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《はじめに》

ヴォルノースの森の概要が説明されています。

※ 以下の文章は「ヴォルノースの森の なんてことない毎日《第一部》(オムニバス短編集)」の第一話と同一です。既にご覧になっている方は、第二話「ニールの目ざめ (1) 翼」へお進み下さい。

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《はじめに》


「ヴォルノースの森」というのは、何処かの世界の何処かにある大きな大きな森の事です。森は東西南北の部分と、ヴォルノースの北の森の更に北東にある「影の森」の合計五つの地域から出来ています。東西南北の森の一つ一つの大きさは、だいたい日本の県二~三つ分程度でしょうか。あと、四つの森の中心部に「決め事の都市」が存在します。


森全体の多くは、周りにある「カクリン山脈」にベルトのように囲まれており、影の森および北の森の北側だけが内海に接しています。また内海と外海を繋ぐ僅かな隙間には「旅立ちの島」と呼ばれる小さな島があります。


そしてカクリン山脈の外側には「忘却の草原」が広がっていると言われています。”言われている”というのは、その草原を横切ると、みな多くの事を忘れてしまうからです。


森には大別して「三大種族と、それ以外」の生きものが暮らしています。三大種族とは、人そのものの形をした「ニンゲン」、羽の生えている「妖精ビト」、獣に似ている「動物ビト」の三種類がいて、みな魔法を使えます(※ 作中、特に記述の無いキャラクターは、おおむねニンゲンとなります)。


ただ、一口に魔法と言っても小指の先に小さな火を灯す事しか出来ない者もいれば、二十人が手をつないでも抱えきれない大樹を一瞬で燃やす事が出来る者もいます。まちまちなんです。ただし、特に強い魔法を使える者は、総じて”魔法使い”と呼ばれ尊敬を集めています。


またそれ以外にも動植物をはじめ、不思議な生き物も数多く暮らしており、その全貌を知っているのは森全体の中でも「物知り人」と呼ばれる少数の人達だけです。


この物語は、そんな森で起こる様々な日常が描かれていきます。

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■ ヴォルノースの森と外観の図は下記URL。

https://ensouzansogo.blog.fc2.com/blog-entry-535.html


■ ヴォルノースの森の用語集は下記URL。

https://ensouzansogo.blog.fc2.com/blog-entry-536.html


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