タイピングについて(2)
その一年ほど後、再び夏休みが訪れました。自由研究をパソコンで作れるということで、我が家のお下がりパソコンをある程度自由に使えるようになりました。それを期に、僕は「自由研究」を大義名分として色々な娯楽に手を出し始めることになります。その一つがモバゲーであり、またタイピングチューブでもあったわけです。
一年を経て、僕のタイピングは結構様になっていました。ブラインドタッチは楽勝、ストレスなく打ち込むことが出来るようになっていたのです。
コロナ禍の夏休み、外出が殆どできない中で僕はタイピングチューブ、否パソコンにのめり込むことになります。タイピングチューブにオンライン対戦機能があることを知った僕は「木下真三郎」でアカウントを作り、消失やノンブレスとか、その辺の難関をネット上の先輩方と競争する中で、更に僕の技術は向上していきました。
あとは、普通に当時の最新曲だった新時代とかララバイとかをやっていました。千本桜には「慣れて」きてしまったので、途中途中英語が混ざる新時代は程よい難易度で打つことができました。ララバイは、まぁお察しの通り。
というわけで、皆さんもタイピングチューブをレッツプレイ!(デジャブ)
……まぁ、冗談はさておき。
コロナの影響があってタイピングが上達した、というのは勿論自分だけではありません。
むしろ、自分の妹の世代、コロナ禍を所謂ゴールデンエイジの後半で過ごした世代に及ぼした影響ははかり知れません。タイピングに関してだけ言えば、一人一台タブレットが配布され、タブレットで宿題をする機会が増えたこの世代では、タイピングやローマ字に触れる機会が非常に多いといえます。
ローマ字を学校で習う小学生高学年は、タブレットで何かをするとき、「タイピング」をする機会が自然と増えます。苦手でも得意でも、何かを打とうとすればキーボードを使わざるを得ないのですから。自然、キー配置を目にする機会は増えます。
僕らの世代(この年齢でこういう書き方をするとは……コロナの影響は凄まじい)は、そもそもタブレット支給から外れた世代なので、キーボードに触れる機会というのは限られていました。月1くらいタイピングの授業があったような気がしますが、多分あれは、少なくとも小学生男子にとっての「ボーナスタイム」でしかなかったと思います。
第一、ローマ字すらろくに出来なかった奴も周囲に数人いましたし、とてもタイピングの授業の体を為していませんでした。あれは僕のクラスが悪かったというのもあると思いますが。
自分の妹は、学校で出された宿題を全部やる超・優等生というのもあって、あんまり指標にしづらいですが、既にブラインドタッチが出来るそう。流石に年齢差があるので今は僕の方が速いですが、当時の自分と比べたら多分7倍くらい速いです。
今回も、着地点はありません。自分よりタイピングができる人というのも、上を見上げれば無数にいます。でも、なかなかどうして、下の躍進も楽しみだなぁ……という呟きです。




