰か止めてくれないだろうか。段々と頭が痛くなってきたように感じられるのはきっと、気の所為ではない。何というか親友の話している内容が全体的に親友の妄想だとか理想だとかそういう方向に傾いている気がして少しばかり眩暈がした。

「って多少は冗談だけども。でも友香子は絶対一回は年上と付き合うと思うんだ。だって同年代とだと友香子がお姉ちゃんみたいだもん。」

「…あー…まあ、確かにそうかも。」

 冗談だという親友の言葉は置いておいて、この際それ以前の親友の暴走も全て忘れた事にして。親友の最後の言葉には自分でも激しく同意してしまう。同年代の男子の幼さというか、兎にも角にも落ち着きのなさや騒がしさがどうにも苦手なのだ。会話していても、何処となくジェネレーションギャップとも違うけれど、ズレを感じてしまう。そんな事が割合に多く、同年代を余り恋愛対象として見れなくなってきていた。これって如何なものなのか自問しない訳ではないけれど。

「だからね、大野さんとお似合いだと思うな。だって一回会っただけだけど、きっと友香子の事受け止めてくれそうだもん。」

 友香子の弱いところとか、偶に見せる幼さとか、全部。そう続けた親友の言葉に、私は思わず黙り込んでしまう。何故だか昔から、異性相手に競争意識の強かった私は、ずっと男性に負けないようにと肩肘を張って生きてきた部分がある。だからかどうしても男性に対し、素直になれなかったりしてしまって、精神的に酷く摩耗する事も多々。正直私はそこまで精神的に成長もしていないと情けないながら自負しているのだけれど、周りの異性の目は違って。大人っぽいだとか、落ち着いているだとか、そんな印象を語られてばかりで。そんな男性に自分の素の部分を見せられるのだろうかと考えた時に、絶対的に無理だと思った。そういう面で考えれば、確かに親友の年上と付き合うという予想には一理あるのかもしれない。尤も年上の男性全てに包容力があるとは限らないけれど。

「大野さんってさ、もう見た目からチャラいけど、その分ちゃんと女心理解してそうに思うんだよね。それで、友香子の強がりな部分とかも見抜いてくれそう。」

「…カナは相当大野さんの事気に入ってるんだね。」

 力説する親友が、どうにも年上と付き合う、という部分以前に社員と付き合う事を推しているように思い指摘すると、にこりと良い笑顔が返される。ああ、嫌な予感。

「だって大野さんと友香子の会話がね、息ピッタリだったんだもん!」

 ようはボケと突っ込みという事だろうか。またしても思わず無言になった私に、親友はどうしたのかと疑問符を浮かべて小首を傾げる。どうしたもこうしたも、君の発言の所為に決まっているだろうと全身全霊で指摘したい気分だった。

「友香子の鋭い突っ込みとかがねー、MとSのバランスが丁度良い的な!」

「…私、一応Mなんだけど。」

「え、大野さんってSでしょ?相性良いじゃない。」

「…。」

 とりあえず親友よ。此処までの時点で発言に様々な矛盾点があるといい加減気付いてくれないか。思わず頭を抱えてしまう私に、親友の柔らかな笑い声が降ってくる。ゆるりと顔を上げると、そっと親友の手が私の頭に乗せられた。髪を梳かれる感触に思わず目を細める。髪に触れられるのが好きだ、甘えたいけれど上手く甘えられないから、髪に触れられた瞬間、甘やかされている気分になれる。

「…友香子は好きな人、いるんでしょ?とりあえずね、その人でも、大野さんでも、全く別の人だって良い。私は友香子に素敵な恋愛をして、幸せになって欲しいって思うよ。」

「…ん。」

 親友の言葉に、ぽつりと灯るむず痒いような、少しばかり照れくさい感情。それは暖かで、柔らかくて、上手く表現出来ない不器用な私は、ありがとうだとかそういう言葉も全て含めて、小さく頷く事しか出来なかった。その私の反応に満足したのか抱き付いてくる親友を抱き締め返しながらぼんやりと思い描く一人の姿。―――多分、好き、なのだろう。尤もまともな恋愛経験も皆無で、余り恋愛感情を抱くという事にも慣れていないから分からないけれど。それでも姿を、声を、仕草を、彼を構成する一つ一つを思い出す度に胸の奥がひゅっと音を立てるように軋んで痛むのは、きっと私が彼に恋をしているからなのだろう。恋というものが、良く分からないけれど。だけれどきっと、この甘いようなほろ苦いような感情は、恋と形容するに相応しいものなのだろう、多分。

「好き、って…一体何なんだろう。」

 ぽつりと呟いた言葉は、どうやら小さすぎたようで親友には届かなかったらしい。ぎゅうぎゅうときつ過ぎるくらいに強く私を抱き締める親友の腕は、何処か縋るような案配で、こんな時私はどうしようもなくホッとしてしまう。必要と、されている。些細な事でも構わない。否、些細な事で逆に良いのかもしれない。誰かに必要とされる事。他の誰でもない、私という人間を必要として貰える事。それが私にとって酷く尊い事だった。だから、もしかしたら―――昨晩の社員の言動が、行動が、もし仮に私というたった一人を本当に欲してのものだとしたら、心揺れてしまうかもしれない。そんな取り留めもない、くだらない事を不意に思って、思わず苦笑した。

 結局、言葉にして浮かべてみた、私にとっての永久の命題じみた最大の謎の答えは、得られないまま。いつかこの問いに、私が納得するに足る回答は得られるんだろうか。全くもって、分からない事だらけだ。誰か、全ての謎を解いてはくれないか。いっその事問題全て解決出来ないなら壊してくれて構わない。私の日常をそれが、揺るがしたとしても。

「…あ、メール。」

 講義も終わりかけた頃、不意にポケットの中で携帯が震えだす。メール受信を知らせるランプがチカチカと点滅して、誰からだろうと首を捻りながら携帯を開き、そこに踊る名前に私は動きを止めた。私の想う、恐らくただ一人の人。その名前を表示する携帯のディスプレイにすら胸を躍らせるなんて、私も大概強がりなだけのただの女だったのだと自覚させられる気分になる。

「…中村君、から?」

「…うん。」

 送信者は想う人。メールの内容は、先日街中で偶然遭遇した時に近々飲みに行こうと話していた事を社交辞令にしないようにという、彼の真摯さが滲み出るものだった。あんな軽口、忘れられていくものと、一瞬のその場を取り繕うだけの言葉だと、思っていたのに。いつなら飲みに行けそう?という文面に、思わず目を閉じた。きっと君のためならば、私はその他のどんな予定だって投げ捨てて駆け付けられる。

「飲みに行こう、って…言ってくれた。」

「やったじゃん!凄い!!」

 講義の終わりを告げるチャイムが鳴り響く。それと同時に歓声を上げる親友に思わず私から寄り掛かってしまった。親友の肩に軽く額を預け、深く息をする。心拍が、落ち着かない。

「どうしよう…嬉しいんだけど。」

「うん、良かったね。」

「ん…ちょっと報われた気分。」

 ふわり、と口元に無意識に笑みが浮かんだ。思わず胸元を両手で押さえる、微かに心拍が上がって、ドキドキと柄にもない音が聞こえてきて、どうしようもない気恥ずかしさに襲われた。そんな私を知ってか知らずか、良かったと微笑みながら私の髪を撫でる親友の手のひらに癒されていく。

「ほら、早く返信しないと!」

「あ、ああ、うん!」

 ぼんやりとしている暇はなかった。いつだって本当は大丈夫だけれど、何日か候補の日を手帳を片手にメールに打ち込んで、送信ボタンを押す。携帯のボタンを幾つか操作するだけだというのに、何でこんなにも心臓に負荷がかかっていくのだろう。メールを打ち終えた私の頬はきっと赤く上気しているに違いない。こんな時不意に思う。私の恋は、轟々と燃え盛るような激しいそれじゃない。まるで蝋燭の炎のようにゆらゆらと不安定な気持ちだ。それは穏やかな恋愛感情と形容するに相応しいんだろうか。

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