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すり替え  作者: 大和香織子
第一章 証言
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古部洋

 カミさんは、そういうのに疎いらしくせめて中学生からでいいと思うと言っておりましたが、女の子ですからね、父親としては、小中高そして大学までのエスカレーター式の所に通わせたいのです。


 娘を見ていても、なかなか覚えも良く、集中力もありますから、まぁ親馬鹿だと笑われてしまうかもしれませんが、親の欲目も確かにあるとは思いますが、幼稚園の先生方からも娘なら大丈夫でしょうと太鼓判を押されています。

 あ、もし良かったら娘の写真をみます?


 これが、うちの娘です。色が白くて鼻が高くて目が二重で可愛いでしょう?

 カミさんに似てくれて良かったと、そこは安心しました。


 この衣装は、お遊戯会の時のものです、娘は主役で白雪姫を演じました。

 主役を一人で演じるなんて、今時、珍しい事だそうですよ。


 聞いた話では、主役が何人もいたりするそうです、酷い所では、全員が桃太郎なんて事もあるそうですし。

 まぁ、ここだけの話ですが、金もかかりましたがね。


 いくら金を寄付したからと言いましても、娘の方に演じられるだけの能力がないと話になりませんからね。


 まぁ、運のいいことに娘の通わせている幼稚園の同級生の中には、他の学年のように芸能人の子供がいなかったのも大きいとは思いますが。


 医者の子供ならいますが、医者に負けない程、私も稼ぎがありますし、その子供は別のクラスだったり男の子だったりしましたので、運がいいという事もありますね。

 ピアノと英語に塾など日替わりで、習わせていますが、と言いましても日曜日は休みですが、たまに幼稚園から帰宅後そのまま寝てしまい、翌朝まで起きないなんていうハプニングもありますが。


 まぁ、まだ5歳ですしね。

 最近は頑張って九九を覚えさせました。七の段が難しいらしくて苦労しました。毎日最低10枚の以上のプリントをさせていますよ。


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