表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
拝啓、こいつが好きになれません  作者: ゾウアザラシ
第1章【エピローグ】
6/31

6ページ目

キキィっと少し耳障りな金切り音を立てて扉が開くと、そこには可愛い女の子が幸せそうに眠る顔があった。

年齢は俺と同じくらいで、服装は体操服。亀甲縛りにより身動きが取れない状・・・。








・・・お ん な の こ?



バタン!!!



「なんで閉めるんじゃ?」


「なんでじゃねえだろ、おい!

イカれた変態ジジイが!中の娘はどこから拐ってきやがった!!

何考えてやがる!」


「その娘はワシの子じゃ」


「わかりやすい嘘ついてんじゃねえぞ童貞ハゲジジイ!!

毛根と一緒に脳細胞まで死滅してんのかてめえは!!」


「なんじゃと!?変態なのは認めるがな、剥げてはいないわい!

毛根がちょっと休憩中なんじゃ!あんまワシをバカにするとお前も黒縁メガネの二の舞にするぞ!」


「何サラッと恐ろしいこと言ってんだボケ!メガネはてめえんちの居候だろ!!

大概にしねえとおまわり呼んでブタ箱ん中で一生臭い飯食わせんぞこら!!!」


「おまわ・・・!?

し・・しょうがないのう。今回はワシが大人になろう。

ちょっと言い過ぎたしのう」


・・・後で本当に通報してやる。




「まあいい

とにかくその子を身元に返しに行くぞ」


「身元はここじゃよ?」


まだ言ってんのかこいつ。

捜査で捕まるよりも今すぐ現行犯で逮捕されたいってか?


「いい加減にしないと・・・」

「ワシが作ったの!

この娘はワシが作った発明品なんじゃ」






・・・・。



仏丸は携帯を手に取り電話をかけた。




「もしもし、警察ですか?」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ