怪奇の目覚まし時計
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:怪奇の目覚まし時計
「う〜、眠れん!」
明日は朝早くから
仕事だと言うのに全く眠れん!
俺は以前、不眠症になったことがあり、
またその状態に舞い戻るのが怖かった。
もし今、不眠症になんかなっちまったら
せっかく決まった職先がパァになる。
俺は精神疾患を患っており、
それが理由で
受給者証を発行してもらい
就労支援施設からやっと
一般の就職先へ決まったところ。
まだ入社して
2〜3ヶ月しか経っておらず、
ここで信頼関係・印象を
思いっきり落としてしまえば
最悪、辞めさせられるかもしれん。
「くっそ〜〜!嫌だなぁ…それだけは嫌だ!」
時間はもう夜中の4時過ぎ。
もうすぐやってくる
8時半には
もう起きてなきゃならないのに…!
と、
俺はつい封印していた
睡眠薬を手に取り
それを一気に飲み干した。
本当は飲みたくない、
今この時間で飲んでしまえば
もし熟睡してしまうと起きれない。
これまでの経験で
それがわかってたので
何とか薬に頼らないように
しようと努めていたのに
それができなかった。
それからやっぱり
ぐっすりと寝た。
起きたとき。
「………ん…」
もう感覚で、寝坊したことがわかる。
その直後、携帯が…
ブゥーンブゥーンブゥーンと鳴り響き、
見ると着信がもう3件!
バッと跳び起き、
すぐ電話に出て思いっきり謝罪!
「すみませんでした!すみませんでした!!」
自宅ワークをさせてもらってる傍ら、
信用関係が第一。
まぁ会社側は
俺の事情をよくわかって
くれていたのもあり、
とりあえず今後は
もう少し注意するように
とだけの勧告で済んだ。
目覚まし時計をセットしていたのに…
とりあえず
手の届かない所に時計を置き、
かなり大きくアラーム音が鳴るから
その音を必ず消しに
起きていたはずなのに
その記憶が全く無い。
仕事に就く前、少し奇妙に思った。
どうしてあんなでかいアラーム音に気づかず
セットのスイッチがオフになっていたのだ?
ジリリリリ!!
以上の爆音で鳴るアラーム音。
目覚ましをセットする
スイッチは時計の横に付いてあり、
上に上げるとON、
下に下げるとOFF。
スイッチはOFFになっている。
悔しさ紛れにも少しおかしいと思い、
俺は時計を手に取った。
そしてスイッチのところを
眺めていると…俺の目の前で、
パチン…!
と言ってスイッチが上に上がり
またパチンと言って
スイッチが勝手に下に下りた。
何にも手を触れていないのに
勝手にスイッチが…
俺は驚いて時計を落とし、
少し後ろにたじろいだ。
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=f1gsiwi8LNY
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
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