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短編

先代魔王は、死にました。

作者: めみる

連載用に用意したんですが笑。

パソコンのゴミになる前に短編でもいいようにしてみました。


たぶん。大丈夫ですよね?

「やっと、来たか」


その言葉をつぶやくのは、玉座に座った男。


「お前が、魔王か」


そう、問うのが魔王城を突破して来た。今代の勇者。


「ああ、しかし、まず話をしよう。」


「なに?」


「私は、お前と戦おうとは思っておらん。」


「なにをいっている。」


きっとこれは、俺を油断させる作戦に違いない。

勇者は、剣を構える手に力が入る。


「私は、これから、長い眠りに入る。」

「永遠のな。」

嫌味で言った一言を、魔王は、肯定する。


「ああ、そうながい眠りだ。

だが、お前にも付き合ってもらう。」


「なにをいっている。」


「しかし、お前は、私より早くに目覚めるだろう。そして、きっと、私と同じ気持ちになるだろう。さあ、一緒に眠りにつこう・・・」


魔王が王座から崩れ落ちて行く瞬間に自分も、意識がなくなって行くのを感じる。


遠くに押し音が聞こえる。きっと、自分の仲間たちだ。

しかし、その顔を見ることのないまま勇者は、眠りに着くのだった。







「お目覚めですか?」


そこには、見慣れないメイド。

ここはどこだ?


「ここは、王宮の祈りの部屋ですわ」


そういって、世話を焼くメイドを眺めながら、体に力を入れるが動かない。

祈りの部屋?そんなものあの国にあっただろうか?


「俺は、何日寝ていた?」


「そうですね。18280日です。」


「は?」


「ですから、18250日です。」


「なにをいって・・・」


「ああ、鏡をみていただいた方が早いですわ」


差し出された鏡をなんとか受け取りその鏡に自分の姿を写す。


腰まで垂れた長い黒髪にすこし吊り上がったように感じる目元は片目ずつ色の違う紫と赤の瞳孔が開いているんじゃないかと思うほど、異形な目。

顔色は、白くあの勇者の時のような鍛え抜かれた体ではなく細長い病人のようだ。


「これは、誰だ・・・・」


誰かに似ている。頭を支える自分の手は、爪が鋭く伸びている。

手でさえも自分に手には、見えなかった。


そう似ているのだ。

あの魔王にそう最後に見たあの魔王の呪いか?


「呪い・・そう呪いに近いですわ。」



あの魔王は、死んだのか?


「ええ、ようやく眠りに疲れてもう復活なされることはないでしょう」


メイドは、答える。

自分は、声に出していただろうか?


「いいえ。出しておられませんよ。」


「私は、あなたのために生まれた存在です。ので言葉は、不要です。」


「魔王・・・魔王は、死んだというのは、本当か?」


「ええ、先代魔王は、死にました。」


自分の姿を見てから、自分がよくわからない。


頭が混乱してくる。意味がわからない。なんだこれ?


「説明不足でしたでしょうか?」

メイドは、首を傾げながらつぶやいている。


「では、最初から説明いたしましょう。

物語をきいているものだと、思ってくださって結構です。


あるこの世界を想像した人物がおりました。


その方は、この世界に住む全てのものに知恵を住処を与えていました。しかし、ここで、知能がすこし進んだ進化をしたものたちがおりました。


その進化したものをこの世界では、人間と呼びますが、その人間は、ついに独自の進化を始めました。進化を始めた人間は、あるものを目指します。


それは、かの方が住む創造主の家です。かの方に成り代わりたいそう願ったのです。

かの方は、困りました。そこでかの方は、人間に知恵を与えるのをやめてしまったのです。

そして、言葉を変えました。住処を壊しました。


いきなり、言葉を変えられた人間たちは、かの方に怒り、悲しみました。


そして、大虐殺が始まりました。人間は、この世界に住む全てのものを怒りのままに壊し始めたのです。


そして、かの方は、考えました。ここに住むもの達が死なないように力を与えよう。

そして、人間で言う魔物が生まれました。


魔物達は、賢明に立ち向かいました。しかし、群れで、知恵で挑んでくる人間に魔物は、どんどん減らされて行ったのです。

そこでまたかの方は、考えました。魔物を統治する存在を作ろう。

そして、魔王様が生まれます。そして、それを守るもの達魔人を作ります。


ここでやっと、均衡が保たれました。



しかし、長い戦いが続き魔王様は、狂い始めます。

そして、そこにちょうど現れたもの達がいました。

そう、勇者と名のるもの達です。


かの方は、また考えます。

ちょうど良い機会だ。狂ったなら、可哀想だから役目を終わらせてあげよう。


あとは、わかりますよね。勇者は、魔王になる種です。

勇者は、魔物への生贄なんですよ。


さあ、勇者様。一緒に人間を滅ぼしましょう。

あなた達が信仰する神のためにあなたは、神の騎士なんです。」


絶句する俺にメイドは、畳み掛ける。


「ああ、大丈夫ですよ。あなたは、勇者の役目を果たされましたよ。魔王を倒して平和を18280日勝ち取りました。あなたの身体を作り直すのにかかった時間は約50年です。」









「さあ、目覚めにお水でもいかがですか?魔王様。」





すいません。つまらなくて・・・クレームいりません。笑


これ以上話は、書いてないですが、作ってはあります。

でも、このままでも、なんかいいかなって思って載せてみました。


はい。適当ですいません。



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