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5話

誤字修正をしました。完全じゃないと思うのでバンバン連絡してください


ブックマークありがとうございます


最後に路地裏に入ります






ログインしました。午後8時46分です。


噴水広場


ログインする前に優雅から用があはるようなので待ち合わせをすることになった。待っている間にクインのもふもふ感を楽しむことにした、こちらではまだご飯を食べてないので串焼きを2本出し1本はクインにあげる。クインが串焼きを食べてる間、串を片手に毛並みを堪能する。体を撫でてやる。モフモフ♩、串焼きを食べ終わったクインも気持ち良さそうに目を細める


撫でていると優雅じゃなかったユウが待ち合わせ場所に来た。アンも一緒に、なぜか凄まじい勢いでこちらに近づいてくる


「よう、ユウどうしたんだそんな怖い顔をして」


「よう、じゃね!どうしたんだこのウルフ!なんでこんなところにいるんだよ」


「何故って、俺がテイムしたからに決まってるじゃん」


と、答えるとその場の音が一瞬途絶え、そして


「「「なんだって⁉︎」」」


一同、同時に発した。こちらに詰め寄ってくる。多くは女のプレイヤーだ


「あの、私スキル持ってるんですがこの可愛いウルフがテイムできるんですか」


「この子、撫でてもいいですか」


「あ、私も撫でてもいいですか」


「あ、それ私も」


「わーー、もふもふだーー‼︎」


「それ、俺もいいか」


「あ、それ僕も」…


俺が撫でていたところを見ていたのだろう、テイムの仕方や撫でていいか聞いてくる。クインも嫌がっていなかったから許可した、そん中にアンもいたが気にしなかった


「で、ユウどうしたんだ、急に会いたいだなんて」


「…あ、そうだった。用っていうのはフレンド登録しようと思ってさ」


「フレンド登録か、そういやしてなかったな」


「だろ?だから呼んだんだ。…ほら登録画面が出てきたろ」


ユウが言うと『ユウからフレンド登録の要請がきました許可しますか』ときたので『はい』と打っておく


「よし、これで終わりだな。…てかお前まだ初期防具かよさすがに初期のままのやつなんていないぞ」


言ってくるユウを観ると装備が前回と変わっていた


「そうか?」


「そうだ」


「そうか、だったら新しいを買うか。なぁユウ」


「なんだ」


「この近くに毛皮を扱う店ってあるか」


「うーん、革細工師か…1人いるぞ」


「お、まじか。紹介してくれないか」


「別にいいが一つだけ条件がある」


「条件?」


「ああ、俺もお前のウルフをモフらせろ‼︎」


「(ここにもモフラーが1人いた)俺は別にいいが、クインが嫌がったらやめろよ」


「わかってるって♪」


うわ、語尾がむっちゃ嬉しそうだ


ユウがクインの周りに集まっているプレイヤーの群れに向かうのとすれ違いにアンもこちらに来た、


「シハルさん、フレンド登録をお願いします」


そういや、アンも「もふもふだーー!」って叫んでたけど兄弟揃ってモフラーなのか?


「いいけどさ、前に言っていた『氷結の「早く登録しましょう‼︎」じょ…わかったよ」


また、聞けなかった





商店街


「へぇ〜、こんなところがあったんだな」


「おまえ、街のことあまり知らないだろ」


「…」


「はぁ、そんなんだから装備を新調できないんだよ」


「お兄ちゃん、話はそこらへんで」


「あ、アンちゃんは杖新しいのに変えたんだね」


「はい。ある程度お金が貯まったんで新しいのに買い替えたんです」


「お金か、よくそんなに集まったね」


「「え、」」


「え」


「シハルはギルドに入っていないのか」


「ギルド?木工、調合、弓手は行ったけど」


「「いやいや」」


「は?」


「冒険者ギルドを知らないんですか」


「冒険、者?」


「お前、知らないのかよ当たり前のことだぞ。掲示板とか確認してないのか」


「う、ま、まぁいいだろ。」


目をそらした


「どうせ、狩りや木工のギルドにしか言ってないんだろ」


「宿屋にも行ってるぞ」


「どうせ、それらだけだろ」


「うっ」


「もういいでしょ話は、でお兄ちゃん行く場所ってあそこだよね」


「ああ、俺の知る革細工師はあいつしかいないし」


「腕は確かだからいいんじゃない」


「だな」



話は終わり目的の店の前に着いた


ガルティルの革細工店


そういう看板が飾られていた。その店にユウとアンの2人は入っていくようなのでついて行く


「よう、久し振りだなガル!」


「お久しぶりですガルティアさん」


「お、ユウとアンじゃねーか!久し振りだな、βテスト以来か」


そこにはゴツい体の男がいた


「ん?急にどうしたんだ?先日、防具を新調したばかりだろ」


「ええ、そうなんですがちょっとガルティアさんにお願いがありまして…」


「呼びづらいだろ、別にガルでいいんだが」


「いえ、そういうわけには」


「そうか、そちらが良ければいいんだが」


アンとガルティアのいう男と少し話しをした


「ガル、本題を言いたいんだがいいか」


「おう、いいぜどんとこい」


ようやく本題に入れるようだ


「俺の連れの防具を作ってもらえないか」


「お前の連れだと」


「ああ、β時代の最後に抽選があったろ、あれが当たったから譲ったんだ」


「へぇ〜お前、抽選当たったんだなよかったな。で防具のオーダーメイドか毛皮とかの素材を持っていないか」


こちらに確認をしてきたので


「狼と兎の毛皮があります」


「おお、そうかなら大丈夫だ。今、全部この机の上に出してくれ」


言われた通り出した


「お、おう。結構あるなわかった、これなら一式作れるがどうする」


「値段の方はどうでしょうか」


防具は作れるようなので値段について聞いた


「値段か、作った時に余る素材はこちらが買い取るがいいか」


「ええ」


「なら、3400Gだな」


「…」


「どうしたんだ、黙って」


足りない、金が圧倒的に足りない


「あ〜たぶんこいつ金が無いんだよ」


「なるほど、でもこれぐらいギルドのクエストをしたら稼げるだろ」


「ギルドのクエストの存在を知らなかったんだよ、こいつは」


「なるほど…」


哀れだな、というような顔でこちらを見てくる


「わかった残金を教えろ。その金額で買える防具を作ってやる」


とのことだったので残金を教えると


「それだけなら、アーマーあたりだな。素材の余りはこちらで買い取り、値引きして残りを残金で支払いでいいか」


「はい」


これで依頼することになった


「明日の夜にまた来てくれ」


支払いはその時にすることになった





冒険者ギルド


あの後、ユウとアンに冒険者ギルドの場合を教えてもらい、別れた後そこに向かった。そこでクエストを受けて報酬(金)を得るためだ

冒険者ギルドとは他のギルドの統括であり、各ギルドでの依頼はここでクエストとして出される


そのクエストを見て直ぐに完了できるものを選び受付に行った



0G→1200G(支払いのことを考え残金は0にしている)


採集クエストで蟻蜜と胆管があったので受けた。報酬てこれだけ得られた。今受けているのが


『採取クエスト 薬草の採取』


達成条件 薬草×10


今、薬草は2個だけなので採りに行く



西の森


クインと一緒に薬草集めをしています。夜の森ですがゴブリン単体や2、3匹の群れしか出会っていなかったので良かったです。もちろん、ゴブリンは狩りました


『テイムモンスター「クイン」の種族レベルが上がりました』

『ステータスを2ポイント上げてください』


クインはウルフなので敏捷を上げておく


ステータス

モンスター名:クイン(メス)

種 族:ウルフLV.4

筋 力:8

敏 捷:14(2UP)

器 用:7

知 力:9

生 命 力:6

抵 抗 力:10


森を進んでいると川を見つけた。ちょうど薬草が集まりきった時だったのでご飯を食べることにします


今回も串焼きですが一味違います。なんと〈料理〉スキルを取り、塩を備えておきました。塩はNPCの屋台のおっちゃんに兎の肉と物々交換で貰いました



調理開始です。焼く前までは前回と同じですが今回は事前に塩を振っておき焼き始めました。スキルを取ったおかげかひっくり返すタイミングが少しわかりました。それでできたのが


『食品アイテム 兎肉の串焼き(塩味)品質E+レア度3 空腹値12%回復

丁度よく焼いた兎の肉。塩味が効いている


おお、うまくいった!この調子で行くっていく


『スキル《料理》がレベルアップしました』


合計で18本焼けました。そこにクインが魚を咥えてこちらに来ていました


『素材アイテム 川魚(鮎)』品質Eレア度2

川でよく見られる魚。塩焼きにすると美味い


おお、鮎だ!でかしたぞクイン‼︎よくこんな暗い中で採ったな、ご褒美でこの串焼きをあげよう


思わぬ収穫で喜ぶシハル。クインに焼きたての串焼きを与えた。そこでまた、クインの体をモフる。


残りの串焼きと鮎をバッグにしまい街に戻った




商店街


ガヤガヤ、ザワザワ


夜10時45分が過ぎていた。NPCやプレイヤーが騒いでいて、屋台などの周りで飯を食っている


クエストを終わらせ報酬を受け取る


1200G→1600G



今はクインを預かってもらっている。今更ではあるが周りが送ってくる目線が少しつらいのでしばしのお別れ


なんか寂しいな


前回、物々交換をしてくれたおっちゃんの屋台にいる


「おっちゃん、久し振り」


「おお、坊主か。久し振りだな、前の塩は役に立ったか」


「そりゃあ、とても」


「そうか、それは良かった。で今日はどうした」


「鮎が採れたんで調理してもらおうかなと思いまして」


「ほう、鮎か。よく採れたな、よし調理してやる」


「本当ですか」


「おうともよ、任せな」


「タダじゃ嫌なのでこれを受け取ってください」


兎の肉を取り出し渡した


「別にあらないんだがお前が言うんだったら受け取っておこう」


受け取ってもらい、鮎を調理してもらった。


「できたぞ」


『食品アイテム 鮎の塩焼き』品質Dレア度3空腹値25%回復

丁度良い塩加減で焼かれた鮎。とても美味


おお、うまそうだ


「ありがとうございます」


お礼を言って焼いてもらった4本の塩焼きのうち3本をバッグにしまっておく


「それじゃあこれで」


「いつでもまた来てくれよ」



別れを済ませ街を歩く。さっき焼いてもらった鮎を食べながら


すまんなクイン。先に食べさしてもらうぞ


心の中で謝りながら口に運ぶ


焼かれた鮎の身に丁度良い塩でとても美味い。しばし夢中になっていると視線を感じたため周りにを見渡す


今、見られていたよな……


不思議に思いまた見渡すと、近くの屋台の屋根に黒い猫がこちらを向いているのがわかった


あいつだよな、なんだろ…もしかしてまたこれかな


クインのことを思い出してに持っていた鮎の塩焼きに目をおく。その隙を狙ったのか猫がこちらに襲いかかった


「うわっ、」


急なことだったのでのけぞるシハル。気がつくとてに持っていた筈の塩焼きが猫の口に咥えてられていた

近づこうとしたら路地裏に逃げていった


までこら、折角作って貰ったんだ返せよ‼︎


シハルはその黒い猫を追いかけた


NPCやプレイヤーに何度もぶつかり謝ったり、タチの悪いプレイヤーだったりしたので直ぐに逃げたりと疲れはてていた。挙句、黒い猫を見失ってしまった。このエリアはNPCもプレイヤーの姿が見られないところだった


道に迷ったことに気づいたシハルは悩み一つの結論を出した


よし、探索しよう


一度こういうことをしたかったため、探索することになった。


10分後


店らしき建物を発見した。『らしき』というのも中に入れるようであるだけであり本当はどうなのかがわからないからである

その店(?)の前で悩んでいると


ニ゛ャ゛ーー‼︎


突然の鳴き声に驚き店の中に入ってしまう


「あら、いらっしゃい」


そこには店員らしき女性がいた




ステータス(スキルのみ)

〈弓〉LV.8 〈調教〉LV.1 〈木工〉LV.4 〈錬金術〉LV.1 〈調合〉LV.4 〈鑑定〉LV.3

〈料理〉LV.2



テイムモンスター

ウルフ『クイン』LV.4(メス)

筋力:8

敏捷:14(2UP)

器用:7

知力:9

生命力:6

抵抗力:10


所有スキル

〈嚙みつき〉LV.3〈引っ搔き〉LV.1〈嗅覚〉LV.3


次回投稿は未定です


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