表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
すり替え  作者: 大和香織子
第一章 証言
29/49

加瀬信也

 あのおとなしい人があんな事件を起こすなんて信じられないとはいいますが、その言葉は順子さんには例外なのではないかとおもいますし。


 指紋は?

 順子さんの指紋が付着していたとかでしょうか。

 僕は会社で人事も任されていまして、採用する人を面接したりするのですが、面接をしてどんな人かを見抜くのは、僕の役目でもあります。


 経歴だけではなく、その人の話し方や持っている雰囲気、清潔感や目の輝きなど、たった数分で見抜かねばならないのですから至難の業です。


 今の所、僕がいいと思って代表が最終的に履歴書や僕の感想を見て採用した社員はみんな真面目で優秀な社員です。


 代表が最終的には判断するわけですけど、そういうのもあって僕は人を見る目に自信があるのですが……。

 まぁコンピューターのように僕の見る目が正しいというわけでもないですけどね。

 

 直美は、仕事を辞めてから、随分と経ちますし……。仕事関係の人が直美を殺すなんてことはない気がします。

 車の中で背中から刺されて、直美は犯人の顔を見たのでしょうかね。


 僕、最近考えるんです。


 人は死んだらどこにいくのだろうって。


 直美はもしかしたら見えないだけで、すぐ隣にいて、今、僕がここで話した事に怒っているかもしれない。


 そういえば、1億ほどの生命保険のことなのですが、直美が亡くなった日にもお話ししましたが、私の生命保険は3億もの金額が掛けられています。


 直美が私を保険に入れるというので保険屋さんに来てもらったら3億もの大金がかけらられようとしていたので、納得がいかず、直美の方も一億円掛けるという条件で掛けただけです。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ