人生って、、まるで遊園地に、、似ている? かもしれない? 増補改訂版
人生は、、遊園地に似ている。
、、、、、、、、かもしれない?
幼き日に母と一緒に休日に遊園地に行った時の
あのトキメキ
ワクワク
ウキウキ
「ぼうや、きょうは遊園地に行く日ですよ。」
「わーい、うれしいな。僕、、空中遊泳に乗ろうかな。それとも、、ジェットコースターに乗ろうかな」
うれしい
うれしい
幼童の日々の
一コマですよね。
でも?
こうして長年、、半世紀をとっくのむかしに越える以上も、、生きてきてみると?
越し方を、、振り返ってみると、、、
人生という、そのものが
まるで遊園地みたい
なんだか遊園地みたい?
そう
人生って、、まるで、、遊園地に似てませんか?
母に手をひかれながら、遊園地のゲートをくぐりながら、、、
チケット売り場で入場券を手にして
ドキドキ、ワクワクしながら入る遊園地
一体これから何が待ってるんだろう?
どんな素晴らしい出し物が
ドンな素晴らしい出会いが
期待感でハジケそうですよね?
そう、、それはまさに、まるで人生の開始みたいですよね。
僕の未来にはどんな素晴らしい出会いが
ドンなすごい出来事が待ってるんだろうか?
さてあなたが遊園地に行ったその日は、、
その日は晴天でしたか?
それとも雨でしたか?
「せっかく来たのに、、今日は雨か」
そんな人生もあるでしょうね。
「また今度晴天の日に来ようっと」
遊園地ならそれも可能ですが
人生ならば土砂降りの雨の日でも入場するしかないのです。
もう、いちど、日を改めて出直す??
デモ人生には「今度」はもうないのです。
もうあなたには今度は無いのです。
なぜって?
人生という遊園地には
今回しか入場機会がないからです。
仮に、、その日が
雨だってそれが、、あなたに与えられた人生なのです。
雨の日の人生を生きるしかないのです。
選べない、、というのが人生です。
大金持ちの家に産まれたかった
頭がよく生まれたかった
もっと美貌に生まれたかった。
といっても今の現実のあなたの生まれを受け入れるしかないのが人生です。
貧乏で
バカで
不細工な
今の自分を受け入れるしかないのです。
というか、、
そこからの出発です、
それが今回のあなたの人生遊園地の入場券なのですから。
さて?遊園地にお話を戻します。
せっかく遊園地に来たのに
楽しめない人がいます。
こんなに天気悪くって
こんなに人込みで
文句ばかり言う人ですね。
「また今度もっといい日に来ようかな」
でもその今度は
もう実はあなたにはないのです。
今回だけです。人生遊園地に次回はありません。
でもほとんどの人がそれを知りもしませんね。
人生には、改訂版は有りません。
初版だけです。
やり直しはできない。ただ一度だけです。
それがあなたの、、
そして私の人生です。
もう二度とあなたはこの人生遊園地に来ることはないのです。
それなのに
まあそれを知らないからなんでしょうが、、、、、、
どういうわけか、
お化け屋敷とか
グロ系とか
わざわざそんな怖いのにしか
入らない愚かな人っているんですよね。
わざわざお金払って遊園地に来てるのに、、、
グロ系とか
怖い系とか
そういうのしか選ばないんですよ、
そして、、案の定、、つらい思いをして
哀しくて落胆して
それで遊園地を後にする、、、、、。
なんておバカなんでしょうか。
だって遊園地ですよ、
あなたは楽しいアトラクションや愉快な出し物を選べるんですよ。
もっと楽しいほうだってあなたは自由に選べたのに、、。
なぜか?
わざわざ怖い・悲しいアトラクションしか選ばないんですよ。
実人生でも、、、そうですよね。
なぜか
その人って
つらい方しか
哀しいに決まってる方しか
選ばないんですよね。
もっと楽しい方だって選べたというのにですよ。
そして案の定つらくって
悲しくって
悲惨で
落胆して
人生遊園地から去ってゆくんですよ。
一回こっきりの人生遊園地、
どうせなら?
わざわざ怖い・悲しいのなんて選ばずに、
楽しい方を選びましょうよ?
何も好き好んで悲しい選択はやめましょうね。
だって遊園地ですよ、
どんな乗り物に乗るのかは
あなたの自由ですからね。なに選ぼうと自由ですからね。
遊園地にはそれこそいろんな乗り物がありますよ、
ホラー系
グロ系もあれば
愉快な出し物
ハッピーなアトラクションもありますよ、
そういう意味では
遊園地ってまさに人生そのもの。
コワイ見世物もあるし
楽しいファンタジーもあるし
恋も
冒険も
メルヘンも
なんでもあり、、、ですよね。
まるで、人生みたい、
そのどれを選ぶか?
それはあなたの自由意志です。
人生もそうですね。
いろいろあります。
怖い思いもするだろうし
楽しいめにも会うだろうし
まさに喜怒哀楽の宝石箱、、
それが総体としての人生の全貌でしょうね。
その岐路で
はたしてあなたが何を選ぶか。
それはあなたの判断、、というか
自由意志ですよね?
哀しいだけの人生、、も、、無いでしょうし
楽しいだけの人生もないでしょう。
いろいろあって、、それで、、人生。。です。
それなのに?
なぜかその人は
いつもきまって
哀しい方だけを選んでしまう。。
悲しいに決まってる籤だけを引いてしまう、
まあ
これも一種の産まれ合わせた運命なんでしょうか?
ある意味どうしようもない宿命?なのかもしれませんよね?
さて、、、、、、、、、、、、、
そうして
楽しい
哀しい?
コワイ
いろいろな乗り物に乗って
やがて
終園時間です。
あっという間に終焉です
え?
もうおわり?
そうですよ。
もう終わりですよ
どうぞ遊園地から退場してくださいね。
別れのメロディが場内に鳴り響いてるでしょう。
そうしてあなたは
名残惜しそうに
遊園地を追い出される、、、。
まるで
人生の終焉のように。
そうです。
人生からの退場も
まるでこんなもんでしょう?
え?、、もう終わりなのか。
人生もそうですよね?
でも遊園地なら、、今度また休日に来ようっと、、、、、、、、、、、、、、。
ですが
人生は
また今度来ようとしても
来られないんですよね。
人生は遊園地ではないです。
死んだら終わりです。
次回はないのです。
まあ悠久の時の流れから見たら
人の生死は繰り返しますが
あなたとか私の
今回の人生という短期的な視点で見るなら
それこっきりです。人生に次回はありません。
人生遊園地に今度はないのです。
お母さんが、、優しく坊やに言います。
「坊や、もう遊園地は終りの時間ですよ」
「え?おかあさま。もう、、終りなの?
じゃあ、また今度来ようね。ね?おかあさま?」
きっと
きっと
約束だよ
お母様
こんど
また必ず
遊園地に
こようね。
お母様」