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たいくつな日常から  作者: 犬鹿
序章
1/9

プロローグ

他の方の作品を読んでいたら書きたくなって書いてしまいました。

読んでくださるとうれしいです。

 「はあーっ。なにか面白いことおきないかな。」


俺は如月聖也。某高校に通う学生だ。なんでこんなことを言っているのかというと……たいくつだからだ。毎日同じようなことをしながら生きることにたいくつしてしまった。


 「仕方がない。めんどくさいけど高校へ行くか。」


そう思って家のドアを開けると目の前が急に光ってそのまま真っ暗になった………。




★☆★   ☆★☆   ★☆★   ★☆★   ☆★☆   ☆★☆   ★☆★



 

「此処はどこだ!?」


俺は今見知らぬ森の中にいる。それと、ここは俺の住んでいたところとは違う世界、つまり異世界のようだ。ん?なぜそんなことが分かるのかって?それはこの世界には太陽が二つあるんだよ。それと……


 「今俺が狼の群れに追いかけられているからだよー!!!」


 「ワオーーーン!!」


 「うわっ!!こっちにくるなーーー!!」


なんで狼なんかいるんだよ!それに俺はもうかなりの時間を走っているはずなんだが全然疲れない。体力でも上がってるのか?まあだからといって後ろを追っかけてくる10匹くらいの狼をどうこうできるはずもない。


 「ちくしょー、早くどっかいってくれーー!!」




★☆★   ☆★☆   ★☆★   ☆★☆   ★☆★   ☆★☆   ★☆★



 

「はあっはあっはあっ」


 あのあとなんとかあの狼たちをまいて今、洞窟の中にいる。とりあえずこの世界のことを整理しよう。まず、本当に俺のいた世界とは違う世界みたいだ。まあ、太陽が2つあったり狼がいたりするのは俺のいた世界ではありえないからな。あとは………魔法があるらしいってことかな。あの狼が吠えたとき、何かが俺の横を通り過ぎて行って近くにあった木がいきなり倒れたから………俺、あの時危なかったんじゃ(汗)。ま…まあ、でも魔法があるってことはまだ俺もこの世界で生きていけるってことだ。とりあえずはこの森で魔法の練習をするか。なにがあるか分からないからな。まずは、


 「我が手に火よ集まれ、ファイヤー!!」

  

 ………、何も起きないな。なんでだ?イメージしないといけないとかか?たしか火は、酸素が燃えるんだったな。よしっ、これでどうだっ!


 「【我が手に火よ集まれ、ファイヤー】!!」


 ボウっ!


 「でた!?」


 やっぱりイメージが大事だったか。でもこれだと手に火が集まってるだけで攻撃できないな。もう一つくらいできる魔法がほしいな。攻撃できる技は……よし、


 「【我が敵を倒せ、ファイヤーボール】!!」


 ボワッ………ドカーン!!!


 やばっ、森が燃えるっ、えっとこういうときは……


 「【炎を消せ、ウォーターボール】!!」


 ジュワッ………あ、危ねーー。ちゃんと威力抑えないとやばいな。


 「ガルルルル」


 今の音で狼が近づいてきたみたいだな。数は………1匹か。それなら、


 「先手必勝!【我が敵を倒せ、ファイヤーボール】!!」


 「ギャウン」


 「どうだっ」


 煙がだんだん晴れていく………見ると狼が黒焦げで倒れている。まわりへの被害もないし、しっかり威力も調節できたみたいだな。


 「よしっ初勝利「グゥーー」………」


 そういえば朝から何も食べたいないな。これ、食えるのかな?いや、どうせ今空腹で死にそうなんだ。ダメ元で食ってやる………パクっ。


「うまい!?」


 なんだこの美味さ。外はパリっと中はジューシー、しかもほんの少し塩っ気がある。こんなの食ったことないぞ。


 ガサガサ………なんだ?そう思って藪の中をのぞいてみると、そこにはまた狼が寄ってきていた。


 「やばっ」


 すぐにその場から離れた。あ、危ねー。このままじゃ命がいくつあっても足らないぞ。でも楽しいな。よし、この世界で絶対に生き抜いてやる!!!!

週1投稿していきたいと思っています。

次回も読んでくださるとうれしいです。

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