天才で悪いかァアア!!
今は、21XX年。約90年ほど前の大人たちは、『きっと未来は科学がものすごく発達しているだろう』と、思い込んでいたことだろう。だがそんなことは、宇宙人がやってきたとしても、なかったと俺は考えている。なぜなら、未来永劫、人間は所詮人間なのだ。
でも、もし人間に元々何か、力が備わっているとしたら・・・。
そんな現代の大人たちに言ったら笑われるような事を、大真面目に考えてしまう今日この頃。
じっくり考えていたら
「オィ!まぁ~た、科学だ何だ考えてんのか。吉田千奈津君ッ。」
と聞き覚えの有る憎たらしい爽やかボイスに俺の肩が跳ねる。俺の心中の呟きをズバリと当てる奴は、矢代・・・ただ一人だろう。相変わらず気持ち悪いなと思いながら、
「フルネームで呼ぶな。それと、俺の半径10m以内に入ったら・・・」と
殺気立たせ俺は言う。「殺すぞ」(ちなみに俺は言わずともいいが厨二病である。)
矢代は、俺の言葉に心底嬉しそうな顔をする。Mか?こいつはMなのか?
「ところで天才君。」
次はおれの気持ち無視しやがったか。
「俺の初恋の話を聞きたいかい?」
いきなりかよ。しかも、テメェの初恋の話なんてこちとら興味ないんだよ!!
「いい「あ~そうかそんなに聞きたいのか、そんなに言うなら教えてあげようっ!」
なんなんだこいつ、Mなうえに人の話も聞かないのか。
「だから良いって言っ「幸宮零華を知っているか?」
・・・。
「あぁ、生徒会長だろ。」
こうなるともうこいつは、手がつけられない。適当にあしらっとけb
「おぉ、さすが天才君だな。」
いや、天才は関係ないと思うが。
「その通り!!あの美人で有名な、しかも裏はドS言う最高の生徒会長様だ!!」
・・・Mだ。やっぱりこいつはMだ。するとこいつはやけに俺の耳に、口元を近付けて
「ちなみに、裏はドSというのはここだけの話だぞ。」
と周りをやけに気にしてささやいた。・・・っつか、さっき普通に『裏はドSと言う最高の生徒会長様だ!!』
って声に出してただろ。今更遅いんだよ。周囲を見てみろ。お前ガン見されてるぞ。
「んで、その生徒会長様が、お前の初恋の相手ってなわけなんだな。はいはい、めでたしめでたし。」
強引に話を打ち切ろうとしたが、そう上手くはいかない。
「なぁに言ってんだよ。俺の恋はここからだッ!!」
はい?
「天才君・・・。俺の恋のキゥーピットになってくれるよな?」
なんてベタな。っつか、キゥーピットって何だ。間違ってるぞオイ。
「ことわr「ありがとう!やってくれるのか!!」
何度も言うが、ほんっと人の話きかねーのなコイツ。一発殴ってやろうか・・・?
「んじゃそう言うことでッ!」
そう言って嵐のように矢代は去っていったのだった。これから俺はどうなって・・・っつか何をさせられるんだ!
~END~ ってもう終わりかァアア!!!!ってゆーか終わるかァアアッ!!!!!!!
はい、なんかアレですね。アレってなんだ??
うん。しらねーよ。
ちなみにこの小説は作者がめっちゃ銀●の影響を受けてるので、若干、ノリが銀●です。
苦手な人はごめんなさいです。(土下座?しないよ。