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いいなずけ!? ~8年振りに幼馴染と再会しました~  作者: 五十嵐 バスク
第二章 部活動!?

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10話 ボランティア部

10話(2章突入)


入学式から2週間。

一年生のほとんどは学校生活に慣れてきて、昼休みに1人で黙々と弁当を食べる人はいなくなっていた。



そして現在、3限の体育で体力測定をしているのだが……



「す、すげぇ……!100越えたぞ…」



隣の涼が女子の20mシャトルランを見ながら呆然としている。

高校一年生の女子のシャトルランの平均は約50回前後らしいが、今走っている最後の2人は男子の平均さえも上回っている。



「はぁ…はぁ……白…鳥…さん……そろそろ…リタイア…したら…?」


「…はぁ……あなた…こそ…もうげ…限…界…なのでは…関本…さん?」



…と茅秋と夏恋が意地だけで走っていた。


2人は2週間前にあの公園で言い争いをして以来、ずっとあんな感じだ。

この前なんて、どっちが俺好みの弁当を作れるかで勝負をし、重箱2個、2人で計12段を1人で食わされそうになった。まあ、その時は流石に無理だと断り、担任も入れてクラス全員で楽しく弁当パーティーしたのだが。




『~110』

その数字がスピーカーから聞こえた途端に2人同時にぶっ倒れた。



「「おおぉぉっ!!」」



見ていた人全員が拍手をした。



「あいつらすげぇな!」


「いや、もはや馬鹿だよ。」



感動する涼にそう返す。




その後、倒れた2人は仲良く保健室に運ばれていった。


4限の終わりに戻ってきたが、茅秋は疲れきってぼーっと放心状態、夏恋は昼休みの間ずっと机に突っ伏して寝ていた。





6限はLHRである。

教室に入ってきた担任が突如、



「お前ら慣れてきたみたいだし、席替えでもするか?」


「「いぇーーい!!」」


「うるせぇ!静かに喜べ!」



それを聞いた皆は大歓喜したが、俺の隣でめちゃくちゃ泣いてる奴がいた。……誰とは言わない。



決め方は勿論くじ引き。次々とくじを引いていき、俺の番になる。

俺の希望は窓側の後ろの方かな…外見たいし。

結果は……お!希望通り窓側の後ろから2番目だ!


席を移動すると、



「やった!悠の後ろだ!」


「なんだよ…悠の前かよ。女子が良かったなー。」



前が涼、後ろが夏恋だった。

気になる茅秋は……夏恋の隣、俺の斜め後ろで嘆いていた。



「うぅ……悠くんの隣が良かった……ぐす…」


「な、斜め前だから良いじゃんか…対して変わらないだろ?」


「全然違うよ!」


「残念ね、白鳥さん。今回は私の勝ちよ!」


「くっ……」



こうして終始騒ぎながら6限終了のチャイムが鳴った。



「お前らー、部活の入部届けの締め切り明日までだからなー!あと、宮原、白鳥。後で職員室に来い。」



そう言って藍先生は教室を後にした。

俺達は顔を見合わせて、



「俺ら何か悪いことしたっけ?」


「うーん、分からない。」



全く呼ばれる理由に心当たりが無いが、とりあえず行くか……。



「失礼します。1年A組 宮原悠です。」


「同じく白鳥茅秋です。藍先生に用があって来ました。」



すると、奥の席にいる藍先生が手招きしていた。



「おー、来たか!こっちこっち!」


「えーっと、なんで俺らは呼ばれたんでしょう…?」


「まあ、そう緊張するな。2人に頼みがあるんだ。」


「「頼み?」」


「あぁ、実は私が顧問をしているボランティア部が部員全員が卒業したせいで廃部の危機なんだ…。そこでいきなりだが、君達に入部して貰いたい!!」


「「え!?」」


「なーに、月に何回かしか依頼が入らないからめちゃくちゃ楽だぞ?」


「でも俺バイトが…」


「活動は週に一回あるかないかだぞ?問題ないだろ?」


「くっ……確かに…」


「わ、私は勉強が…」


「部活をやっていれば内申上がるぞ?」


「うっ…そうですね…」


「よし!決まりだな!よろしく頼むぞ!」


「「はい……」」




こうして、俺達は無理矢理ボランティア部に入部させられたのだった……。

読んで頂きありがとうございました。

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