タイプ6主人公を考察する
六戸が独断と偏見で選んだ主人公に採用されているタイプ第二位はタイプ6です。
タイプ6は英雄のタイプとかモブタイプとか言われているタイプです。正反対じゃねえかと思われると思いますが、この二ポジションのどちらかで登場することは確かに多いです。
何故かというとこのタイプの原点が『自分一人ではやっていけない、誰かに助けて欲しい』だからです。助けてもらうからには貢献で返さなくてはいけないという気持ちが大きい人が結構いる印象です。見捨てられたくないですから。
あと、人と話した時に今悪い事言ったかなって反省する描写があるとタイプ6をまず疑います。実際に相手の言われたくないことを言ってしまってる時は他のタイプの可能性も考慮しますが、常識的な対応しかしていないのにそういう描写があるとタイプ6っぽいと感じます。
また、私もそうなのですが、頭の中で起こりそうな事とその時どう行動したらいいかシミュレーションする人が多いみたいです。何回ミスを責められるシュチュを妄想した事やら、まあミスなんてしてないのですが、気づいてないだけでしているのではと思ってしまうのです。
だからこそ助けを求め、役割を与えられればそれを遂行しようとするのです。
周りから英雄としての役割を求められれば苦しみながらも自己を捨て奮進しようとするのもそういう心理です。
まあ貢献しても見捨てられると思えば逆らいますが、それはそれとしておきます。
なろうだと貴族に転生して領地経営や戦争参加を求められたりする役回りが多い印象です。
それか必死で組織に貢献してきたのに追放されてからざまぁする役回りでしょうか。
そんなタイプ6が魅力を感じるのがタイプ3です。周りに受け入れられ導きを得ることで不安から逃れようとするタイプ6にとってスマートで成果を上げ人々から尊敬されるタイプ3は自分の欲する物を全て持っていると感じる事が多いです。
そんなわけで、ストレスを感じたり、余裕のない時にはタイプ3のように外見や態度、性格をセルフプロディースし、取り繕う必要を感じます。
また自分がすがる組織や尊敬する人、あるいはノウハウや前例といった物の敵対者に対し過度に攻撃的になり競います。
しかしこれらの態度はかなり無理があり、わざとらしいとか媚びているとか思われたり、詐称がバレて責められる事もあるかもしれません。
この辺りは結構身に覚えがあるだけに書いてて辛いものがあるので、早めに次に行きます。
タイプ6の成長方面はタイプ9です。頭の中でぐるぐる考えたり、誰かに縋ったりと不安定なのがタイプ6ですが、起こるかもしれない事、起こった事で一々動揺しないでただ『そういうものだ』と受け止める事がとっても大事です。
大事なのはわかっているんですけれどね。
主人公にタイプ6を採用した場合、主人公を好きな人と嫌いな人がはっきり別れたりします。等身大に悩んだり勇気を振り絞ったりする主人公が好きな人もいればうじうじしてるなよ、気持ち悪いと思う人もいる。自然な事だとは思いますが、なろうではあんまりタイプ6節は炸裂させられないかもしれません。
私は成長して落ち着いたタイプ6と未熟なタイプ6だと未熟かなって思いますが少数派ですかね。
せっかく主人公に限定した考察をしているのに基礎考察とあまり変わらない事ばかり書いている気がしてちょっと悩んでいます。
改稿するかもしれません。