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黒のドラゴンとブロンズ通りの魔法使い  作者: 外宮あくと
第一部 復讐の天使 死の呪い
50/148

登場人物紹介1 ※イラスト有り

※第一部をまだお読みでない場合、少々ネタバレしてしまうかもしれません。

※簡単な予告的な感じで、第二部登場予定の人物紹介もあります。

◆テオ(テオドール・シェーキー)


 ブロンズ通りに住む魔法使いの青年。

 見た目はかなり良く、なかなかのイケメンで陽気で朗らか。しかし、気まぐれで嘘つきで意地が悪く、ウルトラマリンとレモンイエローの極太ストライプのローブを愛するという、最悪のセンスの持ち主。おしゃべりだが、秘密主義で自分のことはあまり語りたがらない。

 王宮付き魔法使いである高名なアインシルトの元弟子であり、かなりの魔力をもっているらしい。また、王と王宮を守るという重要な任務を負っているが、まるで遂行しようとしない。それは黒竜王を嫌っている為のようである。

 そして、過去に左目を魔女に奪われているため、今は魔力が制限されたうえ魔女に通用しない状態にある。


挿絵(By みてみん)

テオ

※つんばらじり子さんからファンイラスト頂きました♪



◆ニコ


 テオと一緒に住んでいる見習い魔法使いの少年。生活能力の無いテオに代わって、家事全般を取り仕切っている。

 いつもテオに振り回されているが、両親を失った際に助けてもらった恩を忘れず、健気にも慕い続けている。

 真面目な性格で、テオを尊敬しいつか彼のような魔法使いになりたい(性格は除く)と思っている。



◆ベイブ


 ゴブリンの少女。テオが迷霧の森で拾ってきた卵から出てきた。呪いをかけられ、四つ目にされている。テオに呪いを解いてもらうことと引き換えに、家事手伝いと魔法の御札づくりをしている。いつもテオと口喧嘩ばかりしているが、次第に彼に惹かれてゆくことに。


挿絵(By みてみん)

テオ、ニコ、ベイブ、デューク

※うさぎサボテンさんからファンイラスト頂きました♪



◆キャット


 黒猫。ベイブがまだ卵の中にいた時に、テオたちと出会う。卵にとても執着していた。その卵から出てきたベイブを慕っている。ニコにもなついている、がテオのことは少々気に入らない様子。

 ネズミを狩るのが得意で、お持ち帰りをする為、テオたちに叱られてる。



◆アインシルト


 王宮付き魔法使い。国一番の魔法使いと称される、白ひげの小柄な老人。テオの師匠。

 魔法使い達からは尊敬の眼差しで見られているが、テオからはゾンザイな扱いを受けている。

 黒竜王に対して絶対的な忠誠を誓っている。



◆リッケン(ムラト・リッケン)


 インフィニード王国の近衛隊の上級大将。黒竜王のクーデターの際には、王に協力して活躍した。

 アインシルトからの呼出を伝えに、ブロンズ通りまでテオを迎えにきた。とても偉い人なのにアインシルトと同様に、テオからタメ口を叩かれている。



◆クレイブ(ヨハン・クレイブ)


 王国公認魔法使い組合代表。テオとは犬猿の仲で、何かとぶつかることが多い。幾度も苦情の手紙を送りつけていて、弟子のフリッツが行方不明になった時にも行き違いで手紙を送ってしまった。その為、テオの殴り込み紛いの訪問を受けてしまう。

 



◆ビオラ


 アインシルトの弟子の1人。金髪グラマラス美女。

 テオが王宮に呼出された際に、アインシルトの命令で彼を捕らえている。その後、時折テオに情報を流している様子。



◆デューク


 テオが使役する精霊。真実の名前をテオに知られて支配を受けている。「デューク」とは、テオが名付けた通り名である。

 貴族然とした様相だが、性格は悪い。主に対しては常に丁寧な物言いをしているが、内容は皮肉やからかいばかり。



◆フリッツ


 クレイブの弟子。本当は良い子なのだが、魔物に取り憑かれていたため、不審な言動をしていた。そして焼死。



◆シラー


 金貸しの男。娘の捜索をテオに依頼している。



◆ジル


 テオの店に薬草を買いにくる、おしゃべり好きの少女。



◆レオニード


 バーテンダーの男。テオの友人。いつもピクシーのレダが彼の肩にとまっている。弟探しをテオに依頼したが、弟は遺体で発見されることに。



◆ベルマン


 ゴーグで農場経営している男。彼の農場が、呪いの人形事件の第二現場となる。危うい状況だったが、テオのおかげで助かった。



◆ジノス


 魔法騎士団の隊長。なんとか活躍したいと奮闘中。向上心あふれる野心家。冥府の王出現の際、果敢に戦うもあまりの敵の強大さに負けを認めて引き下がる。



◆アンゲリキ


 天使の様に愛らしい顔を持つ、悪の魔女。王国に災いをもたらす。

 クーデター前には、王宮の入り込み王妃に成り代わって国王を操ろうとしていたが、ディオニスに気づかれ、やむなく引いた。この事変の際に、テオの左目を奪っている。現在は、双子の弟アンゲロスの完全復活を目論んでいるようである。

 冥府の王を召喚し勝利目前までいったが、ドラゴンとの戦いの際に瀕死の大怪我を負う。




◆アンゲロス


 姉と同じ美しい顔を持つ、炎の魔物。

 長い間封印されていたが、姉アンケリキによって解き放たれ、復讐しようと姉と共に画策している。本来の体を失っている為、黒竜王の体を奪い自分のものにしたいと考えている。




黒竜王ディオニス


 インフィニード王国の現国王。六年前にクーデターを起こし、その後即位した。強い魔力と恐怖で国を統治すると言われている。

 クーデターは、王妃に成り代わっていたアンゲリキを倒すためであった。が、召喚したドラゴンを抑えきれず、町を火の海にしてしまったとみられる。

 黒衣に身を包み、常にマスクを付けているため、醜い素顔を隠しているとの噂がある。

 テオとはなにか因縁めいたものがある様子。

 アンゲリキが動き始めた為、再びドラゴンを召喚し、双子の魔法使いたちそして冥府の王を退けた。



***



第二部 登場予定の主な人物


◇ユリウス・マイヤー


 テオの友人。アインシルトの弟子で、テオとともに修行していた。現在は王宮付き魔法使い。しばらく国を開けていたのが戻ってきた。数年ぶりにテオと再会する。



◇ドリス


 テオの友人。ユリウス、テオと共にアインシルトに師事。現在は人妻。



◇オルガ


 かつては高名な白魔法の使い手。



◇ミハエル・シュミット


 インフィニード王国の内大臣。神経質で胃痛持ちの眼鏡男。



◇フィリップ


 ミリアルドの第二王子。黒竜王に会談を申し込んでくる。


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