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ツンしょぼ王子は褒めたい

ツンしょぼもっと増えろー!

私は今、アル様と一緒に授業を受けておりますの。もちろん私達は席が隣同士なので、こっそりと筆談もできてしまうのです。


『リーチェ、お前答えはあってるけど回答欄間違えてるぞ』


『あら、本当。ありがとうございます、アル様。さすがはアル様ですわ』


『俺はこれでも第二王子だからな』


そういいながらもお顔が真っ赤なアル様。照れ屋さんなアル様も萌え萌えキュンですわ!


アル様の萌え萌えキュンなお姿を目に焼き付けた後、答えを直します。


『アル様は本当になんでも出来ますのね』


『もし万が一の場合に備えて完璧な王子でなければならないからな』


そう。アル様は王家のスペア。もし王太子殿下に何かあったときのための替え玉。いついかなる時も完璧でなくてはならないのです。その緊張と圧力でつい親しい周りの人達にはツンしょぼしてしまうアル様。とても可愛らしい…げふんげふん、とても難しいお立場の方なのですわ。


『私、そんなアル様がとても誇らしいですわ』


『そうか。俺もそんなお前が』


途中まで書いて手を止めるアル様。お顔が真っ赤ですわ。なんて可愛らしい…萌え萌えキュンですわ。


『とにかく!これからも俺に相応しい女であれ!』


(あー!なんで俺はこんな言い方しか出来ないんだー!)


『はい、アル様』


しょぼんとしてるアルたま可愛い!いいんですよ!ちゃんと私を褒めようとしてくださったのは伝わっていますわ!でもしょぼんとしているアルたま可愛いですからもっとしょぼんとしてくださってもいいんですのよ!なんならもっとツンツンしてくださいませ!

ヤンデレの次に好きです

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