4:ずっとラーメンが作りたかった
自分のラーメン屋をつくるぞ!と意気込んだ森山一郎であった。
ラーメン屋を作ると言っても、何から始めたらいいのかが全くわからない。
バイトならたくさんしてきてラーメンを作ることだけなら自信がある。しかし仕入れだったり、店舗を作る方法はバイトでは教えてもらわなかった。
とりあえず外へ出る。
しかし俺は思い出した...
「ここはどこなんだ!!」
それが一番の問題だった、ラーメン対決だの金が無いだのそんなことはどうでもよい。
財布やスマホ、そしてラーメン屋のスタンプカードがなくなっているではないか!!(あとひとつで一杯無料になるはずだった)
自分のラーメン屋をつくるということ以前にまず 生きる ということを優先するべきだ。
優先するべきだった。
はやくラーメンを作りたい。美味しいラーメンが食べたい!
そんな欲に支配され、これからの俺の行動はすべてラーメンを つくる 食べる ための行動となった。
まずいきなり自分の店舗を持つことは難しいだろう。
どこかのラーメン屋の施設を借りてそこで自分のラーメンを作らせてもらうのが一番手っ取り早い方法だ。
そして途方もない草原を歩いていると、街のようなものがやっとみえてきた。
(やっと見つかった! さっきのラーメン屋を見る限り、優しい人が多そうだ、だれか止めてくれる人がいるだろう。 もう遅いし、さっそく一晩寝させてくれる家をさがしにいこう!)
そう思い俺は街に突入した...
しかしその街に入ってみると、そこにあったのは...
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