それぞれの家族のご紹介。
隆司「皆さん揃いましたな?」
みんなと家族一同「ハーイ」
隆司「ふむ♪元気で宜しい♪」
あの魔王との最終決戦から半年が過ぎた今日父の提案により私達の日頃の成果を家族に披露する事になったんだけど。
清美「何を一人で張り切ってんだか」
妙に浮かれ気味の父を見て私は半ば呆れていた(苦笑)
清美「確かに奥さん方の美形振り見たら浮かれるのもムリ無いか」
私ははあーとため息をついた。
確かに9人の母方8人は全員容姿淡麗 可愛い系から美人系まで選り取りみどり(笑)
清美「でも心配してても始まらないか。今日はお母さんも来てるから頑張ら無いと」
清美の母・輝美「清美~⤴頑張って⤴」
清美「もう♪張り切っちゃって。うん♪頑張るお母さん」
隆司「お前も相変わらず元気よの。」
輝美「だって久しぶりの娘の晴れ舞台だもの♪」
隆司「まあ。そうじゃな♪」
霊子「お父さん。お母さんは?」
清隆「全く今日位弁当は手抜きでも構わないって言ったのだが張り切っちゃっての(苦笑)」
霊子の母・麗美「霊子・あなたご免なさい遅くなっちゃった。」
霊子「うわ~⤴今日はまた一段とスゴい。」
清隆「お前の好きな物沢山入れるんだって言ってたらいつもより一段多くなっての(苦笑)」
霊子「流石に3人でもあんなには食べきれ無いわよ(苦笑)。後で皆さんにお裾分けしなきゃ。」
清隆「そうじゃな。霊子今日は頑張れ」
霊子「うん!頑張るよ。お父さん」
桃子「お父さん・お母さん。こっち、こっち」
桃子の父・一「桃子遅くなってすまんの。お母さん弁当張り切って作っってたらまたの。」
桃子の母・夢子「てへ。また絆創膏増えちゃった。」
桃子「もうお母さん。だから弁当は私が作るって言ったのに。」
一「すまんの。お前一人に家事全般任せ切りじゃから今日位っての。」
夢子「今日は上手く出来た方だよ?ほら」
桃子「うわ~⤴美味しそう♪」
一「今日は頑張れよ桃子」
夢子「頑張って。桃子」
桃子「うん。頑張る」
剣子「お母さん。お父さんは?」
剣子の母・愛美「車入れるのに悪戦苦闘中(苦笑)」
剣子「もう。だからあたしが入れるって言ったのに」
愛美「今日位は俺がって聞かなくて(苦笑)。行って上げて。」
剣子「解った。」
しばらくして二人が戻って来た。
剣子「もうお父さん相変わらず操作音痴なんだから。良くぶつからなかったわね。」
剣子の父・淳司「切り返しが分け解らんくてな(苦笑)。お前が来て助かったよ。」
剣子「私お母さんに似て良かった(笑)。」
淳司「それを言うなよ(苦笑)。」
百合江「お父さん・お母さん。こっち、こっち」
百合江の父・豊「おお百合江すまんの遅くなって。」
百合江の母・静香「私の準備が遅くなったんだからあなたのせいではなくてよ」
豊「もう。そう言う所が大好きなんじゃ。」
静香「もう。あなた。」
百合江「もう朝っぱらからラブラブ何だから。独り身の私にはツラいです(笑)。」
豊「おお(笑)すまんの。百合江、今日は頑張れ」
静香「頑張って。百合江」
百合江「うん♪二人供見てて。」
弥生・月見「お父さん・お母さん。こっちです。」
弥生・月見の父・勉「うむ。今行く。」
弥生・月見の母・京子「あなた、待って。」
四人揃う。
勉・京子「二人供今日は頑張れ」
弥生・月見「承知。今日は気合い充分」
勉・京子「頼もしいの」
ソフィア「お母さん
こっち、こっち」
ソフィアの父・マイケル「ソフィア
私は?」
ソフィア「正直お父さん何てどうでも良いもん」
ソフィアの母・典子「まあまあ
例え事故とは言えお父さんが取り込まなければもしかしたら貴女が取り込まれていたかも知れないのよ?」
ソフィアは思い返していた。そう3年前私は17歳。魔王が襲って来た時戦っていたのは私で有った(苦笑)
でも私が限界を迎え魔王の最終攻撃を受けようとしていた時。庇おうとしたかは定かではないが父・マイケルがよろけながら魔王の前に。そして取り込まれて…
マイケル「あの時は確かにお前を庇おうって気持ちは有ったんだから。」
ソフィア「もう…仕方無いわね。お母さんも母性本能くすぐられた口かしら…」
典子「はは…まあそんな所かな。」
マイケル「そんな、酷い(笑)」
ソフィア・典子「(笑)」
其々の両親との語らいそしてこれから始まる戦いの序章をここの全員が体験する事となる。




