表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
死人(sibito)  作者: 山田健一郎
6/10

西表島で生きるという事は、常に何かと戦うという事が分かった。

当面の敵は、蚊、蝿、蟻・・・たまに襲ってくるゴキブリ、蜘蛛、ムカデ、

等だが・・・

まず日がくれてから活発に活動し始める蚊に対しては完全防備で対応。

つまり長袖長ズボン手袋、顔にはモスキートガードネットで対応。

暑くて寝苦しいが仕方がない。

昼間キャンプ地の地面で寝そべっているとハエがたかってくる。

手で追い払ってもすぐ近くの地面に降りてこちらの様子を伺い、

ちょっと気を抜くと目や鼻や唇、頬にバシバシぶつかってくる。

近くで拾ってきた50cm位の竹を蝿叩きがわりに使ってみたが、

切りが無い。

いくら殺しても次から次えと現れる。

上からいきなりゴキブリが落ちてくる。

背中を手の平サイズの蜘蛛が駆け上がって頭の上に乗ってくる。

ムカデがにじり寄ってくる。

気が狂いそうだ・・・・・・・・・・・


蚊に刺された手足があまりに痒いので湯を沸かし、蚊に刺されて腫れたところにかけていく。

お湯をかけるともちろん熱いのだが痒みが和らぐ。

うかうかしてるとアリにも噛み付かれる。

そして黒い蝶がヒラヒラと俺の頭の回りを舞う。


なんだここは・・・・・・・



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ