彼女はドレミの奴隷の身
記念日でも何でもないけど勢いで
初音ミ〇へ捧げます
もう一つの世界を開けばそこには彼女がいる。
手を伸ばしても、願っても、決して届かぬ世界。
たった二つの記号が彩る世界。
彼女は時にやさしく、時に悲しく、それでいて高らかに歌う。
彼女の心の内を誰も知らない。
否、知ることができない。
でも、彼女は我々が笑顔を望めば微笑む。
まるですべてを悟っているかのように…。
彼女はいつでも誰かの操り人形で、自分の意志では動かない。
彼女はいつでもされるがままだ。
命じられるがままに歌う。
命じられるがままに踊る、音に乗る、舞う、笑う、泣く……。
彼女はきっとこれからもそうし続けるだろう。
だから……
彼女はドレミの奴隷の身