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たいくつな日常から  作者: 犬鹿
序章
6/9

初めての依頼〈2〉

 あの後村長の家を出てすぐに目的の森へ来ていた。


 「よし、とりあえずオークを探すか。」


 今回は敵が多いからな。久しぶりに魔法を使ってみるか。…お、さっそくオークの集団を発見。数は4体か。


 「ギェゲゲゲゲゲ」


 オークも俺に気づいたみたいだな。よし、まずは……


 「【アースニードル】!!」


 魔法で一気にオーク2体を倒し、そのあとオークが攻撃してくる前に距離を詰めて残り2体を横一線に切り裂いた。


 「ふう、とりあえずは4体だな。討伐した魔物がギルドカードに記録されるのは簡単でいいな。」


 魔物を剥ぎ取るんじゃなくてよかった。ギルドカードを確認した後、俺はすぐさま次のオークを探しに行った。



☆★☆   ★☆★   ☆★☆   ★☆★   ☆★☆   ★☆★   ☆★☆



 

 あのあとオーク達の場所を探していたら、森の奥に集落を見つけた。どうやら以前人間が住んでいた村に住み着いたらしい。【索敵】の魔法を使ってみると、オーク種の数はオーク30体、オークファイター15体、オークメイジ15体、それにオーク・ロード1体の合計61体いるようだ。


 「さて、じゃあオークどもは全て地獄送りだな。」


 そう言い俺は集落に向かって走り出した。


 オークは俺を見つけるとすぐに回りを囲み始めた。…やけに統率がとれているな。


 「ここニ何ヲしニキタ?」


 集落の奥から一体の魔物が姿を現した。……こいつがたぶんオーク・ロードだな。ほかのオークとは体格も違うし何より知能が高い。ここまで話せるなんてな。


 「お前らを殺しに来た。ここにいられると邪魔なんでな。」


 「笑ワせるナ。人間一人ゴときニ我ラがやられルトでも思うカ?」


 「ああ。俺ならお前らごとき全員俺が殺してやる。」


 「言わせテおけバ!!我ガ部下たちヨ、あノ人間ヲ殺スのダ!!」


 さて、戦いの始まりだ!一番厄介なのは魔法で攻撃してくるオークメイジだな。まずオークメイジから倒すか。だが、前にいるオークとオークファイターがじゃまで近づくのは大変そうだな。こんなときは……やっぱり魔法だろ!!


 「いくぞ【ナイトアサシン】!」


 【ナイトアサシン】は魔物の影から闇の刃を出して攻撃する魔法だ。だがオークはオーク、オークメイジはオークメイジと同じ名前の魔物しか攻撃できない。でも使い勝手はいい魔法だ。

 俺は【ナイトアサシン】でオークメイジを全員倒した。


 「おらっ、どんどんいくぜ!」


 魔法を使っている間に接近していたオークとオークファイターに向かって走り出し、剣を使って片っ端から切り裂いていった。


 「さて、残るはお前だけだ。」


 「よくモ我ガ部下たチヲ殺シたナ!!」


 オーク・ロードはそう言うと強大な炎を放ってきた。


 「うわっ、危ねぇ!」


 いきなり魔法を放ってきやがった。それに後ろの森が燃えちゃってるよ!?やばい、早く消さないと。


 「くそっ【ウォーターフォール】」


 俺が魔法で火を消すと、オーク・ロードが後ろから剣で切り付けてきた。


 「さっさト死ぬのダ!!」


 「ふざけんなよてめぇ!後ろから攻撃しやがって」


 もう頭にきた。こいつには強力な魔法を使ってやる。


 「全てを凍らせる絶対の温度よ、その力にて白銀の世界をさらせ!!」


 「何だト!?」


 オーク・ロードがこの魔法が何か気付いたみたいだがもう遅いな。


 「【ブリザード・ワールド】!!」


 魔法を放った瞬間、俺の周りは氷に覆われた。もちろんオーク・ロードも例外なくだ。


 「さて、これですべてのオークどもを討伐したから依頼完了だな。さっさと村長の家に戻るか。」


 そう思って俺は村長の家に向かって歩いて行った。




☆★☆   ★☆★   ☆★☆   ☆★☆   ★☆★   ☆★☆   ★☆★



 「何!?もうオーク・ロードを討伐してきたのか。」


 「ああそうだ。オークぐらい簡単に倒せるといっただろう。」


 「それにしても早すぎるだろう……。まあいい、これでこの村の危機が去ったんだからな!!今日は宴会だな。もちろん、お前にも出てもらうぞ。なにせお前のおかげでこの村は救われたんだ!!」


 なんかめちゃくちゃ感謝されたな。だけどやっぱり感謝されることはうれしいもんだな。……今日くらいは村の人と一緒に楽しむとしよう。俺はそう思い、すでに準備され始めている場所に向かって走っていった。明日になって後悔するとも知らずに………。



☆★☆   ★☆★   ☆★☆   ★☆★   ☆★☆   ★☆★   ☆★☆



 次の日、俺は朝から冷たい水を井戸から引っ張り上げて頭を突っ込んでいた。


 「うぅ~、二日酔いだぁ~。」


 昨日はご馳走を食べているときはよかったんだけど、いきなり村の人から酒を飲まさたところからおかしかったんだ。酒を一杯飲まされてからの記憶がない。


 「なんなんだここの村の人は、いきなりにもほどがあるだろう!」


 つっ…あ、頭に響く。結局俺は出発する時間を1時間遅くしなければいけなくなってしまった。

テスト期間の合間を縫ってなんとか投稿できました。


次回の投稿も遅くなってしまいそうです。

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