新たな人生
この物語はある男の人生が360°変わった話。
年齢も性別も全てが、、、
マサチューセッツ工科大学
メグミ、就職おめでとう!凄いじゃないか、あんな大企業に受かるなんて!!
ありがとスティーブ!今夜家で祝賀会開くんだけど来てくれる?
勿論だよ!メグミは凄いな、マサチューセッツの首席も取ったし。
日本人て賢いのかな?
…そんなことないよ、私はアメリカ人の方が好きよ?
ハハ、またまた、日本人特有の‘‘謙遜’’かい?
もう!スティーブったら!
怒らないでくれよ、素敵なメグミ?
幸せに満ちあふれていた、こんな人生になるなんて、あの時想像もできなかった、、、
私は日本人女性で男性、歳は22歳で52歳、そして今また新たな船出にドキドキしている。
これから綴る物語は私の奇妙な人生である。
1985年広島県で一人の男の子が産まれる、名は岡田 恵 。
小さい時から人見知りでよく引っ越しもしていたので友達もできなかった。
そのまま平凡に小学校へ上がった
ここからが私の人生を狂わしたのだ
小学校に上がり引っ込み思案だった私はなにをされても抵抗しなかった
それがまずかったのだ一部の子たちの悪戯の的になったのだ。
ズボン下ろしから始まり軽い暴行、、この頃から不登校気味になっていった
これが中学に上がるとエスカレートしていく、給食への異物混入、無視、私物の棄損…
そして、完全に学校に行かなくなった そのまま引きこもりになり、高校も行かず、家でアニメ、ゲーム、インターネットをして過ごしていた。
とくにネットでは2chに住み着いていたがネットの中でもイジメられる始末。
そうして25歳になったある日、家庭も崩壊しつつあり、自殺を図る事にきめたのだ
いざ自殺のための準備をするためネットで情報収集していると、
驚く事に自殺志願者で溢れていたこんなに自分と同じ境遇の人がいたなんて、、、
同情が溢れてくる、食い入って見ていると一つの書き込みに目が止まった
助けてください、もう死ぬしかありません
楽な死に方教えてください。
私はギョッとした。
歳は14歳、死にたい、それを見た瞬間自分の中で何かが弾けた。
その子とネットでコンタクトをとり、イジメだということが発覚した。
私はその子と親密に相談にのり励ました。その子も私を信用して頼ってきた
25歳無職のニートだがそんなものは関係ない その子が自殺しないよう全力を注いだ。
所がある日、その子から一通のメールが来た
‘‘もう無理です明日学校で死にます、、、今まで励ましてくれてありがとう、あとゴメンナイ、、、名無しさんへ’’
私の中で糸が切れる音がした、今まで我慢していた感情がドッと押し寄せてくる
どおして、どおしてこの子が死ななければならないのか、誰も止めないのか、 私は出掛ける準備をした、、、一本のナイフを手に。
その子は隣の県でイジメてる奴も組もさり気なく聞き出していた。
後は自分しだい、息を深く吸い込み早朝の列車に乗り込んだ
丁度、昼頃だろうかその子の中学校に辿り着いた
すると校舎3Fで窓から身を乗り出し何か騒いでいる生徒がいる
私は猛ダッシュでその教室に向かってその子を窓から教室に引っ張り込んだ、
間に合った。
彼が自殺しようとした事より25歳の男が急に教室に入って来たことで教室はザワめいている
でも今の私には関係なかった、傍観者の生徒を乱暴に押しのけ、
写メで見せて貰ったイジメの当人たち3人を引っ張り出した。
この状況で震えながら意気がっている3人、そう本当に怒った大人は恐いのだ、次の瞬間、、、
刺した、滅多刺しだ
教室から悲鳴がなり響いた
イジメていた生徒は全員血まみれ瀕死状態 そして教師が何人も来て取り押さえられた。
その時覚悟を決めた私は叫んだ
死ぬな!死なないでくれ‼生きて、、イジメなんかに負けるな!おまえに死なれたら俺はとっても惨めなんだよ‼頼むから…‼
私は涙と鼻水でグチャグチャになりながら警察に引き取られていった
刑期5年
滅多刺しにした3人は死ななかったらしく刑期は5年で済んだらしい、、
刑務所は規則正しく、毎日同じ事の繰り返し、まぁ引きこもりの自分にとっては平常運転だったが…
ようやく刑期を終え釈放され実家に帰ろうとすると刑務官に呼び止められた
どうやら両親は死んだらしい、自殺だそうだ、家も売却されたとのこと。
私は両親への申し訳なさと自分の情けなさにその場に泣き崩れた。
どれくらい経ったろうか、気がつくと一人の青年が目の前に立っていた。
有難う御座います!有難う御座います!!貴方のおかげて、僕は生きています!有難う、、御座います、、
泣きながら私に抱きついて来た。
全ての苦しい感情が消え、私はこの青年に救われた
私はそっか、そっか、良かった。
とうわ言のように繰り返すだけだった。
その後生活保護を受け、職業安定所で仕事を探し始めたが やはり前科があると中々就職が決まらない。
そんな中面白い求人が目に止まった、
薬の臨床実験、新薬の実験です、人類の進歩にあなたが関われる誇らしい仕事です!
報酬100万円
100万円⁉世間知らずの私は直ぐに喰いつきこの仕事を受ける事にした
これが私の人生を奇妙な物にかえたのだ
2015年東京、薬の新薬実験の仕事をしに広島から東京に出て来た
この時30歳。
私はこの100万円を手にし新たな仕事の手掛かりにしようと考えていた
東京宇宙科学研究所
そこに着き、受け付けの人に話した。
どうぞ、お待ちしていました。岡田恵 様 ですね?
親類、御家族 一切ナシ で宜しいでしょうか?
?はい、これといっていませんが…(綺麗な外人さんだぁ、、日本語上手だな…)
はい、では恋人、御友人などは?
…いません。
なんで、こんな事を聞くんだろうか、世間知らずな私は聞かれたくない事を聞かれ、不信に思うよりもイライラしていた。
結構で御座います。ではこちらの書類にサインをして頂いた後あちらの部屋で待機していてください。
…はい。
部屋に大人しくはいった。すると鍵が閉まる音がしてアナウンスが流れた
今回の臨床実験にご協力頂き誠に感謝しております。今回の実験では1週間ほどの時間をとらして頂きます
食事、トイレなどは部屋に全てそなえつけておりますのでご自由に実験が終わるまでお使いください。
そう言ってアナウンスは切れた
どうやら、1週間この部屋に監禁らしい、でも私には失うものはない、、、
じっと待つこと、、どの位たっただろうか、アナウンスが鳴った。
大変長らくお待ち頂きました。只今から臨床実験を行います 係りの者が伺うので指示に従いながら実験を行ってください。
ちょっと緊張してきた、今まで働いた事がないので自分に出来るのかどうか不安になったのだ。
ガチャ
係りの者です。この2粒の薬を飲んでください。
はい。
次に注射をします、力を抜いてください
…安心して下さい、少しチクっとするだけですから。
はい、では実験を終わります。お疲れ様でした
安全のため暫く部屋で休んでいて下さい。
何とも呆気なく終わった。ただこれだけで100万円 世の中には楽な仕事もあるのだと思っていた。
しかし、次の瞬間身体中に鋭い痛みを感じた。今まで感じた事のない痛み 骨が溶ける様な、、
そして私は意識を失った
目が覚めると前と同じ部屋にいたが手足が思う様に動かない
ふと周りを見ると白い医服を着た日本人と外国人がいる、どうやら視野も狭い。
おお、臨床実験成功、ipsΩ細胞は被検体に作用し若返りに成功!
Oh my god. change's girl…
何と!性別が反転している⁉書類は、、岡田恵?あぁ男か‼女に⁉
なんて事だ。
な、あなあにが、おごづだんだ。
!!!!!!!!!!!!!??
何だと喋れる⁉もしや記憶まで…これは…
ここで意識が一旦途絶える
また目が覚めると受け付けの人が上から見下ろしていた。デカイ…
いや、自分が小さくなったのだろう、自分に向けられた鏡で理解した
そう、赤ん坊になった事を。
何が起こったか分からないでしょう?まずは謝っておくわ、ごめんなさい
こんな騙すような事をして…こん後の事は私が責任を持って償うわ科学者としてでなく人として、貴方の親として、、、
彼女は経緯を話し始めた。
刑務所からココに私の情報がすでに来ていてターゲットだったらしい、職業安定所もグルで受け付けの人は科学者で…日本人は第四の人種で可能性があって……あぁ頭かグチャグチャだ…
そして、あの怪しげな注射で赤ん坊の女の子に、、、訳がわからない。
そして今いるココは
アメリカ合衆国ワシントンD.C
アメリカ航空宇宙局 そう、
NASAの本部…
映画の様なシチュエーション、夢なのだろうか、私は静かに目を閉じた。
5year's later
五年後
私はNASAで研究されながら
あの受け付けの科学者ファビアナ・カスバートに育てられ、スクスクと5歳の可愛らしい女の子になっていた。正確には35歳だが…
そして研究材料としても成果を上げていた、まず知能指数の劇的高上IQ500以上…運動能力の向上、筋力、瞬発力、骨にいたるまで今までの人間を遥かに越していた。
この頃にはもう世界中の言語をほぼマスターしていて、格闘武術もスポーツもありとあらゆるものを体得した。
まさに新人類、NASA内部は歓喜に震えていた
そうそう、言い忘れていたが何故NASAなのか?医学の分野ではないのか?
これはNASAの、、いや、人類の新たな進歩の実験
人類火星移住計画の一旦なのだ、宇宙を旅するには膨大な時間がかかる 。 いくら船が速くなっても人間の寿命は短すぎる。
そこで今回の新薬で成長しきった身体を産まれたばかりの状態に戻す。
なお、その時に遺伝子組み替えを行い最高の羅列に組み替える
それにより、火星での過酷な状況での生存率を上げるということだ。
今の所 副作用もなく順調に結果がでている。
メグミ、今日から保育所に通って貰うんだけど、、
ちょ、待ってよファビィ(ファビアナの愛称)
私には必要ないでしょ?学ぶ事なんてもう何もな、、
言ったでしょ?私はあなたの母親、学校に通わせない親はいないでしょ。
それと周りに溶け込むことあんまり目立っちゃ駄目よ?
それじゃ行くわよ子鹿ちゃん。
はぁ、面倒臭い。
ファビィは良くしてくれている、掃除洗濯、食事 本当の母親の様に。
でも、日本で30年間育ってきた記憶がある、正直ファビィの方が歳下だし…歳下の母親、何とも奇怪だ…
まぁそれは さて置き問題は今、
私は昔から子供が苦手なのだ。はぁ、憂鬱だ…
保育所に到着。
このクラスの受け持つキャリーです。よろしくお願いします。
今日からお世話になるカスバートです。
じゃ、ママはお仕事に行ってくるから、困ったらキャリーに頼りなさいね。チュッ!
キャリー、宜しくお願いします。
何とも白々しい、でもキスされちゃった、、初キ、、、
じゃあ、これからお友達が沢山いる所に行くわよ〜!
とーっても楽しい所なんだから!
は、はい!
はーい、みんな、今日からこのクラスにくる新しいお友達を紹介するわ
さぁ、どうぞ入って来て。
は、はい、名前はメグミ・カスバート。年齢は5歳、父は癌で亡くなり、母はNASAの研究者です。日本人とアメリカ人のクオーターです。
あ、クオーターて言っても日本人の方が血が濃くて だから、、、
ちょ、ちょっと待って!メグミは賢い子なのね〜
みんな、メグミは今日からみんなのお友達よ、メグミを褒めて上げましょ?
髪の毛が黒色でキレイー
そうね、綺麗な髪の毛よね
カワイイー
可愛らしいわね
他にはない?
しゃべりかたが、ぼくのパパみたい!
ハハハハハハハハハハハハハッ
くっ、こんな子供達に笑われてる。最悪だ。
そうね、とっつても大人びてるわね。
もういない?
困ったわね、メグミのいい所を褒めてあげられないわ、みんなはどうしたらいいと思う?
メグミと仲良しになる!!!!
そうね、宜しくねメグミ?
は、はいよろしくお願いします?
ふぅ、こいつらなんて素直なんだ。日本とアメリカの教育は違うなぁ
数日後 保育所
はーい、オヤツのじかんよ!みんな集まって〜
今日かはチョコレートケーキよ、でも一つしかないのどうしよう?
ぼく食べたい!
あたしも!!
ジャンケンできめようよ!
じゃあ、ジャンケンで勝った人がケーキをもらえるわよ〜、いい⁉
ジャンケンするひと!
はーーーい!!!!(全員)
じゃ自分は我慢するかな…
ねぇ、メグミはジャンケンしないの?ケーキほしくないの?
欲しいって言わないとチャンスがなくなっちゃうんだよ?
彼女はメアリー、メアリー・パーキンソン。
いくらIQが高くなっても心は5歳のこの子にも劣る、そんなきがして哀しくなった。
はーい!!
私は手を高く挙げチョコレートケーキの権利を訴えた。
おっ、メグミも参戦ね!じゃあ、行くわよジャンケン、、、、
…結果チョコレートケーキはメアリーが勝ち取った。
キャリー!このケーキみんなで分けたらどうかしら?その方がみんなハッピーよ。
それはいいアイディアね、みんな、メアリーがみんなでケーキを分けたらハッピーだそうよ!
メアリー、ありがとう!!(全員)
主張する事と分かち合う事を35歳にして知った今日だった。
そして夕方
遅くなってごめんなさい!キャリー、もう保育所閉まる時間なのに。
ええファビィ、私も保育所も大丈夫よ一人を除いては。
遅い…
え?
遅い!
あ、ご、ごめんメグミ!ママ来るのが遅れちゃって。もう、遅れないから、ねっ?
ナデナデ
帰りの車中
もう保育所には慣れた?
まぁまぁかな。
それにしてもビックリしたわよ、さっきのアナタ本当に5歳児みたいだったわよ?
そして35歳になってもう一つ、今日は母親に始めて甘えた日でもあった。
12year's later
十二年後
2032年アメリカ合衆国ワシントンD.C.
トーマス・ジェファーソン高校
ワシントンにある理系の名門校だ今私はその高校の3年生、この高校は4年制なので卒業まではあと一年ある。
すっかりアメリカの暮らしも、女である事も慣れていた。
この頃NASAの計画も大分進み、地球と火星の間に宇宙基地が完成間直であった。
今の年齢17歳で47歳。見た目は麗若き乙女、自分で言うのもなんだが かなり可愛い、さすが遺伝子いじってるだけはある。
まぁ、中身 オッサンなんだが…
交友関係も好調と言いたい所だが残念ながらイジメられ根性は引き継いでいたようだ。
でも、前と違って私は強くなっている 中身オッサンだし。
事の発端は去年のクラス替えで派手なギャル集団、、いや、ビッチと呼ぼう。
そのビッチがクラスのオタク系の暗いコを標的にイジメ始めたのがきっかけだった。
あれー?ココだけ空気が薄いんですげど!?
宇宙人!あんたが居たからだったの。あんたみたいな暗いのが居るといきができないわよ!
彼女はルース・ホワイト。通称ルーシー
彼女がイジメの主犯格だ。
そんな事いわないでよルーシー、仲良くしましょうよ、、
で彼女がサンドラ・エドワーズ通称サンディ。
何これ!宇宙人の人形?きも〜い、ワタシハ、ウチュウジントトモダチ、ナカヨクシマショ。
アハハハハハハハハハハッ
馬鹿じゃないの!?死ね!
ガラガラ
うううっ、、、うっ、、
はいっ、これ。
えっ、、?
この人形あなたのでしょ?
う、うん、ありがとう…
私はメグミ・カスバート、好きなように呼んでくれて構わないわよ。
……私はサンドラ・エドワーズ …
みんなはサンディーて
あと 宇宙人、、、
そう、サンディ宜しくね。じゃあまた明日会いましょう バイバイ
…バイバイ。
数日後
ちょっと宇宙人!あたし、お昼ご飯忘れちゃったんだ。買って来てくれる?
え?で、でもあたし お金が…
はぁ!?ゴミが口答えしてんじゃねぇよ!!
目障りだからさっさと買って来いって言ってるんだよ‼
目障りならアナタが自分で買いに出ていけばいいでしょう?
!?あんた誰よ?
私はメグミ・カスバート。あなたのクラスメイトよ
そう、そこの宇宙人を庇うの?このあたしにたてつく気?
あなたがサンディにちょっかいを出すならね。
へぇ〜、みんな聞いた?私にたてついたら とうなるか解らせて上げましょ?
三人がかりで襲って来たが私は瞬く間に投げ飛ばしていた。
な、なんなの!?こいつ!
あ!ポール!この女ヤッちゃって!!
おう?任しとけ!へへっ可愛いこちゃーん、コッチへおいで〜
あなたルーシーの彼氏?
まあな、でも、、
バシシシィ(ビンタ)
っつてえな!この尼‼
女に手を挙げるなんて最・底・ね‼
ドゴオオオオッ‼
ポールは私の蹴りで扉を突き破り廊下まで10m位吹っ飛んだ。
あ、あ、あんたこんな事して、先生に言ったら暴行罪で刑務所行きよ!!⁉
暴行罪?あなた達擦り傷一つ付いてないでしょ?
それにそこの彼氏、女に蹴られました、痛いよ〜ママーって泣きつくの?
クソッ‼
覚えてなさいよ!!
タタタタタタタタタッッ
バーイバ〜イ。
メグミ!ありがとう!とってもカッコ良かった‼
今のカラテ⁉ジュウドウ⁉
サンディ、嫌なときはハッキリ言わなきゃダメよ。あなたにも権利があるんだから、、
そうね、、私は臆病で、それに あなたみたいに強くないし…
…まぁ、そんな時もあるわよね。私も昔イジメられてたし…
え!?メグミが!?
あ、いや夢でみた前世でってこと。
メグミ!その話もっとよく聞かせて!私宇宙が凄く好きでそうゆうスピリチュアルな事って
宇宙と通じて、、、、、ect
こうしてサンディと友達になり、ルーシー達とは敵対関係になったのだ。
ある時は私の机に腐ったチーズを入れられ、そのお返しに納豆をルーシーの机に入れたら
すごい見幕で納豆を投げつけて来たから それをキャッチしルーシーの口の中に押し込んだら
そのまま倒れちゃって、、、
先生には日本の食文化を知って欲しかったって言い訳できたけど
ファビィには大分怒られたっけ…
またある時はネット上に私を恥ずかしくコラージュした写真をばら撒こうとして、逆にルーシーの恥ずかしい写真がネット上に散乱。
ふふっ、日本のオタクをなめるなよ?
なんだかんだで高校生活をエンジョイしていたが、
遂にルーシーが越えてはいけない一線を越えてしまったのだ、、
ねぇ宇宙人、あたしらさ あんたやメグミに今まで悪い事したなぁーて。
それで、今日 家で仲直りのパーティしようと思うんだけど来てくれる?
え!?本当⁉ルーシー!良かった、私凄い嬉しい‼
じゃあ、メグミに連絡するね!
まって、メグミにはもう連絡したから、後で来るって、、
じゃ、行こっか。
メグミ宅 近所のスーパー
えっと、ミルクと卵、、ファビィの好きなシャウエッセン…
?宇宙人型ポテトフライ?明日お弁当に入れて行ったらサンディー喜ぶかしら。
(サンディから連絡)(サンディから連絡)
おっと、着信。ピッ
メグミ、ハロ〜?ルーシーよ、これ見える?
縛られたサンディの周りに見知らぬ男達がいる。
何のつもり?もうイタズラじゃ済まないわよ。早くサンディを解放しなさい。
相変わらず冷静ね、いい?学校裏の廃墟ビル屋上よ!急いで来ないと あの宇宙人どうなっても知らないわよ‼! ブチィ
何て事だろう、ルーシーがあそこまで危険なことをしようとは、、完全に読み外れていた、、
サンディ無事でいて…
廃墟ビル屋上
ガチャ
ルーシー!来たわよ、早くサンディを解放しなさい!!
バカねぇ、あんた…あんた達二人共ココでこいつらにヤられるのよ。
で…………その男達は誰なの?
ポールの友達よ、ねぇあんたポールはまだ来ないの?
ポール?誰だそりゃ?
何寝ぼけてんの?あんたポールの友達でしょ?
ポール?、、ポール!あぁポールか!
そおよ、まったく…
あいつなら俺らがボコボコにして捨ててきたぜぇ?
え?
うっひよよよよよょうぅ!今夜は上玉が三人!おい、ついてんなぁ!!
ちょ、ちょっと何いってんの!?ヤダ!こっち来ないでよ‼!
おぉ、日本人か可愛いなぁ こっち来いよかわいがって、、ベキキキイィ!
うわわわあああぁぁ!手が!手があぁぁ!!
相手は六人、NASA秘密の被検体の私があんまり暴れて問題が大きくなったらまずい。
合気道とコマンドサンボで全員の関節を素早く外して、、、
きゃああああああああっ!落ちる!助けてええぇ!
ルーシー!?何であんな所に!!
恐怖の余り逃げ出そうと屋上のフェンスによじ登っていた。
ルーシーはビルの屋上から落ちて行った、これには不良達も焦っている。
私はビルの壁を駆け降りルーシーをキャッチすると そのままビルの壁を駆け上がり不良達の目の前に舞い降りた。
こ、こいつヴァンパイアだ‼
ヤバイ、ズラがるぞ‼!
ダダダダダダダドダドダダッ!
不良達は逃げて行った。
ふぅ、まったく…
ね、ねぇ、メグミあなたヴァンパイアなの…?
私に抱えられたルーシーが恐る恐る聞いてきた。
があああああああああああっ!
きやややあああああつつっ!?
…もう、ヴァンパイアな訳ないでしょ?冗談はよしてよ
ちょっと人より運動神経がいいだけよ…
サンディの縄を解き三人で夜の屋上に寝そべった。
ねぇ、ルーシー今回の事は許されないわ。一つ間違えば、、
ごめんなさい…
ふぅ、一ついいかな、何でサンディを目の敵にするの?
…ズルいから、
え?私ズルい事なんて、、ルーシーは友達も沢山いて、いつもみんなの中心にいて、、
ズルいのよ!みんなの中心にいるのがどれだけ大変だと思ってんの?
ファションに気おつけて、色々情報集めて、好きでもないモテる男を彼氏にして、、何時も怯えて、いつ蹴落とされるかも知れない恐怖に耐えて、、、
でもあんたは始めから一人孤立して誰とも関わらないようにして…ゔっ、うっ、…ズルいのよっ…
ルーシー…ごめんなさい…
何であんたが、、あやまんのよ、、
そうゆう事、はぁ、二人とも弱虫だったって事ね…
酷いよ、メグミ…
だった、だったって言ったでしょ、これから強くなればイイじゃない?
うん、あたしも強くなるよ、メグミ。ありがとう…それから、サンディも…
ルーシー!私のことサンディってやっと呼んでくれた!嬉しい、うん、私もメグミみたいに強くなるよ!
ところでさぁメグミ、あんたが喧嘩で使ってたのってニッポンブジュツてやつ?
ねぇ、あたしにも教えてよ。
あっ!私にも教えて欲しい‼
えーー、面倒臭い。
ちょっとー!教えなさいよ!
教えてー!!
こうして私達は親友になり、本来なら味わえなかった高校生活を送っていった。
3year's later
三年後
2035年アメリカ合衆国マサチューセッツ州ケンブリッジ市
マサチューセッツ工科大学
私は今マサチューセッツ大学2年生で20歳で50歳、oh...50歳のオジサマ、、、はさて置き
あの、世界3位の大学に入学したのだ、まぁ、IQ500以上なんだから当たり前と言えばそうなんだろうが、、感慨深い。
そしてスターバックスでバイトしている、50年間働いたことがない反動からか働いてみたいという衝動に駆られたのだ。
NASAの方は宇宙基地を完成させ、火星への有人飛行を本格的に計画していた
そして その宇宙飛行士は私、メグミ・カスバートだ。まだ内密だが私が大学卒業後 計画が予定されてるらしい。
ともあれ大学は素晴らしく、授業は楽しく、友人達とも楽しく過ごしていた。
そんな中一人の青年と出会った。
ある日の講義中に私はノートを忘れた、物を忘れるなんて生まれ変わってから始めてだった。
ノートが無くても私は全てを暗記しているし問題なかったのだけど始めて何かを忘れたことに動揺していた、、
キミ、大丈夫?僕のノート見る?
そこには青い目の、、、
イケメン………とは言えない太った男がいた。
問題ないわ、全部暗記してるし、出来るから。
へぇ、キミ記憶力イイんだ。ノートは忘れたのに、、、
ちょっとムッとした私は
どうもご親切に、お構いなく
とぶっきら棒に返した。
僕は理学部2年のスティーブ・スミス。
ちょっと、今 授業中よ。話しかけないでくれる?
ちょっとそこ、今は授業中だよ?それとも2人に恋愛の授業でもしてもらおうかな?
ハハハハハハハハ
講義室に笑い声が響く。
授業が終わり急いで退室した、そして校内のベンチに腰掛けふとカバンを見ると、ない、高校最後の日 サンディに貰った宇宙人のストラップが、、
必死に探していると、、、
グレイ、探し物はこれじゃないかい?
あ!それ、、、…ありがう。
グレイ、さっきは悪かったね。今度はきを付けるよ。
変な呼び方で呼ばないで……
??
工学部2年メグミ・カスバートよ。
そっか、宜しく!
速足でその場を後にした。
な、なんだアイツは?昔ネットで知り合ったオタク仲間にそっくりなのに爽やか?私に気があるのか?中身50歳のオッサンに‼
翌日 食堂
やぁ、メグミ。隣いいかい?
別に何処に座ろうとあなたの勝手でしょ。
ねぇ、メグミ 彼誰?
………知らない。
酷いなメグミ。昨日 自己紹介したじゃないか?
あんたね、メグミが困ってるじゃない!!どっか行きなさいよ、このデブサイ、、、
待って!スティーブよね?思い出したわ、今は用事があるから また今度ね?
OK……
まったく、メグミったら優しいんだから…後で付きまとわれたら大変よ?
いい?あんたもメグミに変なちょっかい出したら許さないわよ‼
それからスティーブは私に付きまとい始めた。
メグミ映画に行こう?
メグミ 夕ご飯一緒にどお?
身体は20歳の女だが、自分は男だ、50歳の…スティーブにも困ったものだ。
まぁ、私にとっては ほんの子供が戯れているようなものなんだが…
とある日のスターバックス。
スターバックスでバイトを始め、仕事する事が楽しくなってきていた。
珈琲をいれ、喜んで飲んでる姿を見ると ほのぼのする。
日本での人生では味わえなかったであろう、今の人生にとても感謝しているのだ。
カフェラテとワッフルスコーンを下さい。
はい、ただいま…!スティーブ。あなたこんな所まで…
メグミが作ってくれるなん、楽しみだな!
どうしたものか、このままでは彼がストーカーになってしまうのではと案じた私は少し突き放そうと考えた。
ねぇ、スティーブ?お客様として来て頂くのは嬉しいわ。でも、他のお客様も来るし、その席をずっと占領されても困るの。
あぁ、分かったよ コレ食べたらメグミが終わるまで外で待ってるよ!
外、雨よ?
構わないさ!
はぁ…
彼の屈託のない笑顔に呆れてものが言えなかった。若いなぁ…
そう、お好きに。
今日は夕方までバイトで雨も夕方まで降る、途中で諦めて帰るだろうと思っていた。
夕方バイトが終わり、スティーブの事もすっかり忘れていた。
あ、まだ雨降ってる 傘出して、、と……スティーブ…何してる…の…?
もちろんメグミを待ってたんだよ?
待ってた?あなたズブ濡れじゃない、早く帰って着替えないと風邪ひくわよ?
…はぁ、全く子供ね、こんな事して…
フキフキ
持っていたタオルでスティーブの濡れた頭を拭いた。
ありがとう、メグミと話せて良かったよ。 じゃあまた明日 学校で。
ちょっと、スティーブ、あなたココから家まで近いの?
電車で帰るから大丈夫だよ、ありがとうメグミ。
はぁ、電車でって…スティーブちょっと着いて来て…
ガチャ メグミのアパート。
メグミ、上がっていいの?
玄関まで来てなにいってるの?
そこシャワールームだからサッサとシャワー浴びて来て。
シヤャャャャャャャャャャ
……………………
メグミ、シャワーありがとう。
ほら、乾燥機であなたの服乾かしたから着てきて。
着替えて来たスティーブはソファに座った。
メグミは優しいなぁ、でも男の人を簡単に部屋に上げるのは危ないよ?
コトッ
はい、珈琲。
何言ってるの、あなたがそうさせたんじゃない。
今日みたいな事はしちゃダメ、普通の女の子は怖がるし、あなたも風邪をひいてしまうわよ?
ハハッ、メグミは普通の女の子じゃないのかい?
ええ、私は男より、どんな人間より強いからね。
そんな事はないよ、メグミは可愛いく、か弱い女の子さ 男の力には敵わないんだよ?
そう…スティーブ、私を力でねじ伏せてみなさい。もし、ねじ伏せる事が出来たら何をしてもいいわ
あなたいう事を何でも聞くわ。
ほ、本気で言ってるのかい?キミは無防備すぎる…
じゃあ僕が勝ったら毎日キミの側で僕がキミを守る。
えぇ、ご自由に?
バッ
スティーブが私の両肩を全力で掴んできた。
いいかい?コレが男の力なんだよ!
そう。
私はそう言ってスティーブの腰のベルトを掴み天井にぶつかるほど高く持ち上げた。
ウオわわわわああぁぁ‼‼
どう?スティーブ。
分かった、分かったから!降ろししてくれメグミ!!
き、キミは何者なんだ⁉
あなたと同じ人間よ?
スバラシイ!何てスバラシイんだメグミ!!
⁉
これには流石の私も驚いた
スティーブ、何でそこまで私を気にかけるの?
僕はね 君を見かけた時からキミは他の人と違う、そう思った。
キミは凄く大きな秘密を持ってるって感じたんだ。
‼
マズイ、この人は危険だ 私の秘密に近づこうとしている。そう思いスティーブと離れようと思った時、彼の次の言葉に私は固まった。
……
最初はそう思って近いた、でもキミの近くにいる内にキミの優しさに触れた。
こんな僕がしつこく付きまとったら普通は僕を退ける…でも、キミは避けずに付き合ってくれた。
そう…今はキミの…メグミの心に惹かれたからさ……
ドキンッ!!!!!!
何て一途…他人かからこんな風に想われる事は今までなかった。心臓がドキドキして頭がフワフワする こんな事は50年間で初めてだ。
さ、さ、さ、さぁ、スティーブもう遅いわ、雨が強くなるといけない! 帰ってゆっくり休んだ方がいいわ!!
メグミ??
は、はーい傘 貸して上げるから
じゃあね、また明日〜!
?うん、ありがとう また明日 メグミ!
ドアを閉め真っ赤になった顔を洗面所で洗った。
数ヶ月後 夜
もしもし、ファビィ?
メグミ!元気にしてる?もう、もっと頻繁に連絡しなさい!
大学はどお?うまくやってる?
ケンブリッジの生活には慣れた?
一気に色んな事聞きすぎ!
ええ、うまくやってるわ。凄く忙しいけど 凄く楽しくて充実してるわ。
そう……よかったわ!
それからファビィと色々長電話した。
・・・・・・・・・・・・・でね!・・・・・・・・・それで・・・・・・・・・スティーブったら雨の中・・・・・・・
もう信じられない!・・・・・・
アハハ・・・・・
もう、スティーブの事は分かったわよ!元気でやってるみたいね、安心したわ。
たまにはワシントンに帰ってきなさいよ?スティーブって彼氏、連れて。
ちょ、ちょっと待ってよ!いつ彼氏って言ったのよ!!
はいはい、もう電話代凄いんじゃない?
もう、じゃあ…
あ、待って 最後に伝える事があるの……もう暫くしたらNASAに一回来て貰うわね。詳細はNASAで……
彼氏連れて来るの楽しみにしてるわね〜、じゃあね〜。ブツッ
そんなんじゃ無いっばっ、もう!
……NASAか、すっかり忘れてたなぁ……
1year's later
一年後
私はNASAに呼ばれワシントンに一時戻った。
そこで伝えられた事は火星への有人飛行 決定…
その事だった。
5年の期間で宇宙基地⇨火星探査⇨地球への帰還。
大学卒業と同時に決航…
…ごめんなさいメグミ…本当は行かせたくない…あなたがイヤと言うなら…
言わないで、ファビィ…
でも、私はあなたの人生をメチャクチャにして不幸に…うっ、うっ…
ギュ…
ファビィ?私は貴方に感謝しているわ、何時も私を気にかけ ありったけの愛情を注いでくれた。とても幸せだった…
大好きよ、愛してるわママ…
ええ、えぇ私も愛してるわいとしい私の娘…!ギュウ
そして、大学のあるケンブリッジ市に帰って来た。
卒業まで後 1ヶ月……
保育所からの幼馴染 メアリー。
高校で出来た親友 サンディとルーシー。
そして スティーブ…
この四人には伝えないと。
もしもし、メアリー?うん、久しぶり!うん、来れる?ありがとう、待ってる。
サンディ、ルーシー?うん!久しぶり!ええ、大丈夫?分かった、待ってる。
もしもし、スティーブ?あの、明日 話があるの、うん、じゃあまた明日、おやすみ。
翌日
あ、スティーブ …おはよう。
おはよう!どうしたんだいメグミ?何かあったの…?
私、NASAに就職が決まったの、それでね……
メグミ、就職おめでとう!凄いじゃないか、あんな大企業に受かるなんて!!
ありがとスティーブ…今夜家で祝賀会開くんだけど来てくれる…?
勿論だよ!メグミは凄いな、マサチューセッツの首席も取ったし。
日本人て賢いのかな?
…そんなことないよ、私はアメリカ人の方が好きよ?
ハハ、またまた、日本人特有の‘‘謙遜’’かい?
もう!スティーブったら!
怒らないでくれよ、素敵なメグミ?
そして、パーティの夜…NASAの施設内。
今夜は集まってくれてありがとみんな!
メアリーおめでとー!
本当すごいよメグミ、NASAだなんて!
親友として鼻が高いわ!
ありがと メアリー、サンディ、ルーシー。
メグミ!僕からお祝いの花束…
わぁ、ありがとスティーブ‼
!コホンッ、えー、NASAに就職するにつきまして…就職と同時に火星への5年間に及ぶ有人飛行に抜擢されました!!
!?
それって…
ど、どうゆうことよ⁉
5年間の宇宙旅行!楽しみだわ‼
でも、火星なんて、生きて帰って来れる保証なんて…
そうだよ、危険じゃ…
そんな心配しないで、ちょっと行って帰って来るだけよ!
ち、ちょっとって あんたねー…
バンッ!!!
僕は!僕は‼絶対認めない!酷いじゃないかメグミ、、何で黙ってたんだよ!急にそんな事言われたって受け入れられる訳ないじゃないか!!!
スティーブ…ごめんなさい…
そうよ、今からでも何とか取り止めに出来ないの?
ごめんなさい、それだけは出来ないの。私が自分で決めた事だから…
タタタタタタタタッ!
スティーブ⁉待って!スティーブ‼
タタタタタッ!
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
…はぁ、はぁ、スティーブ…こんな所に居たの…
結局 キミは僕を弄んでた だけだったんだ…
違うわ!
キミは僕の事なんて…
スティーブ!!
やっぱり僕じゃあ、キミとは釣り合わない、、、!!!
チュウッ‼
お願いスティーブ、話を聞いて?
私 、貴方の一途な想いが嬉しい。
ねぇ、覚えてる?私の優しさが、心が好きって言ってくれた事?
私も貴方の優しい心が好き…
あと、私には大きな秘密があるんじゃないかって言ってたわね。
…今回の宇宙飛行が終わって帰って来たら 貴方に全て話すわ、私の秘密…だから約束する、絶対帰って来るって…帰って貴方に私の全てを捧げるって…だからお願い…待ってて、この地球で…私が還ってくるのを!! うっ、ひっく…うう…
!!
…泣かないでメグミ、分かったよ…待ってるよ…でも絶対約束だよ!!還って来るって!
待ってるから、ずっとこの地球で待ってるからね!!
ギユユユウウゥ
…あの〜取り込み中 悪いんだけどもおいいかな?
!!!?い、い、いつからそこに⁉
スティーブ〜、ブチユウゥ〜って所から。
////////もう!何で声かけないの⁉
…声かけろって、ねぇ?
うん、すっごいラブラブだったし…
///////もう信じらんない‼////////
メグミ、アタシらも応援してるから絶対生きて還ってきて、その秘密とやらを教えなさいよ!!
私もメグミの秘密しりたーい!
////もう、分かったわよ!絶対生きて地球に還って来るんだから ちゃんと待っててよね‼
アハハハハハハハハハッ
こうして残り少ない地球での時間が過ぎて行き……
2038年アメリカ合衆国
フロリダ州のケネディ宇宙センター
ついに、人類初の火星探査 有人宇宙飛行が行われる。
これは人間が地球以外の星に初めて降り立つ輝かしい第一歩の幕開け、ここから宇宙進出が始まる。
じゃあねメグミ!
また5年後ね!
まってるよ!!
うん‼
あ、スティーブ!
メグミ、行ってらっしゃい‼
ギユユゥ!
ヒューヒュー!
言ってきます///
…メグミ。
!ファビィ‼ ⁉その人は?
…ふふっ、私の夫になる人よ。
!ファビィおめでとう‼だきっ
幸せにね、、、歳下のママッ‼
ええ、言われなくても幸せにしてるわよ!私の可愛い歳上の娘…
ママを宜しくお願いします。ペコッ
それじゃ、みんな 言って来まーす!!
行ってらっしゃーい!!!!
思えば奇妙な人生、イジメで人生が狂い 堕落していった私が人類の代表として選ばれ
愛し愛され幸せな人生を歩んでいる。そう、私は気付いたのだ自分で自分をイジメていた事に…
だからこれからは自分を めいいっぱい可愛がってあげよう、この命が尽きるまで!
END.....
こうして彼(彼女)の人生は実り多きものになったのでした。