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空の歌(スカイ・ソング)  作者: 碧桜 詞帆
終章 光ある大地
78/79

85.生命の光が照らす希望

 誰かを犠牲にすることを望んだ人間はいないだろう。

 しかし、誰も悲しい結末を変えようとはしなかった。

 それは皆が、神さえも、誰かが犠牲になることを受け入れてしまっていたということ。

 それを罪だとは言わない。

 拒むことを強さだと尊ぶこともしない。

 ただ彼らは教えてくれた。本当の光に代償はいらないことを。

 輝かずにはいられない。深い暗闇の中でこそ強くその輝きを放つ。

 そういう存在(もの)なのだと。

 そして、諦めない気持ちが運命すらも変えるのだと。

 そこに本当の生命の光があることもまた、彼らは教えてくれた。

 三千年の歴史に希望を見せてくれて、ありがとう。


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