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すり替え  作者: 大和香織子
第一章 証言
30/49

加瀬信也

 そんなに深い意味はありません。


 確かに生命保険は遺産ではありませんから、1億円は丸々、僕のものではありますが……。


 遺産分割で半分はご両親の所に行きますが、それでもお金には困りません……。


 まぁ直美は金遣いが荒かったですね。


 仮に僕が先に死んでいたとしても、直美は3億もあれば今までと変わらないように生活するこたができたでしょう。


 僕が先に保険も掛けずに死んでいたとしても直美はご令嬢ですからね、金持ちの親が面倒をみてくれるでしょうし、直美の場合、暮らしていくための保険ではなくて、自分の好きに使えるお小遣いの為の保険と言っても過言ではありません。


 毎月ご両親からお金をもらっていたものも、全て使っていたようで……家計管理は僕がやっていますが、さすがにご両親から頂いたお金の使い道を僕がとやかく言える権利はありませんからね。


 一部報道で、僕と直美の中が悪かったなんて事が言われていますけど、保険金の額だけでそういう風に言われるのは納得がいきません。


 まぁ、こういうのは気にしたところで騒動が酷くなるだけでしょうから、何も言わないで、そういうニュースは自ら見ないようにするのが一番なのでしょうけど。

 

 


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