本当に現実を生きていないのは?
昼休み、裏庭の茂みの裏でのんびりと昼寝をしていると誰かの言い争う声が聞こえてきた。
その争いに心当たりがあり、そっと近づく。
「えー、学園では身分なんて関係ないんだから、友達と話して何が悪いんですか?」
頭の悪そうな間延びした声が聞こえてきた。誰かに聞かせるかのような大きな声だ。
予想通り、今年度の学園の噂の大半を占める女性だ。
名をソニア・コッリネッリと言う。
「そのようなことを申しているのではありません。私は婚約者の居る殿方と必要以上に仲良くすることについて述べているのです」
凛とした声で対峙するは令嬢中の令嬢であるシルヴィア・ディナーレ。
第一王子の婚約者であり、順調に行けば未来の王妃でもある方だ。
「だから、私は友達と仲良く話しているだけです。友達付き合いにまでシルヴィア様に口を出さえる謂れはディオ様方にだってないと思います! シルヴィア様はディオ様方を何だと思っているんですか。ディオ様方だって意思を持った人間なんですよ!」
キャンキャン吠える彼女から視線を上方にずらした。
やはりそこには件のクラウディオ第一王子様がいらっしゃった。
けれど、不敬にもディオ様と呼ぶソニア嬢ではなく、それを窘めるシルヴィア様の方を睨むように見られている。
分かってはいたけれど、攻略はもうかなり進んでいるらしい。
俺の名前はトゥリオ・ニッツォーロ。
しがない伯爵家の三男だ。
卒業後は文官になるか騎士になるかして自立しなければいけないくらいの疑似貴族のような存在だ。
ただ少し他人と違うところは前世の記憶があるということ。
お陰で、ここが口に出すのも恥ずかしいタイトルの乙女ゲームの世界だと知っている。
先程まで見ていた光景は所謂イベントの一つ。
ヒロインであるソニア・コッリネッリが悪役令嬢であるシルヴィア・ディナーレに学園の裏庭へ呼び出されて警告を発せられる。
それに気丈に「攻略対象者達だって人間だ!」と返すところを攻略対象者に見られて居たことで好感度が上昇するというもの。
警告を発したのがシルヴィア・ディナーレで、見ていたのがクラウディオ第一王子様だったことから、ソニア・コッリネッリ嬢はクラウディオ第一王子様ルートへ行っていると本来なら思う。
しかし、学園入学後から見ていたが、ソニア・コッリネッリ嬢はどう見ても俺と同じく前世の記憶がある。そして、どう見ても逆ハーレムルートを爆走している。
俺は乙女ゲームには全くこれっぽっちも登場シーンのないモブ中のモブだ。
だから、関わる気はなかった。
なかったのだが、ヒロインの性格がとにかく悪すぎる。
正直言って放置してアレが騒動を起こしたり、万が一にもアレが王妃になったりしたらこの国終わる。マジで終わる。
だって、アレ、どう見てもこの世界を現実だと思っていない。
まるで夢であるかのように振舞っている。
自分以外が人間であることすら認めていない。
ここを本気でゲームの世界だと思っているんだ。
もうね、バカだろとしか思えない。
お前一人の為に世界が存在すると思っているなんて、前世では中学生だったの? いや、中学生に失礼か? と本気で思っている。
え? 俺が枯れてるだけ?
いやいや、俺だってシルヴィア様見られて感激したよ? めっちゃいい女だからな。
クラウディオ第一王子様だってマジで王子様だ! って言いたくなったし。
他の攻略対象者も悪役令嬢も全員キラッキラなんだ。流石メインキャラだと思ったし、実物見られて、しかも思い通りだったことに感動したよ。
でも、この世界が現実であることもまた認めているんだ。
だからさ、ちょっとばかし暗躍をしてみたいと思います。
主に俺の平和な未来の為に。
ヒロインが攻略対象者を攻略するくらいなら俺は介入しなかったんだけどね。
ヒロインの皮を被った何かが周りの迷惑顧みずに自分の欲望だけに忠実になって暴走するなら話は別なのさ。
ゲームの知識があるのはヒロインだけじゃないんだぜ?
ということで何枚も何枚も手紙を書きまくった。
足が付かないように紙は色んな所からくすねたものを使ったし、インクも何種類も混ぜて元のインクが何なのか分からないようにした。
字は利き手でない方で書くことで誤魔化した。
そんなに警戒する必要があるかと言われたらないのかもしれないけど、だって俺モブだしメインキャラ達に関わりたくないじゃん?
俺は平和な世界にさえなればそれで良いのさ。
信用を得る為の手紙やヒロインの本性を見せる為の手紙、悪役令嬢がどれだけ頑張っているか見られる為の手紙、君らの立場の危うさを理解してもらう為の手紙等々。
モブがするにしてはいい仕事じゃないだろうかと自己評価を下す。
さてさて、後は結果を御覧じろ、だ。
***
俺はクラウディオ・アルジェント。
アルジェント王国、現国王の息子で第一王子だ。
お陰でディナーレ公爵家のシルヴィア嬢と幼い頃から婚約させられている。
いつもツンと澄ましていて高飛車に俺のすることに口を出してくる嫌な奴だ。
学園に入って出逢ったソニア・コッリネッリ嬢を見習わせたいくらいだ。
ソニア嬢は市井に居たせいか他の貴族令嬢達と違って非常に親しみやすく、明るく無邪気だ。その清浄な空気にいつも癒される。
もし自由に選べたのなら絶対にソニア嬢のような女性を妻としたい。
その日もいつものように癒しを貰いに学園に向かった。
しかし、授業の内容を書き取る為に開いたノートに見知らぬ紙が挟まっていた。
驚いたものの、「ソニア・コッリネッリ」という字が見え、チラリと周囲を確認した後、その紙を読んだ。
バカバカしい内容だった。
ソニア嬢が演技をしていると言うのだ。
鼻で笑ってやりたかった。
だけど、証拠だと列挙されている会話集の中に覚えのある会話が記載されていた。
それに他の会話もソニア嬢が返事をしそうな内容だった。
最初は忘れようと思った。
だけど、忘れようとすればするほど、どうしても気になってついその中の一つを口にしてしまった。
「君は鳥になって空を飛んでみたいと思う?」
「思いません。だって鳥になったりしたら、ディオ様とこうしてお話しできないではないですか」
ぞわっとした。
一言一句、手紙の通りだったのだ。
いや、偶々と言うことも有り得る。
そう思い、幾つも会話集の会話を繰り返した。
ソニア嬢は全て手紙通りの返答をした。
語尾が少し違うとかそんな些細な差異すらなかった。
手紙もソニア嬢も得体の知れないもののような気がして、とても気持ち悪くなった。
数日後、またもやノートに見知らぬ紙が挟まっていた。
見ない方が良いと思いながらも、読むことを止められなかった。
だけど、そこには日時と隠れる場所だけが記されていた。
何を見せたいのか、いや、それよりも手紙を無視すべきではないかと思いながらもどうしても気になって俺はそこに向かっていた。
そうして手紙の通り隠れていると、誰かがやって来る音が聞こえた。
「!!お嬢様っ」
「っ……あ、ありがとう、アンナ。助かったわ」
これは、シルヴィア嬢?
何でこんなところに……
「お嬢様、少しお休み下さい。根を詰めすぎです」
「大丈夫よ。クラウディオ殿下の婚約者足る者、この程度きちんとやらなければ」
「何をおっしゃっているのですか。これだって本来はクラウディオ殿下の仕事ではありませんか! あんな娘に現を抜かしているような人の代わりにお嬢様が頑張る必要なんて――」
「アンナ」
「ですがっ」
「アンナ! それ以上は辞めておきなさい。貴方の心は嬉しく思うけれど、ご家族にも累が及ぶわよ」
「っ……」
「それに、大丈夫よ。殿下をお支えするのが私の役目。それをわざわざ明け透けに主張することも殿下からの対価を要求することも間違っているわ。例え殿下の御心が私になくともね。それが王族の配偶者と言うものよ。さ、まだまだ仕事は残っているわ。急ぎましょう」
……………………
今のは、誰だ?
いや、まさか俺がここに居ることに気付いてあんな演技をしたのか?
小賢しい。
何が明け透けに主張することは間違っている、だ。
………………俺の仕事とは何だ?
また数日後、日時と隠れる場所の書かれた紙が挟まっていた。
だけど今回は絶対に姿を現さないようにとわざわざ書かれていた。
記載された日時、記載されたところに隠れていると、また誰かがやって来た。
そっと覗くとソニア嬢だった。
彼女がどうしてこんな時間にここに?
疑問が生まれたが絶対姿を現すなと書いてあったのを思い出し、息をひそめる。
じっとしていると、ソニア嬢は何故かハンカチを取り出し、上に投げ始めた。
何をしているのだろうか。
そんなところに投げたら枝に引っ掛かってしまうのに。
「ちっ、さっさと引っ掛かりなさいよ!」
「!?」
低い乱暴な声が聞こえてきた。
誰の声だ?
ここには俺とソニア嬢しか居ないと言うのに。
そう、俺とソニア嬢しか…………いや、まさかな。
自分の中に疑念が膨らむのに蓋をして、ソニア嬢の奇行を見守った。
しばらくしてようやく枝にハンカチが引っ掛かった。
「よっし、出来た。結構ギリギリね。まぁ待つ手間が省けていいわ」
いつもの間延びした高めの声とは違う声。
やはりソニア嬢が話しているように見える。
混乱しているうちに、ソニア嬢が枝に引っ掛けたハンカチに向かってぴょんぴょんと飛び始めた。
本当に何をしているんだろう。
「んー、届かないよぉ……」
あ、いつものソニア嬢の声だ。
「あのハンカチを取りたいのか?」
「あ、アル君! うん、そうなの。風で飛ばされちゃって……」
「俺が取ってやる。待ってろ」
「え? 良いの?」
「当然だ」
「ありがとう! やっぱりアル君はすっごく頼りになるね」
アルベルト・ボニーノ。
騎士団長を親に持ち、自身も騎士を目指している俺の友達。
ソニア嬢と仲が良いことは知っていた。知っていたけれど、俺は今何を見せられたのだろう。
それから俺はあの得体の知れない紙に従い、色んなものを見せられた。
ソニア嬢の奇行や、俺達の前では決して見せない裏の顔。
シルヴィア嬢の自分にも他人にも厳しい裏表のない賢明な姿。
そして……俺達への評判や本音。
父上達までもが俺達を切り捨てるか否か悩んでいるのを聞き、ようやく受け入れた。
俺は最低最悪な裸の王子様だったのだと。
***
あれから数か月経った。
もう彼らに手紙を送ることはしていない。
必要ないからだ。
ヒロインは上手く行かなくなった攻略にイラついているようだけど、何かする前に彼らが改めてくれて本当に良かったと思う。
恋愛することを悪いとは言わないけど、恋愛以外にも大事なことってあると思うんだ。
最近、彼らはまだまだぎくしゃくはしているが、自らの婚約者ときちんと向き合おうと頑張っている。
勿論彼らはそれなりのことをしたのだから、婚姻するとしてもきっと尻に敷かれ続けるだろう。
だけど、まだ致命的なことをしていないんだ。巻き返しは十分可能だ。是非頑張って欲しい。主に俺の努力を無駄にしない為にも。
そういう意味ではヒロインだってまだ巻き返しは十分可能なのだ。
だけど、攻略対象者に拘って、今でも躍起になって近付こうとしているのを見ると不安が勝る。
もしも現実を認められずに致命的なことを犯してしまうようなら、もう終わりだ。
さっさと現実を見れば良いのにとそう思う。
どちらにしろ俺はメインキャラに近づく気はない。
後はそれぞれ自分達で頑張って欲しい。
ヒロインへのフォローは……俺がすると余計にこじれそうだから却下。
誰か周りの人が頑張って欲しい。誰も手を差し伸べないのならそこまでの奴だったということだ。
悪いがこれ以上は俺には無理だ。
だからもう俺は正しきモブに戻ろう。
暗躍はもう沢山だ。
「トゥリオ・ニッツォーロ、だったかな」
だと言うのに、どうして俺はクラウディオ殿下に呼び出されているのだろう。
俺はただのモブなんですが?
「は、はい。トゥリオ・ニッツォーロです。私に何か御用でしょうか」
「確か君は伯爵家の三男で文官を目指しているんだよね?」
「はい、その通りです」
何で知ってんだ?
俺は平凡なモブで、目立つようなことは一切していないはずなんだけど?
「そうか。なら、君に頼みがあるんだ」
「私に出来ることでしたら」
「ありがとう。なら今日から俺の秘書になってくれ。契約についてはまた別途詰めるとして、これからよろしく頼むよ、トゥリオ」
「……………………はい?」
当然、俺に拒否権など在るわけもなく、俺は第一王子付きの文官として突如として召し上げられることになった。
突然の出世に実家は勿論、周囲の人達からも驚かれ、騒がれた。
そして。
「ラウラ・ディナーレと申します。末永くよろしくお願いいたします、トゥリオ様」
伯爵家三男風情には有り得ないことに何故か公爵家次女に婿入りすることになった。
そう、婿入りだ。
有り得ない。本当に有り得ない。何だこれはと言いたい。
でも、後押ししているのが……
「これでお前も安泰だな、トゥリオ」
「本当に素晴らしい縁談ですわ」
クラウディオ殿下とシルヴィア嬢なのだ。
「いやー、本当にいい婿を迎え入れられることになって私共も安心でございます。素敵な御仁をご紹介して下さり、ありがとうございます、殿下」
「ええ、我が公爵家にとっても娘にとっても本当に良い縁談で嬉しい限りですわ」
「はい、私もこのような素敵な殿方と出会えて感激ですわ」
公爵家の方々も誰一人として反対しないどころか、諸手を挙げて大歓迎なのだ。
これで断れるわけがない。
いや、ラウラ嬢は流石シルヴィア嬢の妹だと言いたいくらいに素敵なご令嬢なのだ。
男としては非常に嬉しい限りだ。
だけど、ディナーレ公爵家にはある噂があった。
嫡男が非常に不出来で素行が悪いというものだ。
事実、ゲームでもそこを責められているシーンがあった。妹であるシルヴィア嬢に責を問うのは間違っているのだが、家門の恥であるという事実は確かにあるのだろう。
つまり、ラウラ嬢にきちんとした婿さえ居れば嫡男が居なくなっても問題ない、と考えても仕方がないのだ。
その行き着く先を考えると頬が引き攣ってしまう。
いや、それより何より、これ絶対俺が暗躍したことバレてるよね!?
そして生粋の王族貴族達だ。
絶対にこれを純粋な好意、感謝の気持ちとして推し進めた。
俺が嫌がるとは全くもって思っていないのだ。
むしろ喜ぶと本気で思っている。
確かにヒロインとのアレコレを止めたお陰で国は平和になった。
でも、そのシワ寄せが俺に来るなんて聞いてないっ!
俺はモブなの。平凡な男なの。第一王子の文官とか、公爵家とか荷が重すぎるの!
誰か、俺に平凡な日陰の生活を返してくれ……。
「トゥリオ様、どうかなさいました?」
「い、いえ、とてもご立派な庭ですね。このようにご立派な庭は見たことがありませんでしたので、圧倒されておりました」
本当にこんな庭付きの家が俺の家になるなんて胃が痛いです。
「ふふ。そうでしょう。我が家の自慢の庭なんです。そうですわ、トゥリオ様のお好きな花はございますか? その花の庭を我が家にいらっしゃるまでにご用意致しますわ」
「……アリガトウゴザイマス……」
ヒロインよ。
これが現実というものだ。
思い描いた通りに進む現実など有りはしないのだ。
そう、思い描いた通りになどならないのだ。
分かっていたのに、現実だときちんと知っていたはずなのに、王族や上級貴族の力を甘く見た俺が悪かったんだ。
誰よりも一番俺が現実を甘く見ていたなんて、本当に……すみませんでしたっ!
謝るから誰か俺を助けてっ!
「私のディオ様を返せっ!」
公爵家に婿入りする予定のお陰でクラウディオ殿下の側近頭といつの間にかなっていた俺は、その日もクラウディオ殿下とシルヴィア嬢、そして俺の婚約者であるラウラ嬢と共に登校してきていた。
その声が聞こえてきたのは校門を潜ってすぐだった。
そして走ってくるヒロインの手に光るものがあるのを見て、咄嗟に身体が動いた。
流石にここまでヒロインを堕とすつもりはなかったのだ。
それがシルヴィア嬢に届いてしまったら流石に言い訳が効かない。
「!!!っ……」
熱い。
だけど……
「辞め……ろ、もう、失敗を、認めろ……ここは、現実、なんだ……ちゃんと、周りを、見ろ。お前は……ヒロインじゃ、ない」
「っ!? お前……お前のせいかっ!」
また刃を振り上げられるのが見えたが、それが振り下ろされる前に取り押さえられるのが見えた。
そして俺の意識は途切れた。
数日後、意識を取り戻した俺を見て、ラウラ嬢が泣きじゃくった。
シルヴィア嬢もクラウディオ殿下も公爵様と公爵夫人様も何度も何度もお礼を言ってくれた。
ヒロインは修道院に送られることになったらしい。
俺がフォローしなかったせいもあると思ったので、出来る限り穏やかに暮らせる修道院にしてくれるよう頼むと、お人好しだと思われたのか苦笑されたが確約してくれた。
でも現実を認めないあの態度は俺でもあると思ったのだ。
「トゥリオ様、他に何かして欲しいことはございませんか?」
「大丈夫ですよ、ラウラ嬢。毎日ありがとうございます。怪我が治ったら、また一緒に庭を散歩しましょう」
「はい、楽しみにしていますね!」
そうだ。
いつまでも嘆いているだけでは、ヒロインと同じだ。
ここは現実なんだ。
俺は現実を認めて、前に進まないといけない。
その為にもまずはラウラ嬢ときちんと向き合ってみよう。
ヒロインも、いつか必ず現実を認め、自分の人生を歩んでくれると信じている。
俺にとっては反面教師で出世に利用した形になるけど、決して嫌な目にあって欲しいなんて思っていたわけではないのだ。
ただ乙女ゲームの呪縛から離れ、現実を生きて欲しいだけ。
もしもいつかヒロインが現実を生きられるようになったのなら、日本のことを語り合ってみるのも良いかもしれない。
そんな未来が訪れることを願って、俺はこの現実を生きていく。
※続きとなる「本当に現実を生きていないのは?~ラウラの婚約裏事情~」を投稿致しました。
主人公が周りからどう見られて居たのか、ヒロインの処遇はどうなったのかについての補足する話ですので、気になる方は是非こちらも合わせてご覧下さい。
追記
番外編となる「本当に現実を生きていないのは?~その後のトゥリオ~」「本当に現実を生きていないのは?~その後のトゥリオ2~」も投稿しました。
↓にリンクを貼っておりますので、お読みになりたい方はそちらからどうぞ。