衝撃のグループ
夢でしょう。そう思い、頬をつねってみた。あれ……痛いよー。え、まさかの現実!?
いやーでもそんなはずあるわけないでしょうし、んー……
「本田さん大丈夫?」
しばらくぼーっと考えてた私を心配してくださった。感激‼
って今は感激してる場合じゃなくて…
「なんで私達なんですか?」
1番気になる事を聞いてみた。
「なんか、おとなしくて、喋ってみたかったから。2人も賛成してくれたし。」
「まぁ………。」
「美玲様、一緒のグループにならせて頂きませんか?。」
「そうですよ。」
私は、はい!是非ともお願いします!っと言いたい所だが、周りを見渡してみると、私より上の権力者の3人組が鬼のような形相で睨んでくる…多分、いや確実に大倉様達となろうと思っていたのでしょう。
怖い、怖すぎるわ!
「でも、申し訳ないですけど、大倉様と同じグループになりたい人達も沢山いますし、私達なん「はい、決定ね!」
大倉様、今の話を聞いていたのか?…強制決定されてしまったではないか。
パニック、パニック、パニック…
3人組の目が…キャー‼
察してくれたのか、白馬様が、
「本当に皆ごめんね!たまにはああいう子達とも喋ってみたいなって思ったんだ。本田さん達には怒らないでね?」
と取り巻き達に言っていた。
さすが白馬様…皆すぐはいと言いましたぞ。
強制決定され、私のグループは、横山凛香、丸山蘭、大倉拓歩、白馬章大、黒木亮…という凄いメンバーになってしまった。
家に帰ったものの、落ち着けない。
明日は準備で学校が休みだから良いけれど、平穏に過ごせるだろうか…
体調崩しそう…