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傷口と、春  作者: 罰歌
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春に、春を、春で

 春に、会えたのなら。

 それは幸せなことでしょう。


 もう覚えてもいないかもしれない、それでも春に会えることが大切なのでした。


 桜も、空も、風も。

 何もかも、大切でしたので。

 何もかも、旬だったので。



 春を、まだ覚えていたのなら。

 あの暖かさを思い出せますか。


 問いかけは春先の氷のように、溶かれ、解かれました。


 ああ。




 春で、また会うことをお祈りします。

 きっと、覚えているのは、私だけでしょう。


 それでも良いのです。



 あなたのこころにも、春が少しでも訪れてくれるのであれば。







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