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幻 1  作者: 祥雲夕月
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ー知の果てにある自分へー

信念と真理の渇望であれば、

      果たしてどちらが強固であり、人を突き動かすのであろうか。


第一章  無論、信念である

 何を知るか、何を取り込むか、何に影響されるか、何に対して「?」と思うことができるか。何かを信じずには生きられない、まさに「人間」の象徴だ。そして、その欲深さの象徴だ。

「知りたい、叶えたい、認められたい、奪われたくない、消えたくない、生きていたい」

多少ありきたりではあるがこのように思うことは当然である。しかし、自分が自分であるために、自分を見失わないために、時にそれを信じようとするのも当然である。

「知れる、叶えられる、認められる、奪われない、消えない、生きられる」

傲慢なほどにしがみついてくるこれこそ「信念」ではないだろうか。

あきれてしまうほどに当然なことを言っているのは私でもわかる。しかし、それがどれだけ大切なことか。

どれだけ救われるか、そして、どれだけ強固であるか。簡単には知りえないほど深く、悍ましいものだ。

また、人によってこの信念が異なることも大きな要因である。

信じ込む=他者からの意見に干渉しない、されたくない。半ば強引な見栄っ張り。としてもとらえることができるのではないか。自分の中で成立させ、完璧なものにし、それを動かし心を動かす。自分に都合がいい情報を取り込み、そうでなければ見ない。見なかったことにする。他者の意見を知りもしようとせず、取り込もうとせず、影響されることも拒み、それに「?」と感じることもなく、ただその「信念」とあるだけ。そんなのはただ逃げているだけ、自分の信念がありながら、それに自分の自信がついてこない。殻に閉じこもり、目の前の世界に満足している今の私だ。簡単な話、ある人Aさんの正義があったとする。それを私は悪だと決めつける、がAさんからしたら私のほうが悪となる。「正義の反対=悪」というのが成立しない状態、「信念=自信を持てる」が成立しないのだ。ならばどう書き換えられるか。「正義の反対=もう一つの正義・可能性」、「信念=他者を省いたちっぽけな世界」となるのではないだろうか。たとえ、それが長年貫いてきた自分の考えであったとしても、他者相応・時代相応・世界相応・歴史相応に考えれば支障がきたされるのは当たり前のことなのだ。

ではここで、読者の皆様に質問である。

この原稿用紙三枚程度にしかならない個人的な意見に、あなたはどう考えるだろうか。

あなたの「信念」を聞かせてほしい。





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