7 大蒜鍋(素はキムチか味噌で)
皆大蒜は好きかーーー!!!
大蒜を愛しているかーーーー!!!
三日間確実に身体から大蒜の匂いが消えない覚悟はあるかーーーー!!!
ある奴らは見よ! そして、作って食べられよ!? 上手いぞ(ニヤリ)! 臭くなるがな。
【作り方】
味噌かキムチ鍋の素を一つと、具材は好きにして、当人達の好みで。
入れる大蒜の量は買ってきた大蒜を1粒ではなく、1~2玉すりおろして入れる。
更に、肉は肉団子を入れる事をお勧めするが、その肉団子を作る段階で半玉~一玉摩り下ろして捏ねる。
一口大にした肉団子を入れ確りと火を鍋にも肉にも通して完成である。
【味】
キムチ鍋の素でやっているが何か味噌っぽい。そこに、生大蒜とは違い、お腹を痛める刺激物質の辛さは熱により無く成ったとは言え、大蒜の独特の匂いと味は量によって減退する事無く口いっぱいに広がってゴクリと飲み込んでしまう。
だが、伝えたい感情はそれだけではない。
何よりだ。何より、一口スープを口に含んだ瞬間、意味がわからない表現になるんだが、口の中にもボディーが存在するような感覚に襲われ、そのボディーを「美味いんだろ! なあ、美味いんだろ!! オラッァァ!!!」と殴られている美味さを一番最初に感じ取った。
この食べ方は、大蒜好きにはたまらない食べ方だ。
ネギは、火を通してシャキシャキ感を残して食べるとシャキシャキと同時にキムチ味噌大蒜がアクセントになりどっちも主役を主張し、最終的にはどっちが主役かわからないんだけど手を繋いで食堂へダイブしていくのだ。
まあ、キムチ味噌大蒜一色だから他の野菜も似た様な感じだが、それぞれにある、野菜の浸透度により、味の強弱があり、キャベツなんかはキャベツのシナシナ間に僅かな甘みを解からせ、白菜は、大蒜の味を中に詰まっている汁気で薄めスープと具感覚で飲み込んでいけてしまう。
続いて、ある程度、野菜を食べ終えれば待っているのはオジヤだ。
人によっては麺を入れるらしいが家は米が98%だ。
炊いた米を入れ人に立ちさせる。
それを器に入れ、食べる。
キムチ味噌大蒜のスープの中に味が染みた我らの主食殿が、米の甘みを僅かに放ちつつも美味し大蒜スープと混ざり、飲み込んでしまう。
ああ、溜まらん。
だがな、だがしかしなのだ。同士諸君。
俺は、いや俺達は此処で終わるなんて下策はしなかった。
確かに、俺は此処で終わらせて、この美味い主食スープでも良かったと思うのだが、もう1パターンやったら絶対いけるよ予想した食い方があった。
それを我慢して実行に移したのだ。
汁の中にご飯を落とし、一応何と無く卵も落とし、鍋が沸騰したところにトケルチーズを大人の手一掴みを入れて、火を止めて、蓋をする。
待つこと5分。
蓋を開けた先には、僅かに溶けたチーズが大蒜の匂いと合わさって、漂ってくる。
だけど、この程度の解け具合では、口に入れた瞬間確実に違和感がある気がした。
だから、チーズが溶けるようにスープを混ぜると、温度にやられてチーズが溶けていく。
それを掬い上げ器に入れる。
一つ呼吸をする。
キムチ味噌に大蒜のドクドク強烈臭、更にチーズの濃厚感が漂う。
ゴクリと唾を飲み込み。
スプーンで、息を吹きかけ食べられる温度より少し高かっただろうか? そのくらいの頃合で、口に入れて思う。
確かに、確かに、チーズを入れる前のオジヤはオジヤで深みのある味だった(まあ、野菜の甘みが出ているのもあるのだろう)が、チーズを入れる事によって深みのある味と牛のチーズの濃縮された濃厚な甘みが合わさり、幾つか噛んだ頃合に唾液を飲み込む分と一緒に飲み込んでしまう。
同じ味を味わいたいがため口にチーズ入りオジヤを何度も入れ、お腹が一杯だと叫びを上げても、食べたく、最後は姉と2人で食べ切っていた。
【注】
物凄く家の中が臭くなります。
物凄く、身体が臭くなります。(*1)
身体から匂いとエキス分が抜けるのに三日掛かります。また、鼻頭から匂いが抜けるのに1ヶ月掛かりました(*1)。
*1 赤裸々にいきましょう。
私は癖の一種で頬肉といっても皮ですが噛んで血を舐める癖があります。
コレはストレスが溜まったらり、暇な時にやる子供の時からの癖です。
その時は暇だったのか、大蒜鍋食って、翌日の事でした。
大蒜鍋食ってから、リンゴを半カット食べ、風呂に入り、口の中も歯磨き粉で磨いたにも関わらず、臭かったのです。それも唐突に臭く成ったのです。
何故だ? とやはり思いましたよね。朝は余り・・・と言っても自分の感覚だったので正確とは言えませんが、それでもそこまで臭い匂いはしていませんでした。
匂いが30分くらい立つと、口から消え5分立つと待たしてくる。
まあ、癖だったから、頬肉噛んでいた事なんて気付きもしなかったんです。
で、それから翌日の朝になってようやく気が着きました。
あっ、俺頬肉間で血舐めてる! コレをやった後に口の中が大蒜臭くなると言う事に気が着きました。
で、更に人間の不思議に感動を覚えました。
要は本当に胃や腸から食べ物の栄養を身体に吸収し血液に流すといった現象を身をもって体験する事になり感動しつつそのまま、いつ終わるのか自身の身体で計測しました。
で、結果、三日目の夜頃にようやく血液から大蒜の成分、口の中に大蒜臭がしなくなるのを確認しましたがコレについては個人差があると思われますのでどうぞよろしく。
鼻頭については、鼻頭の脂をとると大蒜臭がすることに気が着き、それがなくなるのが大体1ヶ月でしたと言う事なのでどうかよろしく。コレも個人差が有ると思うのでどうかよろしく。
成分の名前は忘れましたが林檎にはニンニクの口臭成分と結合して匂いを出さない成分があります。
まあ、絶対量が足りないので付け焼刃程度で食べました。
そうそう、言い忘れたが、肉団子は肉の肉汁にニンニクのニク臭汁が合わさり、人が多いと争奪戦になるから注意な。