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すり替え  作者: 大和香織子
第二章 自白
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加瀬信也

間違って違う話を掲載してしました。申し訳ありません。

お詫びにこの一話を追加掲載させて頂きます。

加瀬 信也


 そうですか、順子が気が付き始めているんですね。

ところで、刑事さん一つ聞いてもいいですか、順子は釈放されてからはどのように過ごしているんでしょうか。元気でいますか。

 え、お母さんと会えたんですか……。


 それは良かったです、何か僕、学の方の僕の事を言っていませんでしたか?

 一緒に暮らすことになったんですね。


 僕の事でいつまでも苦しんだりせず、世界でたった一人のお母さんと幸せに暮らして欲しいと思っています。


 自殺をしてしまったのは、未遂におわってしまいましたが、それは僕がいなくなれば、全てが終わるとそう思ったからです。

 直美の所に行って、謝罪をしたいという思いもあります。

 

 えーっと、これはなんでしょうか?

 読めばいいのですね。


『 順子、やっぱり来るとおもった。


  案の定、実家の方に押し寄せてきた。


  まさか、新婚さんいらっしゃいを見て気が付くとは思わなかったけれど。


 久しぶりに会ったけど、随分老けていたわ。体系はそんなに変わらないようだったけど、シワも増えていたし、シミもすごいし、それに何?あの、まるで、貧乏をアピールしている様な格好は?


 恥と言う物がないのかしら。


 信也はあたしのものよ。あなたが信也みたいな人といるだなんて不釣り合いですもの。


 あたしの目に狂いはなかったわ。


 信也はパパの会社でかなり力を発揮してくれているようだし。出来る人だと思ったのよね。


 信也をガソスタで見つけた時には、まさかとは思ったし、順子が結婚した人とにているなとは思ったけれど、これでハッキリしたわ。


 ただ似ているだけじゃなくて、順子の結婚していた人が信也ということ。


 順子が男の人といるのを、スーパーで見かけた時には、驚いたわ。


 絶対に結婚できない人だと思っていたから。薬指に指輪なんかして。


 それも、あたしがまだ結婚なんてしていないと言う時に。

 憎い、悔しい、何で順子なんかに先を越されなければならないのよ。


 信也は、記憶喪失で自分の事が誰だか分からないと聞いた時には、本当にチャンスだと思った。


 信也の事を見つける前に、あたしは洋と付き合っていたけど、あまり好きじゃなかったし。


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