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Relational Justice(リレーショナル・ジャスティス)理念

《正義のある関係性》




世界は、紛争と戦争の繰り返しである。

なぜ平和は続かないのだろうか。


その理由は、いまだに 《正義のある関係性》 が生まれていないからである。


紛争には、主義主張の隔たりがある。

しかし、その隔たりを埋めるはずの「妥協」という解決策が機能しない。


なぜ妥協が機能しないのか。


それは、妥協という行為に 正義が宿っていない と感じられるからである。


妥協すると、自分の正義を通していないように見える。


この構造が、紛争を終わらせる道を閉ざしている。


戦争はさらに単純である。


そこには 相手を倒すための“己の正義”だけが存在する。


相手の正義は認められず、関係性は断絶する。


正義が一方的である限り、戦争は必ず繰り返される。


第二次世界大戦が終わり、国連が生まれた。


しかし国連は、戦勝国の権利によって構造が固定され、世界を包む正義 を生み出すことができなかった。


拒否権という仕組みが、世界統一の正義を阻んでいる。


大国は世界をリードできない。


なぜなら、彼らは常に 己の利益を優先する からである。


いま、大国と国連の拒否権に抵抗するように、中堅国の連携が生まれつつある。


なぜ中堅国なのか。


大国は自らの利権にしか目を向けない。


しかし中堅国は、互いの関係性に注力しなければ、そもそも国際社会で生き残れない。


中堅国は、関係性を築くことそのものが生存条件である。


しかも、大国との連携も必要であり、そのバランスの中で 新しい正義の形 を模索することができる。


Relational Justiceリレーショナル・ジャスティス=《正義のある関係性》 は、この中堅国の連携から生まれる新しい正義の形である。


個人でも国家でもなく、関係性そのものを正義の中心に置く思想。

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