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こまかい詩集2

詩 異世界転生で二度目の人生を

作者: 仲仁へび



「二度目の人生では後悔のないようにいきたい」


「最初から最後まで全力でいきたい」


 どうしたって忘れようがない


 消しようがない


 暗い過去が見つめている


 今でも飛び起きる悪夢は


 手が届かない場所にあるはずなのに


 ずっとおびえてばかりいる


「役立たずで能無しで」


「だれも必要としてくれなかった」


「今度はそうはなりたくない」


 常に全力疾走で


 今日一日を使い尽くす


 時間は有限


 戻らないから


 急かされるように


 いき続けた


「お前、ズルしてるだろ?」


「ああ、そうだよ」


「それは悪いことなのか?」


 なんてったって


 人生二度目


 同じ年でも


 経験値が違う


 同じことしてたら


 同じ未練が残るだけ


 せっかく二度あるなら


「そこに意味を求めてるだろ?」



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