3
ミーリアがダンヴェール侯爵邸に戻った。
その一報を聞いた俺は心から安堵した。けれど胸に巣くった不安の影は消えない。
翌日。ミーリアを執事達に任せて来たと話すラルフレッドは一人でうちの邸に来て早々、深く頭を下げたままだ。
休学までしてミーリアを捜し回った俺と、常にラルフレッドの味方でいた父に対して頭を下げて何度も何度も感謝の意を伝えた。
「いい加減にしないかラルフレッド。お前もミーリアも私にとっては家族なんだ。感謝などいらん」
「ありがとうございます。それでも感謝せずにはいられません。それに……ミーリアの事でお許し頂きたい事があります」
さっきまで感謝の意を繰り返し述べていたラルフレッドが低姿勢のまま言葉を小さくした。
「頭を上げろラルフレッド。ミーリアの事とは何だ?」
父が問いかけた途端、俺の胸が苦しく締め付けられる。ラルフレッドが頭を下げたままで話すなんて絶対に良い話ではないはず。
「ミーリアの婚約を解消してください」
一気にキッパリと言ったラルフレッドの声はそのまま俺の頭の中で何度も木霊する。
「……婚約解消だと?何故だ?」
深く胸に突き刺さる言葉を繰り返す父。苦しいが俺も理由が知りたくてラルフレッドの声に耳を傾ける。
「ミーリアは学園退学を望んでいます」
「は?」
「え?」
父はどういうことかと訊ね、俺は単純に驚いた。
「どうしてだ?何故復学しない?」
ラルフレッドは一度大きく深呼吸をしたかと思ったら肩を落として淡々と語りだした。
「俺が悪いんです。ミーリアだけを残して邸から消えたから……。俺以外の言葉は信用出来ないと言うのです。他の誰の言葉も信用出来ないから聞きたくない、学園に行きたくない、誰にも会いたくないと言うんです」
「………まさか、精神を病んでいるのか?」
厳しい顔つきになった父がラルフレッドを問い詰める。
「……わかりません。けれど、邸の者達と話すミーリアは以前となんら変わりません。それとミーリアのデビューですが……。学園を卒業出来ない自分が社交界デビューなど出来るはずがないと言って、デビューしたくないらしいのです」
「何だと?」
「学園を卒業出来ない、社交界デビューもしない。公爵家の跡取りであるマクベスの婚約者に自分は相応しくないと……。マクベスならすぐに素敵な婚約者が見つかるはずだと」
俯いたまま語るラルフレッドを茫然と見ていた。
「………………それで、ミーリアは婚約解消したらどうするんだ?ずっと家に引き籠もるつもりなのか?」
「多分そのつもりなのでしょう。ミーリアは誰とも結婚する気は無いと言いきりました。俺の……婚姻して子が生まれたらその子の乳母になる、なんて言う始末です」
ラルフレッドの言葉を聞いた父は静かに視線を俺に向けた。
「………てっきりお前とミーリアは想い合ってると考えていたんだがな……」
はぁと深い溜息を洩らす父を見て居たたまれなくなる。
「まさかお前が他の令嬢に現を抜」
「なっ?!父上っ!俺はミーリア一筋です!」
父の言葉を聞きたくなかった俺は間髪入れずに宣言したが、父は冷めた目で俺を見る。
「………それをお前はミーリアにきちんと言った事があるのか?」
「………………え?」
予想外の言葉に思考が止まる。
「ミーリアは学園に行きたくないんじゃない。多分お前達に会いたくないんだろう」
「え………?」
「社交界デビューもしない。そうすればお前と婚約解消出来る。ミーリアがそんな言い訳を考えていたなんて………。お前ならすぐに婚約者ができるというのは今のお前の傍に他の女がいると勘づいているんだろう。そうだろ?ラルフレッド」
「………………」
父に問いかけられたラルフレッドが気まずそうに口を噤む。
そして父は大きな溜息を吐いた。
「それに気付かなかった私の責任でもあるか……。解ったラルフレッド。退学も社交界もミーリアの好きにさせろ。とはいえ急ぐ事では無いがな。……婚約解消はマクベス次第だと伝えろ」
「父上っ!俺は婚約解消なんてしませんっ!」
「だから俺でなくミーリアに言えバカ息子っ!」
そう怒鳴った父は寂しそうに肩を落として応接室を出て行った。
部屋に残った俺はラルフレッドに向き直る。
「ラルフレ…」
「お前はもううちの邸に来るな」
先手を打たれた俺は続く言葉を失った。
「どうして……」
「公爵様も言っただろう?ミーリアはお前に会いたくないんだ」
「そ、それはミーリアの勘違」
「お前はミーリアが嘘をついてると言いたいのか?」
これまで兄のように慕っていたラルフレッドが冷たく刺すような視線を俺に向けた。きっと俺に言いたいことが沢山あるのだろう。睨みながらも無言の間がそう語っていた。
「……後は自分で考えろ。それじゃ元気でな」
それ以上俺を責めるでもなく視線を外したラルフレッド。まるでもう俺とは会わないと言うような挨拶はズキリと胸に突き刺さった。
ーーー
それからの俺はまるで雲になったかのように頭の中が真っ白になった。
俺は何処から間違えたのだろう。
父に問われた言葉に即答出来なかった自分を思い出しては何度も自嘲した。過去の自分を次々と思い出してはただただ呆れ果てる。
思い上がりもいいとこだ。ずっとミーリアを見守っていたつもりだったが角度を変えて見ればただの通行人と大差ない。顔見知り程度の通行人。互いに顔は覚えていても、会話という会話をしないただの通行人。
あぁ、一応ただの通行人でなく、婚約者だったっけ?何かあればいつでもミーリアを助けるつもりでいたバカな婚約者。結局何も知らなくて助ける事も出来ずに婚約者らしい振る舞いをした記憶すら無かった。
本音ではミーリアを抱きしめたくて甘やかしたくて傍にいたかったのに、気付いた時にはそれも出来ないヘタレになっていた俺。……最悪だな。
学園に復学した俺は、ミーリアに会えない辛さを紛らわすべく、王城の内務官の試験を受ける為の勉強に没頭した。
放課後、友人を無理やり付き合わせて図書館で勉強した帰り際、何処か見覚えのある場所で見知らぬ男女がこっそりと逢引しているのが目についた。
「うぁー。あいつらあれでバレてないと思ってるのかな?」
「さぁね。外からだとこっちは建物の中だからね。俺らが見えないんじゃないか?」
外の男女を冷やかしながら再び歩きはじめた友人が思い出したように俺に声をかけた。
「そういや最近シャルル嬢を見かけないな?」
ミーリアの親友だったシャルル嬢。突然何の話かと無言で聞いていた。
「で、ミーリア嬢の誤解は解けたのか?流石に彼女の親友と噂されたままだと」
「おい。何の話だ?」
嫌な予感がする。いや、予感でなく噂だとっ?!
「……やっぱりお前、知らなかったんだな?俺はミーリア嬢が行方不明になったのはお前が原因だと思ったからあの情報をシャルル嬢に託したのにな」
平民の友人を持つコイツの情報のおかげでミーリアを見つけられた事には感謝してる。けれど俺でなくシャルル嬢に託しただと?
「お前とシャルル嬢、結構前から噂になってたからな。俺はお前が婚約者一筋なのは知っていたけどさ、流石にそのままじゃミーリア嬢が可哀想じゃね?」
「バカ。お前言い過ぎ。マクベスだって婚……」
友人二人の会話は途中から聞こえなくなったーーー
何度も頭の中でまさかと否定するが、実際にはミーリアのいない所でシャルル嬢と会っていたのは紛れもない事実だ。
ミーリアが邸を追い出された時に俺達を頼らなかった理由に今頃気付いた俺は握った拳で壁を殴った。
行方不明のミーリアを確認しに行った時も俺はシャルル嬢と一緒だった。友人が託したままシャルル嬢が一人で確認に行っていたら、もしかしたらミーリアはシャルル嬢と話すことが出来たかもしれない。
俺とシャルル嬢が一緒にいるだけでそんな誤解をしていたなんて……。だから会うことすら拒絶されたのか……。
父も『気付かなかった俺も悪い』と言っていた。確かによく考えてみれば、伯爵令嬢が一人でクラスメイトでもない俺に会いに邸に来るなんて、理由が理由だとはいえ手放しで歓迎出来る事ではない。
だからラルフレッドも何も言えなかったのか……。俺とシャルル嬢が会っていたのは、ミーリアを心配しての事だから。
やっと全てを納得出来た俺の口からは渇いた笑い声が洩れた。
今までこうならないように警戒していた。なのにミーリアの親友だから平気だと思い込んでいた自分の首を締めたくなる。
婚約者と親友。
一番信頼していた二人に裏切られた。そう思われていたなんて呆れを通り越して怒りが込み上がる。どう言い繕ったところで俺は結果的にミーリアを一人にさせてしまった。大切な彼女を心配しながら一人きりにさせていたことにようやく気付いた。
父の言った通り、ミーリアが好きだと告げていたら少しは違っていたのだろうか?そんなこと考えたところで時すでに遅し。
今は完全にミーリアに拒絶されている。俺との婚約を解消する為に社交界デビューしないという事は、貴族令嬢としての立場すらも投げ捨てるということだ。生半可な気持ちで思いつく事ではない。
一体いつからミーリアはそんなに思い詰めていたのだろう。ただの噂を事実だと思い込むなんて、そこまで精神的に弱っていたのか?
そこまで考えた時、思わず窓の外の男女に振り返って顔を青ざめた。
まさか、俺とシャルル嬢がこっそりと会っていたところを見られていた?
帰り道は無心だった。馬車に揺られながらぼーっと窓の外を見つめていた。薄暗い世界の中、温かそうな家の灯りが目について、ふと寄り道をしたくなった俺は御者に声をかけた。
「いらっしゃいませー」
店に入るとアミルの声が聞こえた。
カウンターに腰を下ろすとアミルが「こんばんは」と声をかけてくれた。
ミーリアはこの店で侯爵令嬢だという事を伏せて働いていたと聞いた。だからミーリアはここでどんな事をして何を考えていたのか気になっていた。
今ではこの界隈にもダンヴェール侯爵家の事件は知れ渡っている。後日アミルと店主はミーリアが渦中の人と知っても働いていた事を言いふらすことはしていないようだ。
パン屋の知人からミーリアを紹介されたと話しだしたアミルの言葉に耳を傾ける。ミーリアが一人寂しく過ごしていたアパートメントの近くのパン屋だと言う。
アミルの話は俺の知らないミーリアの姿だった。その全てが本来ならば侯爵令嬢のミーリアがやらなくてもいい事ばかりだ。
手が荒れても文句を言わずに頑張っていた、なんて聞いても俺にはどうしても美談に聞こえない。話を聞く度に、ミーリアにそんな事もさせてしまったのかと後悔だけがどんどん増していた。
「今はミーリアと手紙で連絡をとってるの。今度ミーリアがこっそりとご飯を食べに来てくれると約束してくれたわ」
「………手紙……?」
優しいミーリアが平民のアミルと今も連絡を取っている事には何も驚かなかったが、手紙という手段が突然胸に突き刺さった。
「? 婚約者さんなら手紙くらい書くでしょ?」
アミルの言葉が俺の喉を詰まらせた。
俺は本当に婚約者らしい事を何一つしていなかったんだな。
ミーリアと付き合ったら何処へ行こう、好きな花やプレゼントを贈って、夜会では堂々とミーリアをエスコートして、休日には一緒に馬に乗って出掛けようか、なんて考えた事はあってもどれ一つ行動していない。
付き合ったら、なんて考え方がそもそもおかしな話だ。俺の思考は子供の時から変わっていなかったんだな。婚約者なんて付き合ってるも同然だというのに。
ミーリアが俺に会ってくれないから思いを伝えられない、なんてのは俺の怠慢だ。思いを伝えるだけなら手段はあったんだ。
読まずに燃やされてもいい。それくらいの覚悟で手紙を送り続けたら、ミーリアもいつかは返事をくれるだろうか?
「ミーリアは手紙を書くのが好きみたいよ」
俺の気持ちを見透かした様にアミルが微笑んでそんな事を教えてくれた。
それからは勉強しながら毎日のようにミーリアに手紙を書いた。言い訳はしない。ただ、俺がずっと今でも毎日ミーリアを想ってることを伝えたい一心で書いていた。
『愛しいミーリア
君の姿を見ているだけで満足だった俺は今も学園で君の姿を探してしまう』
『愛しいミーリア
街で買い物してきたよ。君に似合いそうだと目について思わず買ってしまった。気に入ってくれたら嬉しいな』
『愛しいミーリア
今日は少し雪が降ったね。積もるほどではないが君が風邪をひかないかと心配になる』
『愛しいミーリア
新しい年が始まったね。ミーリアに会えないまま月日が流れるなんて考えた事なかったよ』
『愛しいミーリア
幼い頃に君が好きだと言っていた花を見かけたから送るよ。今もこの花を好きなのかな?』
『愛しいミーリア
もうすぐ試験だ。堂々と君に報告出来るように試験直前まで勉強頑張るよ』
手紙を送りだしてから数ヶ月後、試験の前日に初めてミーリアから手紙が届いた。
『マクベス・ドストル様
明日の試験、心より応援しています』
他人行儀な一文の手紙。けれど送った手紙を読んでくれていたと思うだけで嬉しくなった。ミーリアの直筆、ただそれだけで胸に熱く込み上がる。
やっぱりミーリアが好きだ。
毎日思っていても一通の手紙が届いただけでこんなにも気持ちが高まるなんて知らなかった。
俺の手紙を毎日のように受け取るミーリアはどんな思いなのだろう?鬱陶しいと思われているだろうなと感じていても、俺は止めるつもりはなかった。
鬱陶しいから止めて、でも理由は何でもいいからひと目でもミーリアに会いたい。会って直接顔を見ながら婚約解消を求められたらきっと素直に応じられると思う。
ミーリアの真意が見えないうちは手紙を送り続ける。
そして試験は無事合格した。そう手紙に書いて送ったが相変わらずミーリアからの返事は無い。
それでも毎日のように書く手紙は最早俺の日記のような感覚になっていた。ミーリアが不快だと言うまでは止めるつもりもなく、今は学園の卒業パーティーを待つだけとなった。
天気も良く散歩日和の今日は何となく気分が良かった。愛馬に跨がり、ふらりと散策に出る。今ではこんなのんびりとした時間にもミーリアへの手紙の事を考える。道端の花や空に浮かぶ雲。何を今日は書こうかと、苦でなく楽しんで話のネタを探していた。
日が沈みだした頃、灯りだした家の灯りを見て、久しぶりにあの大衆食堂で何か食べて帰ろうかと思い立った。ああ、一人で何度かこの店で食事をしている事を書こうかな?と思いついて店に向かった。
到着すると店の横に愛馬を繋いでから、店のドアへと正面に回りこむ。その時、大衆食堂に似つかわしくない馬車が見えて立ち止まった。
店から出てきた女性が正面に停まる馬車に乗り込もうとしていたのを見た俺は間髪入れず走り出していた。
「ミーリアっ!」
乗りこむ直前の彼女の手を引いて俺の腕の中に閉じ込めた。
「ミーリア、会いたかった。ミーリア」
離さないとばかりにキツく抱きしめて何度も愛しい名を呼ぶ。
懐かしいミーリアの感触と髪に頬を寄せる。身動きしないミーリアに気を良くして、抱きしめたまま長い髪を手で梳く。そして気持ちが少し落ち着くとようやく腕の中のミーリア見下ろした。
俯いて見えない顔を上向かせると、涙を流す愛しい瞳が俺を見た。
「会いたかった」
見つめ合ったまま囁くと堰を切ったように大粒の涙がとめどなく溢れ出した。
その涙が俺を喜ばせる。自惚れでなくミーリアも俺に会いたかったのだと信じられた。
「ミーリア……」
もっとよく愛しい顔を見せてくれと顔を近付けるとプイとそっぽを向いてしまった。
「こ、んな、街中……」
微かに聞こえた可愛い声が更に俺の気持ちを高揚させる。街中じゃなければいいのか?なんて浮つきながら腕に力を込める。
「別に構わないよ。俺達は婚約してるだろ?」
柔らかい頬に手を添えて再びこっちを向かせると真っ赤な顔のミーリアが瞳を大きく見開いた。
「婚約は………解消を……」
大きな瞳に再び涙が溜まり言葉を詰まらせるミーリアが愛しすぎる。
「するわけないだろう。俺は婚約する前からずっとミーリアだけが好きなんだ。今はどんなに言葉を重ねてもミーリアの心には響かないかもしれないけど俺は諦めないよ。好きだよミーリア」
額に軽いキスを落とすと真っ赤な顔で恥ずかしそうに俯くミーリアを見ては頬が緩む。
ふと、視線を感じてそちらを見れば懐かしい見知った顔が困惑ぎみにしていた。
「ミーリアは俺が邸に送るから先に帰ってくれ」
見知った顔は一瞬躊躇うが、すぐに頷くと馬車に乗り込み走り出した。
「え?あ、待っ」
「ミーリア。ちゃんと送るから、もう少しだけ俺といてくれないか?」
馬車に振り返ったミーリアの側頭部には俺が送った髪留めが光る。
俺の言葉にミーリアは返事に困ったように俯いてしまうが、最早どうでもよかった。
そうだった。
何度かミーリアに会いに邸に行ったけど俺を断っていたのは執事のジョーンだ。
幼い頃、俺が邸に行けばミーリアは何をしていても俺の来訪に文句を言わず笑顔で迎えてくれた。また来たのかと文句を言っていたのはラルフレッドだ。
懐かしい記憶に後押しされて、俺の腕の中のミーリアに笑顔を見せる。そしてミーリアの両手を掴んで上へと伸ばし、俺の肩を掴ませた。
「??」
首を傾げる可愛い頬に顔を寄せるように軽く屈むとミーリアの膝裏に手をかけて持ち上げた。
「きゃっ」
抱き上げるとフワリと広がるドレスの裾が俺の気持ちを代弁していた。俺だけのお姫さまを胸に抱く幸福感。驚いたミーリアが首に抱きついただけで更に軽く感じる身体。
もう離さない。誰に何を言われようと離さない!
ミーリアを抱き上げると愛馬が繋がる店の横へと歩き出す。
さて、これからどうしよう。
うちの邸に行って一緒に夕食を食べながら結婚式の予定を立てようか?
それともミーリアの邸に行って強引に上がり込み、ラルフに愚痴られながら俺の卒業パーティーにミーリアを連れ出すと切り出そうか?
それともこのまま二人きりの時間を堪能しようか?
とりあえず、愛馬に跨がった俺の胸に赤くなった頬を寄せた愛しい婚約者の唇に甘い口付けを送る。
最後までお読み頂きありがとうございます。
誤字指摘ありがとうございます。
訂正しました。