タイプ9主人公を考察する
六戸が独断と偏見で選ぶ主人公に採用されているタイプ第三位ですが、今回はタイプ9としました。
こんな書き方をするのもですね。実は大分迷ったのです。ただあれです。ある主人公の姿が印象的だった的な理由で上にした感じです。タイプ9っぽい考え方とタイプ9らしからぬ暴れっぷりが同居しているのが驚きでした。
こんな理由で順位づけするのには異論も多々あるかとは思うのですがあれです。独断と偏見で選ぶランキングなのでお許しください。
ちなみにタイプ9っぽいと思ったのは上記の子、読書好きな子なのですがその理由が『役に立つからでは無い』からですね。なんというか〇〇の為に本を読むんだという目的意識よりも本を読んでいる時間自体に浸っているというか、暇潰しとかじゃなくて本を読むロボットだから本を読むみたいな。
言葉にするの難しいです。
話を戻しますがタイプ9の強みは何かといったら受け身な事だと思うのです。要するにヒーローやヒロインのポジションにある人達を活躍させやすい主人公なんですよね。学園ハーレムものとかだとタイプ9主人公よく見る気がします。
一方で、熱血って感じのが受けてた時代にはいなかったかというとそうでもなくこう普段はおっとりしているけどキレたら怖いってキャラ、正義の味方に多いですよね。
これも悪事に対し受け身でリアクションをとって懲らしめているわけじゃないですか。
あと誤解されがちなのですが、タイプ9がちょくちょく怠惰と言われるのは精神的なものです。
例えばマラソンをしてる時、体は辛いですが迷ったり戸惑ったりする事がない分、頭の中は静かですよね。
そんな感じで単純作業が苦にならないとか他の人に従う事を好むとかそういう事を指しているようです。
そんなタイプ9が魅力を感じるのがタイプ6です。安らぎを求め、悩ませられるのが嫌いなタイプ9は、誠実で責任感があり、堅実な生き方をするタイプ6の生き方に惹かれます。
その為、ストレスを感じたり、余裕のない時にはタイプ6のようにすがるべき人や組織等のために一生懸命に働きます。
しかしそんな『8/31に一夜漬けで夏休みの宿題をしようとする』がごとき行為には大分無理が生じます。最悪『外からの刺激に反応しなくなる。淡々とやるべき事をルーティンのようにこなす』状態になりかねません。
逆に成長方面がタイプ3です。とにかく、日々と同じ行動を取ることに流れがちなタイプ9にとってタイプ3のように『目標を設定し、達成し、アピールする』ことはすごく大事です。
現状維持のループから抜け出し成長していくという感じです。
タイプ9を主人公に採用する場合、何か事件を起こさないと動いてくれないので気を付けないとご都合的になってしまうような気がします。
逆に勝手に動いてしまうことが少ないので、初心者向けの主人公かもしれないなとは思いました。どうなんでしょうね意外と書きにくいのでしょうか? 実際にタイプ9主人公で書いた人に伺ってみたいです。