秩序の秩序VS秩序の反秩序
今回のテーマは相反するタイプ1についての考察です。
タイプ1は『正しくないことをすれば非難される』という根底を持ちます。
そして壁に耳あり障子に目ありということわざがある通りどこで誰が見ているかわからないのでプライベートの空間でもなかなか気をぬくことができません。
そんなタイプ1の『正しさ』とはその人生の中で培われるものですが、タイプ1に与えられる社会の価値観、マナー、ルールといったもの、要するに『秩序』ですね。
集団の秩序を正しいものだと感じるかどうか、大きな個人差が出来てしまうのです。
今回の表題の秩序の反秩序とは『社会が間違っている。私はそれを変えねばならない』と考えている状態を指します。
逆に秩序の秩序は『正義を成そうとするこの集団に尽くさなくてはならない』と考えているということでこの両者は対立関係にあると言えます。
ちなみに完全に余談ですがいわゆる『委員長』属性が秩序の秩序状態にあるタイプ1で構成されるキャラ群と言えると思います。
話を戻します。秩序の秩序・秩序の反秩序どちらでも共通するのが間違っていることを見過ごせていないということです。
『正しくないと非難される』と考えているタイプ1にとって見て見ぬ振りもバレてしまい非難されるし、白黒つかない対応も非難されるかどうかわからないのでやりたくない。
となると態度をきちんと表し全力を尽くすしか道がないのです。
こう書くと精神的に成熟したタイプ1はそこまで正しさにこだわりを見せないのではという声も聞こえてきそうですが精神的に成熟したら確固たる信念が無くなりコウモリになるというのもおかしな話なのではと私は考えました。