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魔王アバドンは 僕の中にいる  作者: モンブラン
4/8

ゴブリン の企み

半魚人を倒した事で 町中では 僕の噂で持ちきり

だった。ギルドにも加入せず 一人で冒険を続け

魔物を退治する 冒険者がいると……。


朝 レストランで 朝食をとっていると 若い娘が

話しかけて来た。


「あのぅ すみませんが 噂の冒険者様ですか?」


噂かどうかは 本人はあまり知らないと思うが…。

「あぁ おそらく僕だと思いますが……。」


「すみませんが 私をお嫁さんにして下さい!」


「えっ はぁぃ? 」


「貴方の子供が 欲しいんです! 貴方の血が入った子供が! そうすれば 強い冒険者になる 子供が生

まれてくると 両親にも言われ……。」


僕は 話しの途中で 言葉を遮った。


「いやっ! ちょっと待って下さい。どうして僕の

子供が欲しいか分かりませんが、僕には貴方とは

結婚は出来ません。」


「では 結婚はしなくとも 子供だけでも…タネを

頂けませんか?」


「どうしてそんなに 子供が欲しいのですか?」


「貴方のタネを持つ子供なら 絶対に強い冒険者と

なって 魔物どもを倒してくれます! 今はもう

強い冒険者に頼らないと 暮らせない程 魔物が

家に現れる様に なっているのです。」


「そうですか では 貴方の周りの魔物どもを 一層

しますから 私を家に連れて行って下さい。」


「えっ 本当ですか? でも貧乏でお支払いする

お金などは ありませんが…。」


「いえ お金などは 結構です。僕の使命ですから

魔物を倒すのが。」


娘は 泣いて喜び 何度も 僕の足元で頭を下げて

礼を言っていた。


この世界の役人達は 一体何をやっているのか?

と 少し憤慨したが それも使命と考え直した。


娘について行き 家に到着した。

周りは 畑ばかりの 農村地帯だった。


「あちらの方から いつも魔物どもがやって来て

この辺の若い女を 攫って行くのです。」


「分かりました 貴方は家に戻って下さい。絶対

扉を開けない様にして下さい。」



娘と別れ 魔物が来ると言う 方に向かってみると

洞窟があった。どうやら ココから出てくる様だっ

たので 中に入って行くと


「キャーーーイヤーーー!」

「助けてーーーー!!」


奥から 女の悲鳴が聞こえた!


僕は 走って奥に進むと 中には ゴブリン どもが

人間の女達を襲っている 最中だった。


「なんだ!貴様!人間か! やろうども 殺せ!」


一斉に10匹程のゴブリン が襲いかかっで来たが

両手をくるっと回すと 画面はサッとモノクロに

変わり時間は止まった。


「さて まずは女をこちらに 移動させるかな。」


僕は その場に囚われていた 人間の女達10名を

洞窟の外に 出して また洞窟に戻った。


僕を襲っている10匹のゴブリン どもの額に

トントンッと 触れて周り 時間を戻した。

世界は彩りを取り戻し 襲っていた 10匹のゴブリン

どもは バタバタとその場に倒れた。


「なんだ! お前今 何をした! 人間の女も居ないぞ!どうした!何が起こったのだ!」


「おい あんまり慌てるなよ ここの10匹はもう

死んでいる。お前を残したのは 何故人間の女達

を連れて来たか 聞く為だ さぁ 何故連れて来たのだ?」


「うるさい お前に言う義理はない!」


そう言って最後の1匹も 棍棒を持ち 襲いかかって

来たが サッと横に 避けて腕をチョンと叩くと


ボォワンーー!!

ウォーーーーーーー〜!

奴の棍棒を持っていた腕は 粉砕した!


「痛いよう!」


「さぁ 同じ事を聞く! 何で人間の女達を連れて

来たのだ! もう一方も 粉砕するぞ!」


「分かった 言う 言うから助けてくれ! 人間の

女達に 俺達ゴブリン のタネを入れて 子供を産ま

せ混血を作る為だーーー!」


「混血? 」


「そうだ それを増やして 飼育し 食料にする

そうすれば 食いもんには 困らなくなる!」


「そうか 理解した。では楽にさせてやろう。」


そっとゴブリン の額に 触れると白目になり

舌を口から出して 絶命した。


外に出ると まだ女達は動けずにいた。


「さぁ 家に帰ろう!」


10名の女達を 家まで送り届けてから

魔物討伐を依頼した娘の家に戻った。


「魔物のゴブリン どもは 全て倒したから もう

苦しむ事は無いよ。 既に拉致されていた女達も

全て家に帰した。これでいいね?」


「本当に ありがとうございました。村の女を

代表してお礼を言います。 それから…。」


「うむっ どうした?」


「どうしても ダメですよね タネ?」


「はい ダメです!」


僕は 街の宿に戻って行った。


つづく






















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