表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
玄関を開けたら異世界でした  作者: 鈴木寛大
31/34

第4章 5話 仲間集め後半

新たに澤田、長谷川を仲間に入れ、次の仲間を探しに行くアヤト

アヤトはどうなるのか!?

 俺と、長谷川、澤田が次に向かった先は国でも何でもない場所なのだが、すごく栄えた街だった。

 どこの国にも属さないこの街はこの世界の各地から研究者、学者が多く集まってくる不思議な街だ。そして学者、研究者と言うのはあまり土地に名前を付けたがらないのか、この土地には名前が無い。ただ『街』として呼ばれている。

 永本という男。メガネをかけて常に何かを考えているような顔をしているが話すとそこまで小難しい話はしない親しみやすい人だ。

「これから会う人はどんな人だい?」

 やっと語尾から『ニャ』が抜けた澤田が聞いてきた。

「あぁ、彼も転移者なんだけどね、この人とは戦ったことが無いんだ」

「俺も澤田君もアヤトと戦ったというのに珍しいね」

 長谷川も会話に入ってくる。

「そうだね。彼だけは手紙を寄こしてきたんだ。この街からね」

「手紙と??」

 澤田は不思議そうな顔をした。

「そうなんだ。ガラム王国が徐々に同盟国、同盟種族の数を拡大していた時にこの世界中にガラム王国が中心となって世界が変わるという噂が広まったらしいんだけど、その時に手紙が来たんだ。」

 内容は一度この街に来てくれという話だった。

 この世界で中立を貫きたいというのと、研究者をこの街によこしてほしいというのが主な内容だった。

 簡単に言うと中立な立場で様々なことを研究したい。そしてこの世界に残る謎を解きたいということだった。

「そんな手紙を送ってきた彼を樹海に誘ったらついてきてくれるだろうと思ってね」

「確かに!だけど、使える人材なのか?」

「戦ったことは無いということだったけど」

 二人から疑問の声が上がった。

「確かに二人の言う通りなんだけど、観察力や洞察力は中々いいものだったんだよね。一度会った時に感じだよ」

「それは凄いなぁ…元の世界で何かやってたのかな?」

 長谷川の疑問の答えを俺は知らなかった。

「わからないなぁ…本人に会ったら聞いてみたらいいんじゃないか?」

 街に入ると毎度驚かされる。高い建物の数々。

 このほとんどが研究室だったり研究に使う資料をそろえた図書館であったり、学者、研究者が喜びそうな街であった。

「やぁ!遠いところをよく来たね。初めまして、僕が永本ヒロシだよ。アヤトは久しぶりだね」

「初めまして!俺は長谷川ソウタよろしく」

「澤田シュンヤです。こちらこそ初めまして」

「自己紹介は済んだみたいだね。この前手紙を送ったと思うんだけど読んでくれたんだよね?」

「あぁ、読んだ。本当に僕もついて行っていいのかい?」

「うん。ぜひ連れて行きたいね。永本君のその洞察力、観察力はこれからの未知の戦いに役立つと思うんだ。そして永本君自体も研究に役立つと思うんだ」

「僕は研究をしてるというよりは元の世界に帰る手段を探しているだけだよ」

「あぁ、それは俺も同じだ。」

「え!?帰ることができるの!?」

「それは本当??」

「いや、それはまだわからないけどこれから行こうとしている樹海の中に未開の洞窟があるんだ。

 そこに何かしらの手がかりがあるかもしれない。という感じなんだ」

「未開の場所に行くのはワクワクするね。僕も邪魔にならないなら行ってみたいよ」

「永本君が来てくれるなら心強い。もう用意はできているかい?」

「あ、ちょっと待って!僕の住んでる家に寄って行ってよ。僕も準備が最後まで終わってないんだ」

 永本君はそういうと家に案内してくれた。

 この街の不思議なところは研究室や図書館は地上にあるのに、人が住む家などは地下にあり、日光を避けているように思った。まるでドラキュラだ。

 ほとんど何もない家の中に男4人が入ると少し狭さも感じる。

 永本君はお茶を入れてくれた。3人でお茶をすすっているとガサゴソと音がする。準備に手間取っているのだろうか?

 ふと音のする方へ眼をやると何やら赤い液体と黄色の液体の入った試験管を丸底フラスコの中に入れていた。

「な、永本君!?それは準備なのかい?」

「あ、あぁ!ごめん!どうしても気になって!あぁ~~!」

 俺の声にビクっと体を揺らし赤い液体と黄色い液体が勢いよく丸底フラスコの中に入った。

 フラスコの中からシュワシュワと音を出して液体から泡に変わり泡がフラスコからあふれ出した。

「よし、もういい!逃げる!行こう!!」

 と言い急いで荷物を背負いながら永本君は家から走って出て行ってしまった。呆気にとられる俺、澤田、長谷川に

「早く家から出て!泡が体に着くと火傷する!」

 と遠くから永本の声がし、我に返った俺たち3人は急いで家から出た。

「あれはそのままほっといて大丈夫なの?」

 急いで家を出て落ち着いた後に澤田が永本に聞いた

「あ、あぁまぁ何かが燃えたりとかしないしほっといたら蒸発するから大丈夫。誰かが泡に触れたら化学火傷を起こす程度だね。まぁこの街にいるのなら誰かしら助けてくれると思うし大丈夫でしょ」

「そんな適当でいいのか…」

 長谷川の意見には同意だ。

「まぁ大丈夫さ。ホラ」

 と永本が指を刺した。その方向を見るとここの住人が家の中で研究をして失敗しても家から飛び出る程度だったことがよくわかった。

 家から飛び出す者、後片付けをしている者など様々だった。

「あぁ、なるほど。まぁいいならいいか。さて行きますか」

 俺は何か釈然としないが無理やり納得した。

「どこに行くんだい?」

 永本が聞いてきた。

「これからガラム王国に向かいます。ここから歩きとかだと1週間はかかるから魔法でポン!っとね」

 俺は得意気に言い瞬間移動できる黒い円を召喚した。

「この中を進めばそのままガラム王国だ。行こう」


いつもいつも最後まで読んでいただいてありがとうございます…

時間が無く更新する頻度が徐々に徐々に下がっているんですが…

本当に申し訳ないです。

頑張りますので…

頑張りますので…

よろしくお願いします…

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ