登場人物紹介2
※まだお読みでない場合、少々ネタバレしてしまうかもしれません。
※第二部から登場する人物の紹介です。
◆ユリウス・マイヤー
テオの友人。テオ、ドリスと共にアインシルトに師事していた。現在は王宮付き魔法使い。再びアンゲリキたちが動き出し、オルガ殺害された折に数年ぶりにテオと再会する。
背格好はテオと同じだが、性格は対照的で冷静沈着で知的な優等生といった印象。
◆ドリス
テオの友人。かつてテオと交際していたが、現在は別の人と結婚し子供がいる。テオとの再開後、黒い獣に襲われドリスをかばった夫が死亡。その動揺と混乱から、テオを逆恨みする発言も。
◆オルガ
上品な白髪の老婦人。かつては高名な白魔法の使い手であった。盲目であるが感は鋭く、黒い獣に襲われた際には咄嗟にテオに伝言を放っている。
◆ミハエル・シュミット
インフィニード王国の内大臣。神経質で胃痛持ちの眼鏡男。周囲からは黒竜王の右腕とみられているが、本人には苦役であるようだ。
◆フィリップ
ミリアルド王国の第二王子。フラクシオ王国からの侵攻を恐れ、援軍を求める会談を申し込んだ。が、物別れに終わる。その後インフィニードの王宮に居残り、テオの掘った落とし穴にハマる。
妹の身を深く案じている様子。
◆ユリア
金貸しのシラー娘。行方不明になりシラーが探して欲しいとテオの依頼していた。しかし、実は……。ある交換条件から、テオにミリアルドに送り込まれていた。
◆オーベル
公認魔法使い組合の天気予報部会に所属。以前、テオに勝手に天気をいじられた事を恨んでおり、レオニードのバーで偶然テオと鉢合わせし、即ケンカとなった。その後、黒い獣に襲われる。被害者第一号。