5:絶望的
俺はラーメン作りを始めるために街のラーメン屋でバイトをすることにした…
ラーメン屋を探そうと街に入ると……?
(おい…なんだよこれ!)
そこにはラーメン屋がまったくない…
ないどころか、
【ラーメン禁止!】
ラーメンを禁止する看板が立っているほどだ…
これを見て俺は思考が止まった…
俺は何を目標にこのわけのわからん世界を
行きていけばいいんだ…
そんな絶望の中、焦って俺は街の人に訪ねた…
「どうしてラーメンが禁止なんですか!?」
「政府が禁止してるんですよ、最近は塩分や添加物がおおいような不健康な食品の販売を禁止しているんですよ…」
(そんな…厳しい世の中だな…)
(そういえば!)
「で、でも!」
「さっきラーメン屋がありましたよ!
あれ大丈夫なんですか??」
「まあ、政府の目が届かない場所でこっそりやっているんだろう…
麺やスープ、具材を買うルートがないからあまり美味しいものではないだろうな…
昔はもっと美味しかったらしいんだが…
一度食べてみたいものだ…」
「……… 食べさせます…」
?
「絶対に! 最高に美味しいラーメン屋をオープンするので!
待っててください!」
「お、おう。」
(絶対に元いた世界のラーメンの味を
再現し…この新世界に広めるぞ!)
(そういえばここは何処なのだろうか…)
「す、すいません!
ここって何処なんですか?? わ、わからなくなっちゃ っ て〜……」
「ここは日本ですよ」
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