容体の急変
天華と遊びに行った次の日私は久しぶりにはしゃいだせいで、疲れてなかなか起きれなかった。
しかし、周りがうるさくてふと目が覚めると先生と看護師さんたちが天華のベットを囲んでした。私はとても胸騒ぎがした。すると急いだ様子であこ姉が大きな機械を持ってきた。そしてその機会を天下の近くに置くとこっちを向いた。「天音おはよ!」「おはよ」「ご飯机の上にあるから、食べていいよ」「うん。わかった。ところで天下何かあったの?」「実は天華の容体が悪化して、自分で呼吸できない状態なの」「え…」私の体の血がさーっと引いた。
「天華死なないよね。天華は大丈夫なんだよね。ねぇあこ姉そうだよね」「…」「あこ姉黙ってないで教えてよ」「天音ちゃん」「何、先生」「睨まないで。天華ちゃんはだいぶ危ない状況なんだ。元々最近数値が危うくて、外出はしていいけど騒ぎすぎないようにって注意してたくらいなんだ」「じゃ、じゃあ昨日も、天華は苦しい中私と遊んでくれたってこと?」「それは本人に聞かないとわからない」「…」
〜数十分後〜
「天音ちゃん。一旦天華ちゃんの容体は落ち着いた。でも今日が天華ちゃんに会える最後の日になれる可能性が高い」「嘘だよねぇ…」「嘘じゃない」「先生!なんとかしてよ」「僕は神様じゃないから…人の死ぬ時は決めれない…今天華ちゃん起きてるから話してくるといいよ」そうして天下の移動させられたICUに行った。
すると少し苦しそうに呼吸をする天華がいた。苦しそうに息をする天華にどのように顔を合わせればいいのだろうと悩んでいると、「もしかして天音ちゃん?」「看護師さん。どうして私の名前知ってるの?」「さっき先生が『天華ちゃんと同じくらいの子が来ると思うからよろしく』って」「そっか〜」「どうして病室の前で止まっているの?」「私は、手術で良くなったのに、逆に天華は逆で、私はどんな顔で天下にあっていいかわかんない」「大丈夫。多分天華ちゃん気にしてないよ」そう言われ私は病室に入った。
「天華」「?あっ天音!」「大丈夫?」「大丈夫大丈夫」そう言いながら天華は時々咳をしていた。「ごめん天音びっくりしたよね」「別に大丈夫」「そっか」「…」「ねぇ天音、多分私はもう無理。そんな私だけど、約束守ってくれる?」「もちろん」「良かった〜ねぇ天音お願いがあるの」「?」「……」「わかった」「うん」
そうして私は病室を出て、ある場所に向かった。
そこはライブ会場!行った時にはライブが終わって特典会も終盤だった。私は急いでリリちゃんの列に行った
「リリちゃん!」「天音ちゃん! どうしたの?今日天下ちゃんは?」「天華がもうすぐ死にそうなの」そうしてリリちゃんに事情を話した「天音ちゃん教えてくれてありがとう。私も物販終わったら行くから天華ちゃんはなんて苗字なの?」「沙蓋天華」「天音ちゃんは?」「篠宮天音」「りょーかい」
そうしてその後天下の病室に向かった時たまたまリリちゃんと雪吹ちゃんに会えたので行くのをやめた
数時間後
あこ姉が慌てて入ってきて「天華が、天華が」私はとてつもなく焦った
そうして天華の病室に走っていくと天華の親と先生たちが天華のベットを囲んでいた。天下のお母さんが私に気付くと「天音ちゃん。」と抱きついて泣いてしまった。すると病室にビーっと大きな音が流れたすると先生たちがきて「心肺停止を確認。心臓マッサージをします」っと言っていた。私たちはアコ姉の指示で廊下に出ても病室の中は慌ただしかった。少しすると先生が来て「一命を取り留めましたが、次心臓が止まるとどうすることもできません」そう言って去っていった。今の天華は自分で呼吸できるようで人工呼吸なしでいた。すると天華の目が覚め「お母さん?」「天華!」「お母さん、お父さん、今まで本当にありがとう。天音あれお願いね。みんな大好きだよ」そう言うと天下の心臓が止まった。
次回最終回の予定です。