2日目③
さて、そろそろだろう。
イケブクロが近づいてくる。
一歩一歩進むごとに俺達の緊張感が上がっていく。
ホームの端まで来た。
そっとホームの様子を確認するが、誰もいない。
「そんな…」
カナデが驚愕する。確かカナデの話だと、50人程はいたと言う。全員逃げ出せたのか、それとも捕まってしまったのか。
取り敢えず俺達は駅の中に入り、階段を上がる。沢山の店が構える店舗の内、飲食店に入って安全を確認する。安全を確保した後、食事を取る。
「この後は地上に出るぞ」
2人とも黙ってこっちを見る。
「今、地上がどうなっているか分からないが、そろそろ地下も飽きてきただろう」
それに、
「奴等が、『HEADER』がどうしているか調べなくちゃいけない」
カナデが不安そうな顔をする。
「まぁ、これからどんな奴等が出てくるか予想がつかない。それでも、俺は前に進まなければならないからな」
「俺は…」
ショウゴが口を開く。
「俺はアルトさんに助けられました。無力だった俺を救ってくれました。だから俺は、アルトさんに付いていくつもりです」
「わ、私も」
カナデもショウゴに賛同する。
有りがたいもんだ。
食事休憩もほどほどにして、そろそろ地上へと繰り出すとしよう。
「よし、行くか」
地上へはカナデが案内する。何でもこの駅をよく利用するのだとか。いくつかの長い階段を上り、進む。
やがて景色が一段と明るくなる。
目を細めて上を見上げると、そこには太陽があった。
目が慣れて、視線を下ろすと、目の前には瓦礫の山があった。
灰色の高い建物、キラキラ光るのはガラスだろうか。所々火の手が上がっているのか、煙が見える。
「…奴等は一体何をしているんだ…」
その時、カランッと音がなる。
その方向を見てみると、シューと何かを噴き出す、金属製の筒が転がっていた。
危ない。
本能で感じた。
逃げる。そうしようとしたが、時すでに遅し。
霧状の何かが全身を包む。すると段々、肌がヒリヒリと痛み、咳こむ。いつの間にか涙まで出てきた。
ショウゴとカナデは大丈夫だろうか。
自分の事は後にして、2人を探す。
だが、それもすぐに終わる。
「ガッ!」
頭を硬い何かで殴られたのだ。
アルトはたまらず倒れる。
そして、アルトは意識を手放してしまった。
皆さんどうも、紫です。
なんだがここ(後書き)に書くネタが無くなってきました。
深刻な事態です。
そこで皆さん、ネタを下さい。割とマジで。
意見・感想・評価待ってます!!
ブックマークつけてもいいn((殴