皆のもの!行け!生きろ!
今から,400年前。
ゲネシスという国にある、小さな漁師町があった。
いつもより、早めに準備をしにきた漁師たちがいた。
少し横暴なハオプトロレ、温厚で優しいチキョッタ
リーダーシップのあるモルスの3人だ。
ハオプトロレは『なんだよ。お前らも早く来たのか?』と言い、モルスは『ああ。なんだか、不吉な夢を見てな。』と返し、チキョッタは『え?モルスさんも?』と言い、
ハオプトロレも『俺も見たぞ。3人一緒に見るなんて、おかしなことも起きるもんだな。』と、話しながら、,準備をしていた。
すると、海上が荒れる。
3人は、話を止め,呆然とする。
3人の視線は、何か大きな生命体のようなものに釘付けにされる。
それは、すぐに海中に消えてしまった。
漁師たちは、すぐに村に伝えに行ったが、誰にも信じてもらえずに、結局、3ヶ月が経った。
モルスたち3人は思い出す。
『一体あれはなんだったのだろうと。』
地面が揺れる。
地震だ。海は大きく荒れている。
モルスは『とにかく海から遠くに、高くに行くんだ!』と言い、村人たちを誘導するが、村人たちはモルスに目もくれずに、海の方を見る。
漁師たち、そして、村の者たちはその姿を目の当たりにした。
村人たちは皆逃げ出した。
『なんだよ。。あれは。。』と漁師たちは言う。
それもそのはず、3ヶ月前に見た謎の生命体というのは、人間のような形をしていたのに、今、目の前にいるのは竜のような形をしているのだから。。。