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竜Q伝  作者: ヌーバス
2/7

2 城の地下深く



城の地下深く


牢が並ぶ空間の


最も奥の牢


じっとりとした異臭淀む


なれど


その牢の内部に

なぜか爽やかな風が吹いている


ぴたりと牢の真ん中に座しているのは


竜Q王が言うところの「あの者」である


竜Q人ではないことは明らかである


肌が白い というより青に近い


春の穏やかに晴れた空色の肌をしている男


竜Q人にとって そのような肌の男は軟弱であり 疑わしい策略を秘めた おぞましい性格を持つに違いないのだ


竜Q人の男は土色の健全な肌を誇りにしている 幼いころより畑や海で働き その他の時間に武道と兵法を習得する


強大な武の国竜Qの誇りが男達ひとりひとりにしっかりと染み込んでいる



タクトフービは

その名のみを竜Q王に明かした


銀色の長い髪を謎の風に靡かせて穏やかな表情の

タクトフービ




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