24話
お久しぶりです
誤字・脱字があれば感想の方にお願いします
クリス、マリア、クインを連れ草原で狩をしていた
「マリア!」
マリアに向かってくるウルフに気づき牽制のため矢を放ち叫んだ
「…ん!」
マリアはその意図に気づき短く返事をする。新しく出来た刀を構え飛びかかってくるウルフと相対する。そして
スパンッ!……キン
まさに居合斬り、マリアがウルフの横を通り抜けたと思うとウルフは倒されていた。残心…まるで日本の武士のように刀を鞘に納める
「お疲れ様」
「……!」
そんな、マリアの頭を撫でてあげると照れるように顔を下に向けた
スキル『弓』がレベルアップしました
スキル『気配察知』がレベルアップしました
それから数時間、ラビットとウルフを狩り続けた。前にシハルが釣りをした河原で休憩をとる
『食品アイテム』兎肉の塩焼き 品質Dレア度1空腹値7%回復
ラビットの肉を塩を振りかけ焼いたもの
『食品アイテム 錬金アイテム』狼肉の干し肉 品質Eレア度1空腹値10%回復
狼肉を干したもの(錬金術スキルにより干し時間を短縮)
『食品アイテム』レッドベリージュース 品質Dレア度2空腹値5%回復
レッドベリーの果汁に水、蟻蜜を加え甘くし立てたジュース
スキル「料理」がレベルアップしました
錬金術を使って一品は手を抜いたがあと二品は頑張って作った。もちろんクインにもお肉を上げている
「「〜♪〜〜♫」」
クリスとマリアが揃って料理を鼻歌まじりで食べている
狩を終えた成果がこれだ
レッドベリー×10
薬草×12
兎の肉×13
兎の毛皮×8
狼の肉×9
狼の毛皮×3
石ころ×40
石ころは一度家に戻ったあと試したいことに使うため拾った
街に戻る途中、兎?と出くわした。即座に鑑定で見てみると
『ブレードラビット(事前イベント)』
事前イベント?はてそんなもの発表されてなかったよな……そんなことよりブレードか…、兎の耳に視線を送る
シャッシャッシャッ
「…………」
兎が器用に刃物とかしてる耳を擦り合わせいる
いや、待ってくれ。兎の耳が刃物?おまけに臨戦態勢になってるよなあれ…これもうやった方がいいよな
そこでどうする?とマリアたちに目配りをすると倒しちゃおう!的な視線で返してきた。正直、あんなやつとやり合いたくないんだけどな
「はぁ、わかったやろう」
そう言ってシハルは矢を構え、クリス、マリア、クインをみて頷き、矢を放つ
「クイックショット!」
それに加えスキルの技術を発動し、もう一本の矢を放った
『クイックショット』MP10消費
スキル『弓』で扱える技術、矢を素早く放つことができる
「キュ!」
シハルが放った矢は全てジャンプで避ける切り裂きラビット
「…ん!」
そこに刀を構えたマリアが切り裂きラビットの着地予想地点で構える
それを見た切り裂きラビットも耳をピンッ!と伸ばしマリアに向け迎え撃つ
キィィィィィィン
刃物刃物が擦れ合う音が響く、これで決着がと思ったがアリスが兎に向かって魔法を撃った
「ウィンドアロー!」
風の矢が未だ地面に着地していない兎に突き刺さる
「キュ⁈」
しかし、それでも切り裂きラビットは倒れなかった
「ウォン!」ガブッ
「キュ⁉︎」
アリスからの魔法で怯んだ影響で背後からクインの存在に気付かず攻撃を食らった
切り裂きラビットの首もとを噛み付いたクインはブンブンと獲物を振り回しダメージを負わせやっと倒せた
「ふぅ〜、なんとかなったな」
どすん、とその場に座り込むシハル。戦いとっても1人一人が一回攻撃(俺は当たらなかったけど…)して決まったしな
そう思いつつ、兎を解体しアイテムを確認してみる
『素材アイテム 武器アイテム ナイフ』ラビットナイフ 品質Eレア度3
切り裂きラビットが自身の武器としているナイフ
武器として使えるが持つところがない為もし使った場合自身にもダメージが受ける
効果:使用者に微ダメージ
『運営より』
カオス・ワールド・オンラインをご利用いただきありがとうございます。このメッセージは今あなたが疑問に思っている「事前イベント」についてです。この度はの「事前イベント」は本イベントのデモンストレーションであります。また、この事前イベントモンスターと出会う確率は低確率なっております。
これからもカオス・ワールド・オンラインのご利用をお願い致します
……事前イベントに関してはわかったけど、ラビットナイフ…とりあえず素材として使えるからいいけど、使用者に微ダメージってねぇ?
拾ったアイテムをバックに仕舞い歩き出そうとしたシハルだが
クイクイ
ふと自身の袖を引っ張る存在に気づく。マリアだ
マリアの顔をよく見ると目を少し赤くし泣いていた
「ど、どうしたマリア」
「ご、ごめん、な、さい」
そう言ってスッと出された刀をみて理解する。刀の刃が欠けているのだ、おそらく今までと違う武器だったことと兎の武器の硬度が強かもしれない
そんなことより、大切なものが少し壊れて泣いてるなんて可愛いな全く…そう思いながら泣いているマリアを慰める
「気にするなと言っても気にするよな。けど、この程度なら街ですぐに直せるから大丈夫だぞ」
「ほんとに?」
「ほんと、ほんと」
「やったー!」
そう聞くと泣いてたのが何処へやら、瞬く間に笑顔になるマリア
「あ、そうだマリア」
「なにー?」
マリアはコテンと顔を横に傾け聞く
「この剣っていうか刀使いやすいか?」
「うん!今までのよりとても使いやすい!」
「そうか、それはよかった」
聞きたいことも聞けて満足したシハル
「アリスの杖も作ってやるから待っててくれよ」
アリスにそう言うと「うん!」と可愛らしい声で返してきた
それから街に戻ってきたがマリア、クリスたちは疲れたのかクインの体に乗っている
いったん自宅に戻りログアウト




