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閑話~カイト・アルベック~⑥

この話はカイト視点に移ります。

彼がスバル杯へ出場するために移動する所から始まります。

 俺は火星へと向かう。


 相棒はというとエリアスが選ばれた。

 出場選手の組み合わせはランダムである。というのは一般的であるが、そこまでランダム性がある訳じゃない。

 シード選手の位置は当然、ランキングからベスト8の位置は綺麗に配置されている。そこからワイルドカードや予選上がりがどこに入るかも大体決まっている。ワイルドカードの位置が予測付けば、あとはそこに見合ったランキングの選手を出せばいい。


 丁度良くそこに嵌ったのがエリアス・金だった。暴走癖があり、借金が多く、非常に面倒臭い男だが、実力だけは天才と呼ぶにふさわしいものだろう。

 彼には借金返済の為に、暗殺任務をケビンさんから言い遣わされていた。聞けばカジノ居住区(ハビタット)で100万U$(ユニバーサルドル)もの金額をため込んでいたらしい。どうやってそんな借金をためたんだ?

 しかもケビンさんがオーナーをやっている場所でやらかしたとか。それをチャラにする代わりに殺してこいって話だそうだ。


 そして案の定、エリアスと俺のコンビは2回戦で、見事にワイルドカードで出場するフィリップ王子と当たる。

「おいしい仕事だぜ。優勝って言われたらどうしようかと思ったけどよ。予選から上がって来るザコを普通のレースで倒して、2回戦のフィリップをこのDK謹製の殺せる重力光剣(レイブレード)でさっくりやればいいだけだろ?つか、普通にロビーで殺せばいいじゃん」

「護衛がいる可能性がある。逃げるのも大変だろう。合法的に殺した方が逃れられるだろう」

「そうかねぇ。俺の抜き打ちの斬撃が、一介のボディガード風情に止められるとは思わないけどな」

 エリアスはバリバリとポテトチップスを食べ、ウイスキーをダイレクトに飲む。


 こんな不摂生の塊でもレースに出れば鬼のように強いんだから、他の飛行士(レーサー)達も哀れとしか言いようがない。


 俺はシャルル王子がダイモスの大会の貴賓席にいるのを確認し、今回の大会で全く関わらないという事に安堵する。スバル杯は王族が観覧するのは毎年の事だから、奴が来るのではないかと懸念していたが、今回は妹がやって来るらしい。

 まずは第一関門を突破したといった所だろうか。



***



 だが、シャルル王子はいないのは結構だったのだが、予想外の組み合わせになっている事を知る。

 俺達が出場するスバル杯本選が開始される前日、メジャーツアー独特だがレセプションパーティが行われる。


「そういえば対戦相手は誰になってたんだ?」

 宇宙船から降りて、ホテルに入りながらモバイル端末でレースの予定を確認しようとする。

 確か、予選から勝ち上がってきた選手の筈だ。まあ、予選から勝ち上がって来るようなランキングの低い飛行士(レーサー)がエリアスに勝つ可能性は皆無だろう。シードで勝てるかどうかといった所だからだ。

 優勝となるとさすがにエリアスでもきついだろう。1試合だけの戦いならエリアスは優勝者相手でも勝てるだろう。だが、連戦で安定して勝てる程、我慢の強い男ではなく、ちょっと疲れたらやる気をなくす奴だ。

 1回戦の相手が俺達に勝つ可能性は皆無だ。でも、2回戦に向けて万全に勝ち抜くべく1回戦はきっちり勝つ必要がある。


 俺は画面をスライドさせて自分達の対戦相手を見ると…


『エリアス・金 VS レナード・アスター』

 その画面を見た瞬間、俺は体を凍り付かせた。



 レースでフィリップを殺す。

 その為だけにここに来たのに、何故、その前にふさがる相手がお前なんだ!

 ありえない事だ。何故?どうして?


 そういう疑問が大きく湧き上がる。

 レンの経済状況とプロランキングを考慮すれば、出場するはずがない。何をどうすればここに来れるというのだろうか。


 だが……


 ステップアップツアーで上位に行く実力を手にしてるレンならば、メジャーツアーの予選を勝ち抜く可能性はあった。

 それに…………よく考えると、レンはフィロソフィアの頃からシャルル王子と交流があった。今のレンの付けているエールダンジェはワイルドアームズ製のプロ仕様のクリムゾンも、シャルル王子が付けていたものだ。

 まさか、シャルル王子は気付いているのか?


 俺は慌ててレンの状況を調べる。


 だが、どうやらシャルル王子とは関係なく偶然のようだった。

 以前、火星を本社に持つアレスウェアのムーンランドにある支店をスポンサーにレースに出た事があった。

 今回、スバルカップのワイルドカード枠を手に入れたアレスウェアは多くの飛行士(レーサー)に声を掛けて断られ、行き当たったのがレン達だったという。フィロソフィアでシャルル王子に勝った事があると言うのも大きかったらしい。

 そこで予選のワイルドカードにレンが入り込んでしまったという事らしい。



「何てこった。まさか…」

 もう諦めたレースの世界に、初めて自分の意思で人を殺す武器を仕立ててやって来たのに、そこでレンが現れる。

 それとも俺の堕ちた姿を見せつけて貶めようってのか。

 新暦に入り、神の存在が否定されたのに、神の悪戯とでも言いたくなるような巡りあわせだった。

 それとも、これが最後なのだから、最後にかつての親友と戦わせてくれるチャンスでも与えてくれようと言うのか。

 だが、それは余計なお世話だった。



***



 レセプションパーティが開催される。

 セレブが多くいるこのパーティ会場には多くの人間がやって来ている。木を隠すなら森とはよく言ったもので、TPOに適した服装でそこらに立っていれば俺みたいなのが混ざっていても誰もおかしいとは思わないらしい。


 今回、俺のような私怨による参加とは異なり、エリアスはフィリップを殺してこいという明確な任務を受けている。殺したい相手が目の前にいるのに、フライングするなとDKから言われているために、そんなターゲットが目の前にいる状況なんて面白くないからと言い出して、ヘラスの歓楽街へと向かってしまった。


 一回戦対策を施したかったが、余裕綽々で勝てるつもりのようだ。まあ、確かに負ける要素は一切ないのだが。

 確かにレンは強くなっている。だが、それでも俺とエリアスのコンビに勝てる可能性は皆無だろう。レンには点を取るようなこれといった武器が無い。致命的な弱点だ。今の飛行士(レーサー)はこの手の武器の強さが評価になる。それが通じない場合、どうやっても勝てないレース展開になるからだ。


 レンが悪いという訳では無い。レンには特殊な遺伝子が無いから、運動神経もバランスも射撃技術も何もない。あれは練習を積み重ねた飛行士(レーサー)の飛び方だ。見ればわかる。

 だがエリアスは有り余る才能があり、俺とコンビを組んで力を発揮すれば、グレードCのメジャーツアー優勝者レベルなら誰が来ても勝てるレベルにある。

 言ってしまえば才能の差が全てだった。




 俺は立食パーティーなので、皿を受け取って軽く食事をする。

 ただ、レンには会わないように微妙に避けていた。今思えば、エリアス同様不参加にしておけばよかったと思い直す羽目になった。



***



 そんな中、会場がにわかにどよめく。

 多くのセレブたちの視線が一つの場所に向かう。

 この国の次々期国王を目されるフィリップ王子だった。


 青い髪をした端正な顔立ちをした青年だった。何度も画像を見ていた顔だ。遺伝子改造された人間独特の不自然な髪色をしていた。

 この男のせいでレックスや青き地球(ブルー・プラネット)は殺された。だが、エリアスとは異なる理由で、俺もまた会いたくはなかった。

 人間は良い所も悪い所もある。

 レックス達を殺したフィリップ王子という記号であるなら、怒りに任せて手を汚せるだろう。

 だが、会ってしまえばどうしても悪い所だけでなく良い所も見えてしまい、殺すと言う決心が揺らぐ気がしたからだ。


 だがその青年は現れた。その四方を守るように4人の男が警備についており、その近くには老人が2人いる。近くにいる老人たちは国政関係者だろう。


 俺はそこから目をそらして周りを見る。

 そこには憧れの飛行士(レーサー)飛行技師(メカニック)達がたくさんいた。昔だったらサインを貰いに駆け回っていた所だろう。というか、レースに参加するプロ飛行士(レーサー)が、引退した元飛行士(レーサー)にサインを貰うと言うのはありなのだろうか?


 そんなどうでも良い事を考えていると、突然甲高い何かが落ちるような音が響く。


 何事かと思い、音の鳴った方向を見ると、そこには砕けたワイングラスと赤紫色に汚れた絨毯があった。そして、その砕け散ってあるガラス片をを踏みつけるフィリップ王子が立っていた。


「おいおい、何て安物のワインなんだよ。こんな三流品を私に飲ませるつもりか?」


 フィリップ王子は周りに聞かせるように口にする。


「フィリップ殿下。困ります。このような場所で」

 慌てるように小走りでやって来た年配の男はホテルの支配人だった。


「ここはどこで私は誰だ?言ってみろ、支配人」

「そ、それは……る、ルヴェリア王国、フィリップ王子殿下であらせられます」

 頭を下げるホテルの支配人。


「そうだ。私はいずれ王になる男だ。王族に連なる人間がいると言うのに、貴様らはクズ酒やクソみたいな食事を出して恥ずかしいと思わないのか?貴様らの仕事はこの私をもてなす事だろう。ルヴェリア王国民として情けないと思わないのか?」


 フィリップの自尊心が高く、偉そうな男だという評判通りで、目の前のバカはどうやら本物のバカだったようだ。


「恥ずかしいのはフィリップ様です」

 すると足元の方から窘めるように幼い声が響く。

 幼い少女だが頭には火星の象徴である赤い宝石が輝くティアラを頭に乗せている。恐らく、シャルルの妹で、本大会の観覧席に座る事になる王族代表のメリッサ王女だろう。


「俺様に口出しするのはどこのクズかと思えば、フィリニアの遺伝子細工から生まれた無能じゃないか」

「それは関係ないです。ここはレース関係者が顔合わせをする場で、王族を一々もてなすような場所じゃありません。選手として出るなら最低限のルールを守るべきです。大体、この会の主催者を貶める発言は控えるべきです」


 あまりにも当然の正論を小さい子供が、次々期国王に訴える。


「はっ、お前みたいな王族の遺伝子さえまともに継いでいない、ただナターシャ王子妃の胎から生まれただけのガキが王族面してるんじゃねえよ」

「お兄様に何も言えないくせに」

 メリッサ王女は小さなつぶやきが、フィリップの耳に入り一気に逆上させる。

 それは口にしちゃいけない言葉だ。俺はそれが急所となる言葉だったと即座に理解する。


 フィリップは目の前の幼女を思い切り蹴り飛ばした。


「メリッサ王女殿下!」

 お付きの侍女と思しき少女が駆け寄る。


「ちょっと、いくらなんでもひど過ぎるだろう」

 すると近くにいたレンまで慌ててメリッサ王女の前に立ち、相手がだれか分かっているのかいないのか、珍しく喧嘩腰で次々期国王に突っかかるのだった。

 ちょっと目を疑う光景だったが、もうあれから5年近く経つ。

 レンとて変わるのも当然だ。

 だが、即座にレンの顔が『あ、やっちまった』って表情に変わる。


 やっぱりレンだ、アイツ、全然変わってねぇ。


「何がシャルルだ。ちょっと小賢しいだけのクズ風情が調子に乗りやがって。私の方が遥かに優れている事は既に証明されている。『青き地球(ブルー・プラネット)』を壊滅させたのはこの私の手によるものだ。そしてこのエールダンジェでも私の方が優れている事が分かるだろう。ステップアップツアーでコロコロ負ける軟弱なシャルルと、メジャーツアーに参加している私とでは格が違うんだよ。この大会で、私がどれほど優れているか、スバルを冠するこの優勝杯を手にする私こそが火星の王に相応しい遺伝子であることを証明してやる!」

 激しく罵り、己を鼓舞するように怒鳴るフィリップ王子。


「お兄様は自分の偉業を鼻に掛ける、品位のない人間じゃないです」

 青い顔してうずくまったメリッサ王女は、フィリップを下品な人間だと断じる。

 まあ、その通りなのだが、それはあまりにもフィリップの逆鱗を触れる言葉だ。

 フィリップは前に踏み込もうとするのを見て俺は一気に青ざめる。あれは蹲ってる王女の頭を思い切り蹴り飛ばす気だ。

 レンが体でメリッサ王女を守ろうとする。


 それはさすがにやばいだろ!


 俺は慌てて前に出て、フィリップの振り上げた右足の前に、自分の足を差し込んで蹴りを止める。


「おい、火星のパーティーってのは幼女を蹴り飛ばす風習でもあるのか、王子様よ」

 このままだと厄介になりそうだったので、俺が挑発して止めるしかなさそうだ。

 レンは相変わらずのお人よしだった。


「王家の事情に凡俗が絡んでるんじゃねえよ」

 そして俺はこのパーティに出てよかったと思う。

「王家が凡俗のパーティーに一々文句付ける奴に言われたくないな。そんなに嫌ならさっさと消えろ。火星の人間達も王家の面汚しだと恥ずかしい思いをする事だろう」

 何せ、目の前の王子をここで殺してやりたい気持ちだったからだ。

 会って人柄を知って、殺すことを躊躇いたくないと思っていた。だが、むしろやる気を湧かせるとは驚きだ。どうやら本物の阿呆らしい。


「何者だ、テメエ」

 殺気が漏れ出ていたかも知れない。怒りを溜めていたが、俺を見て少し警戒したようだった。


「しがない飛行技師(メカニック)さ。王子殿下とは二回戦で当たる予定だ」

「くっ…そうかい。じゃあ明後日はお前の飛行士(レーサー)がゴミくずのように負ける事になる訳か。クハハハハッ」

 フィリップ王子はひとたび笑い、そしてピタリと笑いを止める。そして、即座に俺から背を向けるのだった。

「興が冷めた。帰るぞ」



***



 周りから人が散り、会場は元に戻ったかのように、歓談の様相に戻る。

 レンが心配したようにメリッサ王女を労わっているが


 俺は周りが全く気付いていないようなのでメリッサ王女の容態を指摘する。

「それはどうでも良い。あばらが折れてるだろう、さっさと医療ポッドのある医務室に連れていけ」

 すると周りのボディガードらしき男達や侍女達が一斉に青ざめる。

 女性使用人の一人がメリッサ王女を抱え上げて足早に去って行くのだった。


 それで本格的に全員が解散して、その場から人がいなくなっていくのだが、俺の近くに2人が残っていた。

 レンとリラ・ミハイロワの二人だった。


「久しぶり…だね」

 レンは懐かしむように俺に尋ねて来る。うっかり同意してしまいそうになるのを止めて、俺はカイトでなくキースである事を自分に戒める。

「………俺はキース・アダムス。君とは初対面だと思ったけど?」

「1回戦の相手って訳だ」

 レンは少し嬉しそうに俺を見る。

「……ステップツアーでコロコロ負けてる奴がこんな舞台に来るとはな」

「前に短期契約してたスポンサーが偶然枠が開いたからどうかって声が掛っただけだけどね。でも予選を勝って……ここに来たよ」

 それは知っている。調べたし、レンのレース結果は常に追っていたからだ。今回は運もあっただろうが、おかしい結果とは思ってない。


 だが、おれとて負けるわけにはいかない。

「精々楽しませろよ。お前ごとき才覚の無い人間が、この世界で生き残れるとは思わないがな」

「勝つよ」

 レン如きが俺に勝てるはずがない。

 ここまでレンが来てくれて嬉しいが、レンの才能の無さは幼い頃から知っている。一緒に世界を目指そうとは言っていたが、レンが俺についてこれる可能性は無いと思ってた。でも、できるだけ先まで二人で一緒に行けたらって思っていた。


 するとレンは隣にいるリラ・ミハイロワを一瞥してから、俺の方へ視線を向ける。

「約束したんだ。世界の頂点に立つって。そんで、俺達みたいな凡人でも頂点に立てるって事を示して、軍用遺伝子保持者(メタリックカラー)が特別な存在じゃないってのを世界中に見せてやる。俺達は世界を変えるんだから」


 俺は、レンの言葉を聞いて心の中で激しい驚きを持つ。

 レンのような一般人の飛行士(レーサー)が世界一になった事は、60年前に飛行技師王キング・オブ・メカニックがこの業界に君臨し始め、そして引退した現在に至っても、軍用遺伝子保持者(メタリックカラー)以外の世界王者は誕生した事が無い。

 確かにワールドトーナメントのような団体戦で世界王者のチームにいた事はある。

 メジャーツアーで優勝する事も年に1度ほどはある。

 だが、世界一となると飛行士(レーサー)だけではなく、飛行技師(メカニック)も含めて皆無だ。


 その2人で世界一を取る?


 確かに………それは世界を変えるだろう。何故、そこまでやろうって言うんだ。軍用遺伝子保持者(メタリックカラー)が特別な存在じゃないって世界中に見せて何が変わると……


 俺はそこで気付いてしまう。

 ウエストガーデンの血の五月テロ事件ブラッディ・メイ・アタックも、俺がウエストガーデンから去る事になったのも、もとはと言えば軍用遺伝子保持者(メタリックカラー)があの土地で差別を受けて、特殊なコミュニティを築いていた事が間接的な原因だった。

 軍用遺伝子保持者(メタリックカラー)が特別な存在じゃないと世界が変わったら、テロも戦争も何もかもの原因が変わる。

 もしも最初からそうであったら、事件そのものが起こらなかった。


 ああ、こいつは……こいつは俺が1人で自分の事ばかり考えて、犯罪者の仲間になって、グルグル考えている間、こいつはそんなとんでもない物を背負って、この戦場に立っていたのか!?


 そう、昔から空気が読めなくて、頑固で、純粋で……ポジティブにバカばかりやっていた。こいつは昔のまま、昔よりも遥かに強くなってここに辿り着いていたんだ。


「ふっ………やれるものならやってみな」


 そうだ。

 レンが俺に勝てるなら、勝って先へ進めるなら、俺はもう飛行技師(メカニック)になれなくても、戦い続けなくても良いのかもしれない。


 俺は、あまりにレンが眩しすぎて、背を向けてこの場から去る事にする。


 そう、これは、この憧れの世界を壊してでも、己の我欲で仲間を殺した奴へ復讐をしに来た、俺の我欲だ。

 だが、レンに止められるなら、何もかも辞めてしまって良いのかもしれない。

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