初恋の子☆
はじめまして!
lovelyです☆
連載小説は何回か書いたことがあるんですが・・
なかなか続けられなくって・・
でも今回はつづけられるようにがんばりますっ!
応援お願いしますっ!
「ママ・・ママ・・みんなどこにいるの?」
それは9歳のときの夏の夜だった。
「ママに会いたいよ。」
すると横から足音が聞こえてきた。
誰かが近づいてくる音。
怖くなってうずくまって目をつぶって震えながら泣いていた。
「お前どうしたんだ?何でこんなところで泣いてんだよ。」
ふと見上げると同い年くらいの男の子だった。
「うっ・・うっ・・。迷子になちゃったの・・。」
「ほら泣くな。うっとしいんだよ。ほら立て。一緒に探してやる。」
「うん。」
迷子になって泣いていた私にそっと近づいて意地悪だけど手をかしてくれた男の子・・
「ねぇ・・もしかしてあなたも迷子なの?」
「そっそんなんじゃねぇよ。」
「フフフッ・・。」
「なっなに笑ってんだよ。」
「強がちゃって。」
「違うって言ってんだろ。」
たくさん話して。たくさん笑って。すごく楽しかった。
二人で探したけれども結局迷子のままになっていた私達。
「うっ・・うっ・・やっぱり見つからないよっ~。」
「ちょっ。泣くなよ。」
「だって・・・。」
「ずっと会いたくって・・・ずっと君が忘れられない~♪♪♪。」
「何その歌?」
「初恋っていう曲なんだ。いい歌だろ。俺の一番好きな歌だ。」
「うん。すっごくいいよ。私もその歌好きになちゃった。」
「まっ真似すんなよ・・。」
ドーン ドーン ドーン
「うわ~花火きれい~!」
「あむ~あ~む!。」
「あっ!ママたちだ。ママ!」
「あむ!どこに行ってたの。もう心配かけて。」
「ごめんなさい。でもあむ寂しくなかったよ。だってほらあの男の子がずっと一緒に・・・あれ?いない?。」
「何言ってるの?ほら帰るわよ。」
その夜のことは今になっても忘れられない。
ずっとあの男の子が気になって眠れない夜もあった。
「ずっと会いたくって・・・ずっと君が忘れられない~♪♪♪。」
あの男の子は私の初恋の子・・・
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